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競輪

2022/09/18

P-Navi編集部

共同通信社杯G2(3日目)レポート

共同通信社杯G2(3日目)レポート

2022年9月18日 名古屋競輪G2
「第38回共同通信社杯」3日目

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【共同通信社杯G2(3日目)10R=S級準決勝】
1/諸橋愛(S1・新潟79期)
2/中本匠栄(S1・熊本97期)
3/和田真久留(S1・神奈川99期)
4/井上昌己(S1・長崎86期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/島川将貴(S1・徳島109期)
7/吉田拓矢(SS・茨城107期)
8/柏野智典(S1・岡山88期)
9/成田和也(S1・福島88期)

共同通信社杯準決勝10R
打鐘前に吉田が前を抑えて先頭に立ち、ペースを上げていくが、8番手からスパートした島川が、最終HSで吉田を叩いて主導権を奪い返していく。中四国ラインの後位には郡司が続き、郡司は最終2コーナーから捲り発進して、最終BSでは島川をとらえる。神奈川両者が抜け出し、郡司が1着、マークの和田が2着で同県同期のワンツー。吉田が3着入線も内側追い抜きにより失格。島川マークの柏野が3着に繰り上がった。

郡司浩平
1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・二1・準1
G2優勝:2回(19年9月共同通信社杯)
当大会優勝歴:1回(19年9月松阪)
賞金ランク:9位

(島川将貴ラインの)3番手に付いて最終2コーナーあたりで少し休みたかったのですが、そこで仕掛けられているということは、かなり調子が上向いている証拠だと思います。初日より2日目、2日目よりも今日の方が身体も自転車もうまく噛み合っているので、久しぶりに戦えそうな感じがあり、自信をもって決勝に臨めます。
決勝は、自力です。

和田真久留
2着/和田真久留(S1・神奈川99期)
今回成績:一6・二2・準2
G2優勝:0回
G2決勝:初
賞金ランク:26位

郡司(浩平)君と連携するときは、重要な局面で狙われる場面が多いので、そこだけ気をつけていて、脚をためられませんでした。脚の感触は、昨日の方が軽かったですし、上がりタイムも良かったので疲れがある感じでしたが、しっかりケアして明日に備えたいです。
決勝も、郡司君の番手。

柏野智典
3着/柏野智典(S1・岡山88期)
今回成績:一2・二3・準3
G2優勝:0回
G2決勝:3回目(20年3月ウィナーズカップ以来)
当大会の決勝:初
賞金ランク:33位

(島川将貴が)打鐘のタイミングで仕掛けたのは正解だと思います。最終2センターで成田(和也)を牽制したところを、吉田(拓矢)が内に来ると思ったので、あえてあまり牽制せずににいたら、上手くハマりました。ダービーごろから感触が良くなかったのですが、だいぶ体調の整え方がリズム良くできてきて走れるようになりましたね。
決勝は、松浦の番手。

10Rレース結果

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【共同通信社杯G2(3日目)11R=S級準決勝】
1/清水裕友(SS・山口105期)
2/守澤太志(SS・秋田96期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/南修二(S1・大阪88期)
6/森田優弥(S1・埼玉113期)
7/新田祐大(S1・福島90期)
8/内藤秀久(S1・神奈川89期)
9/太田竜馬(S1・徳島109期)

共同通信社杯準決勝11R
上昇した森田優弥が赤板過ぎに誘導後位に入ると、中団は内に新田祐大、外に太田竜馬の並走となる。森田は打鐘でペースを上げて、先行態勢に入っていく。新田と太田の並走は続き、最後方の清水が自力に転じて最終2コーナーから捲り発進。森田マークの平原は後方を牽制しつつ、最終2センター過ぎに番手から抜け出して1着。平原追走の神山が2着で関東ワンツー。接戦の3着争いは内藤秀久が制する。

平原康多
1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:一1・二1・準1
G2優勝:2回(18年9月共同通信社杯)
当大会優勝歴:1回(18年9月高知)
賞金ランク:5位

(森田優弥が)仕掛けたからには、カマシなどを警戒して援護できるようにと思っていました。最終BS過ぎは、森田を残せる感じではなかったので、後ろのカミタク(神山拓弥)と何とかしないといけないという感じでした。脚の感触は、昨日が一番良くなかったのですが、初日の苦しい展開を凌げたのが、かなりプラスに働いているのかなと思います。
決勝は、自力です。

神山拓弥
2着/神山拓弥(S1・栃木91期)
今回成績:一5・二1・準2
G2優勝:1回(09年12月ヤンググランプリ)
当大会の決勝:2回目(13年4月福井以来)
賞金ランク:28位

