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競輪

2022/07/19

P-Navi編集部

【サマーナイトフェスティバル】松浦悠士が初の連覇

【サマーナイトフェスティバル】松浦悠士が初の連覇

2022年7月18日 玉野競輪場
第18回サマーナイトフェスティバルG2(最終日)

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前検日 初日 2日目

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新施設の玉野競輪場で13年ぶりのビッグレースとして7月16日から開催された「第18回サマーナイトフェスティバルG2」は、18日に最終日・決勝を迎えた。サマーナイト連覇を賭けて地元地区での初のビッグレースに挑んだ松浦悠士を筆頭に、初日特選から連勝で勝ち上がった新田祐大、ダービーからビッグレースの決勝進出を続ける荒井崇博、ビッグ初出場ながら力強い自力戦を見せる犬伏湧也らが決勝に勝ち進み、大熱戦が展開された。
決勝は、果敢に先行策に出た犬伏の番手を回る松浦悠士が、後続の追い上げをコントロール。最後は岩本俊介とのゴール前の接戦を制した松浦が1着でゴール。サマーナイトフェスティバル史上初の連覇を達成した。地元地区のビッグレースで主役を演じきった松浦は、多くのファンの声援に包まれた。

【最終日・12R=サマーナイトフェスティバル決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/和田健太郎(S1・千葉87期)
4/森田優弥(S1・埼玉113期)
5/荒井崇博(S1・佐賀82期)
6/岩本俊介(S1・千葉94期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/山田英明(S1・佐賀89期)
9/犬伏湧也(S2・徳島119期)

【レース展開】
上昇を開始する中四国ライン

果敢に先行する犬伏湧也選手と松浦悠士選手

最終2センター付近の攻防

松浦悠士選手と岩本俊介選手の大接戦のゴール

誘導以下、1新田-7佐藤、8山田-5荒井、9犬伏-2松浦、4森田、6岩本-3和田で周回を重ねる。まず岩本が上昇して、赤板過ぎに新田を抑えて先頭に立つと、千葉両者を佐賀ラインが追走する。赤板2コーナーから犬伏がスパートして先行態勢に入ると、山田は内から進出して3番手を確保する。単騎の森田も仕掛けていくが、これは不発。犬伏-松浦が主導権を握る中、最終2コーナーから山田が捲りを打ち、さらに外から岩本も捲りで迫る。岩本の動きを察知した松浦は抜け出しを図り、ゴール前は岩本とのマッチレース。これを制して松浦が連覇のゴール。2着に岩本、3着に佐藤が入線した。

【サマーナイトフェスティバル=決勝結果】
2車単2-6 2,930円(12番人気)
3連単2-6-7 18,980円(67番人気)
決まり手:差し-捲り

優勝の喜びを表現する松浦悠士選手
優勝/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績/特3・準1・決1
次走出場予定/オールスター競輪(8月9日~14日)

犬伏君がしっかり頑張ってくれて、その気持ちにしっかり応えようと思いました。犬伏君は残れるように駆けたと思ったので、しっかりワンツーを狙って仕事しようと思っていましたが、3コーナーあたりから失速してきたので、最後は踏ませてもらいました。3回目の連携で、脚力や踏み方なども分かっていたのも、大きかったと思います。
新田(祐大)さんが後ろになったのも分かっていたし、内をあけても(佐藤)慎太郎さんが入ってくる心配もなかったので、ギリギリまで待ちました。岩本さんに最後、飲み込まれなくて良かったです。連覇は嬉しいですし、(清水)裕友と合わせて3連覇。相性の良い大会ですし、普段お世話になっているチャリロトのバンクで優勝できたことが嬉しいですね!
ファン投票も2位に選んでいただいているので、後半戦もその期待に応えるような走りをしっかりと見せていきたいです。
そして賞金王を目指して、精一杯、頑張ります。

先行した犬伏湧也選手を労う松浦悠士選手

優勝した松浦悠士選手と佐藤水菜選手

※最終日の注目選手ピックアップは
次ページに掲載→

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