【GGPトライアル】鈴木美教選手インタビュー

【ガールズグランプリ2022トライアル/特集】
鈴木美教選手インタビュー
11月22日から6日間の日程で開催されるG1レース「第64回朝日新聞社杯競輪祭」(小倉競輪場)。前半の3日間では年末のガールズグランプリ進出をかけた激戦が繰り広げられる「ガールズグランプリ2022トライアル」が同時開催されます。今回はチャリレンジャーから鈴木美教選手(L1・静岡112期)に直前インタビュー。現在、賞金ランキング10位につけ、逆転でのガールズグランプリ出場を目指す大一番への意気込みをお聞きしました。
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数多くの支えで、落車を乗り越えて__。
編集部「まず今年ここまでの走りは、どのように自己評価していますか?」
鈴木「昨年11月の競輪祭で落車して、ケガをしてしまったので、復帰した今年の初めの方は、自分の思っていたように体が動きませんでした。納得のいくような成績が残せないまま、前半戦は、ごまかしながら走ってきた感じでしたが、夏ごろから徐々に良くなってきて、優勝もできるようになって、ようやく戻ってきた感じはします」
編集部「昨年の落車は鎖骨の粉砕骨折の大ケガでしたよね……」
鈴木「あの時は正直、メンタルに来ていました。こんなに痛い思いをするくらいだったら、もう走りたくない。そう思うくらいに、精神的には落ちていました。でも、周囲の支えがあり、太田美穂をはじめ、同期の選手から連絡をたくさんもらって、何とか復帰することができたという感じでした。あっせんも1月の中旬から1本目が入ったので、そこから走ろうという目標にして、しっかりとリハビリをしていきました」
編集部「太田選手も大ケガを克服して今の活躍がありますし、同期の支えがあったのですね」
鈴木「あの時、もし支えが無かったら、たぶん壁を越えられなかったと思います。あとは、復帰する前までに、トレーナーにもリハビリの仕方をたくさん教えてもらいました。そのリハビリがあったからこそ、早く復帰できましたし、今、結果を残せるようになってきた要因かなと思います」
編集部「競走スタイルも、積極策が増えていましたよね」
鈴木「そうですね。積極的に動くようにしていました。見ている方や、選手もそうだと思いますが、復帰戦からどういう走りをするのかは、すごく見られるところなので、最初の走りから大事にしていました。復帰戦は先行して2着で、車券を買っているお客さんからすれば、1着に来ないといけない立場でしたけど、今後を見据えた走りをする上でも、長い距離を踏んでいましたね。そうやってきたことが、今に繋がっています」
編集部「近況は、だいぶ手応えも掴めてきたということでしょうか?」
鈴木「手応えは、ありますね。今は練習の感じもすごく良いです。あと最近、S級S班の守澤太志選手とCSC(サイクルスポーツセンター)で練習する機会がありまして。周回練習から一緒にやらせてもらったのですが、初めて後ろにも付かせてもらい、とても緊張感のある練習ができました」
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