森田(優弥)君が懸命に頑張ってくれたのと、平原(康多)さんの頑張りにつきます。レース中は、展開を気にする余裕や見えている感じがしたので、自分なりに結構いいと思います。連日、展開が見方してくれているので、出来過ぎな感じです。
決勝は、埼玉両者の3番手です。

内藤秀久
3着/内藤秀久(S1・神奈川89期)
今回成績:一5・二3・準3
G2優勝:0回
G2決勝:2回目(20年7月サマーナイトF以来)
当大会の決勝:初
賞金ランク:50位圏外

名古屋は相性がいいのか、いつも以上の落ち着きとスピードをもらえている感じがします。脚も気持ちも余裕があるので、この状態が続けばワンランク、ツーランク上に行けるのかなという感覚がありますね。脚の感触もすごくいいです。
決勝は、南関東の3番手です。

11Rレース結果
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【共同通信社杯G2(3日目)12R=S級準決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/小倉竜二(S1・徳島77期)
3/眞杉匠(S1・栃木113期)
4/小松崎大地(S1・福島99期)
5/浅井康太(S1・三重90期)
6/坂井洋(S1・栃木115期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/武藤龍生(S1・埼玉98期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

共同通信社杯準決勝12R
眞杉が打鐘過ぎ2コーナーで先頭に立ち、先行態勢に入っていくと、古性は番手で粘る。隊列が短くなったところを、最終HSで松浦が捲りを打ち、最終2コーナー過ぎに眞杉をとらえて先頭を奪取。小松崎も捲りを仕掛けるが、松浦マークの小倉がブロック。あいたスペースを、小松崎マークの佐藤が突くと、直線で松浦を差し切って1着。松浦が2着。直線で3名落車のアクシデントあり、武藤が3着に入線した。

佐藤慎太郎
1着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:一2・二5・準1
G2優勝:2回(05年4月ふるダビ武雄)
当大会優勝歴:1回(04年10月高松)
賞金ランク:4位

(小松崎大地との)2車でしたし、そこまで大きな牽制はないと思っていたので、一瞬ビックリしました。でも、上手く踏み上げられたと思います。身体の仕上がりは、オールスターの時が100なら、今日は80ですね。気持ちで30くらい乗っているので、110くらいにはなっていると思います。
決勝は、位置を決めずに戦います。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・二1・準2
G2優勝:3回(22年7月サマーナイトF)
当大会の決勝:2回目(20年9月伊東以来)
賞金ランク:3位

(打鐘で)古性(優作)君が粘ってくれたから、(最終HSで)仕掛けられた感じですね。坂井(洋)君も脚がありますし、眞杉(匠)君が仕掛ける前に行けば、ラインで決まるかなと思って仕掛けましたが、踏み込んだ感じは重く、あまり上手く仕掛けられなかった印象です。2日目が一番いい手応えでした。
決勝は、自力です。

武藤龍生
3着/武藤龍生(S1・埼玉98期)
今回成績:一4・二3・準3
G2優勝:0回
G2決勝:初
賞金ランク:50位圏外

アクシデントがあっての3着なので、恵まれたという感じです。調子は、今日は脚が軽くなっていたので、日に日に良くなっていと思います。決勝は、平原さんとカミタク(神山拓弥)さんの了解を得て番手です。全力で頑張ります。

※G2優勝の( )は前回G2優勝開催
※G2決勝の( )は前回のG2優出開催、YGP除く
※賞金ランクは9月15日現在

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【共同通信社杯G2(最終日)12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/和田真久留(S1・神奈川99期)
6/柏野智典(S1・岡山88期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/内藤秀久(S1・神奈川89期)
9/武藤龍生(S1・埼玉98期)

注目の並びは
1平原-9武藤-4神山
2松浦-6柏野
3郡司-5和田-8内藤
7佐藤(単騎)

決勝は、平原康多の後ろに武藤龍生が続く埼玉両者に、神山拓弥が並ぶ関東ライン。
松浦悠士と柏野智典が連携する中国2車。
準決勝同様に郡司浩平の番手に和田真久留、その後ろを内藤秀久が結束する神奈川3車。
そして佐藤慎太郎は位置を決めずの単騎戦を選択した。
共に3連勝で勝ち進んだ平原、郡司が先頭を担う2つのラインがどんな作戦でレースを組み立てるのか。
そして位置取りの上手い松浦、単騎の佐藤の作戦は、いかなるものなのか。
グランプリ出場争いにおいても重要なウエイトを占める、激戦の決勝に注目だ。

※3日目の注目選手ピックアップは次ページに掲載中→

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