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競輪

2022/10/19

P-Navi編集部

【寛仁親王牌】注目チャリレンジャーインタビュー

【寛仁親王牌】注目チャリレンジャーインタビュー

2022年10月20日~23日 前橋競輪場
「第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」G1

明日(20日)より前橋競輪場で開幕する、第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント。今回は古性優作選手、松浦悠士選手、郡司浩平選手のS班3名をはじめ、総勢11名のチャリレンジャーが参戦します。今回の前検日は、その中から佐藤友和選手(岩手88期)、堀内俊介選手(神奈川107期)、島川将貴選手(徳島109期)の3選手をピックアップ!近況と開催にかける意気込みをインタビューしました。

※チャリレンジャーとは

※寛仁親王牌(前検日)レポート、日本競輪選手会理事長杯の9選手コメント紹介はこちら

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【注目チャリレンジャー・前検日インタビュー】
【初日・6R=S級一予選】
佐藤友和
まずは勝ちたい気持ちだけ
1番車:佐藤友和(S1・岩手88期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-前半戦と比較すると、後半戦はかなり成績も上昇していると思いますが、ご自身の評価は?
佐藤「前半は失格だったり、落車だったりが続いたので、体を治す方に時間を使っていました。それが春から落ち着いて、さらに6月に弟子の中野慎詞と一緒に走ることがあり、気持ちのスイッチが一本入った感じがしましたね」

-前走の向日町記念から、ここまでは?
佐藤「特に変わらず来ているとは思います。函館G3のあたりからレースも詰まっていて、今回ここに入る前は3週間ほどあいたので、久々にしっかりと練習ができました。コンディション的にも良い状態で入れたと思います」

-前橋バンクとの相性はいかがですか?
佐藤「前橋は難しいバンクですよね。ほとんど展開が勝敗を左右するところなので。好きなバンクではありますが、それよりも展開かなという感じがします」

-通算400勝まで、あと1勝です。
佐藤「400勝を取りに行きたいというより、普通に勝ちたい。もちろん勝てば、400勝になるのですが、まずは勝ちたいという気持ちだけですね」

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【初日・8R=S級一予選】
堀内俊介
盛り上がる神奈川勢の波に乗って
6番車:堀内俊介(S1・神奈川107期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-6月松戸G3で落車して初の鎖骨骨折。8月の岸和田G3から戦列に復帰しましたが、回復具合はいかがですか?
堀内「思っていたよりも、引きずってしまっています。競走得点も、思いっ切り落としました(苦笑)。自分なりにも、思ったように動いていないので、成績がよくないですね。でも、そこが練習を見直すきっかけになればいいなとは思っています」

-復帰してからは積極的なレースが増えているように見えますが。
堀内「そうですね。調子が悪いときは、守りのレースだけだと、調子は戻ってこないと思います。そこは自分のスタイルではないですけど、行けるところでしっかり行ければと。レースでしっかりと出し切りたいので、消極的なレースはしないように心がけています」

-前走の弥彦F1(5着4着6着)から、ここまでは?
堀内「前回は復帰してから一番ひどい成績だったので、けっこう思い切り練習はしてきました。郡司(浩平)や青野(将大)とか神奈川の若手と、良い練習ができているとは思います。鎖骨骨折の影響が完全になくなった時に、今までよりも、もっと強くいられるように。そこを自分でも期待しているところです」

-最近は郡司選手が共同通信社杯を優勝、直前の松山G3では福田知也選手が優勝と神奈川勢の活躍が続いています。そのあたりも刺激に?
堀内「そうですね。今は神奈川全体が盛り上がっている気がします。新人や若い期の子たちも強くなってきているので、それに乗っていって、一緒に強くなって、もっと上位で戦えるように準備していきたいですね」

-現在の調子は?
堀内「ここに向けて強めに練習してきました。久しぶりのG1だったので、本来ならもっと点数も持って、良い状態で臨みたかったですけどね。最近はG1に良い状態で走れていないのですが、出られることには喜びがあります。G1でいつも以上の力を出せるように集中して、頑張りたいと思います」

-前橋バンクとの相性はいかがですか?
堀内「前橋は悪くないですね。でも33バンクだし、後手に回ると厳しいところがあるので、いつも通りのレースをして、相性の良さを自分でも期待して頑張りたいと思います!」

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【初日・5R=S級一予選】
島川将貴
ケガのマイナスイメージは無し
7番車:島川将貴(S1・徳島109期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-7月の弥彦記念で落車して、欠場から9月の共同通信社杯で復帰。ここまで3場所を走って、仕掛けも早い印象ですが、調子はいかがですか?
島川「ケガをしたので、思い切りいく気持ちがあり、いつも以上に積極的に仕掛けられていると思います。あと、自分は今まで28年間を生きてきて、ケガをしたり、体調が悪かったりした時の方が、良い方向に動くことが多くて。だから、ケガをしても、マイナスなイメージがないんです。ケガをした時点で、もう一回練習をして、また違う自分になれる。そして、新しいスタートが切れる。そういう気持ちになるんですよね。だから、逆に思い切って仕掛けられているのだと思います」

-前走の小田原F1からここまでは?
島川「ウエートトレーニングもして、練習はいつも通りです」

-では、現在のコンディションは?
島川「練習は力が入りにくい部分がまだありますけど、レースに関しても、ちょっと波があるので、走ってみないと分からないです。ただ、体調的には問題がないので、あとは少しずつ自転車に慣れていくところかなと思います」

-練習と言えば、島川選手、太田竜馬選手、さらに犬伏湧也選手と、徳島は若手機動型が成長しているイメージがありますが。
島川「充実していますね。太田にしても犬伏にしても、自分より強い。たとえバイク練習ができなくても、バイクが前にいるみたいな感じなんです。練習から自分の脚力以上のものが出せるので、環境は本当に良いと思います」

-今後も楽しみが続きますね。
島川「あとは自分次第ですね。まわりが強くなっているので、自分がどうするか、それで変わってくると思っています」

-前橋バンクのイメージはいかがですか?
島川「今回が3回目なのですが、前橋は壮絶なモガキあいで、速いペースになるイメージなので、自分はあまり得意ではない方ですが……」

-最後に、今開催への意気込みを。
島川「流れ良く仕掛けられているレースが続いているので、展開にもよりますけど、その流れを壊さず、積極的に動いて、いろいろやっていきたいと思っています」

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