【四日市競輪G3】浅井康太が地元G3を制す

2023年4月4日 四日市競輪
大阪・関西万博協賛「ベイサイドナイトドリーム」G3(最終日)
※ナイター開催
満開の見ごろも過ぎ、各地で桜の花びらが舞う中、4月1日より4日間の日程で開催された四日市競輪G3「大阪・関西万博協賛 ベイサイドナイトドリーム」が本日、最終日を迎えた。
開催3日目の準決勝では、S級S班の新山響平が圧巻の先行逃げ切りを披露すると、これに触発されるように北日本勢が躍進。成田和也や庄司信弘、ゴール前で鋭く伸びるタテ脚をみせた守澤太志の4名が決勝に進んだ。また、別府のウィナーズカップG2で決勝を走った好調の嘉永泰斗が、グレードレース連続優出で力を発揮した。そして三重県勢からは、地元の絶対的存在である浅井康太が、ただひとり決勝に駒を進め、意地を見せた。
爽やかな夜風の中で行われた決勝は、嘉永の番手を選択した浅井がゴール前の接戦を制して優勝。2021年9月の松阪記念以来、通算31回目のG3優勝を、地元で成し遂げた。
また、第11レースでは同時開催のガールズケイリン決勝が行われ、久米詩が前団のもつれを捲り完全優勝を果たした。
※3日目のレポートはこちら
【四日市競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/中田健太(S2・埼玉99期)
5/成田和也(S1・福島88期)
6/渡辺十夢(S2・福井85期)
7/守澤太志(SS・秋田96期)
8/庄子信弘(S2・宮城84期)
9/諸橋愛(S1・新潟79期)
【レース展開】
誘導以下、2嘉永-1浅井-6渡辺、9諸橋、3新山-(7守澤・4中田)-5成田-8庄子で周回。赤板前から新山が上昇していくと、番手は守澤がキープ。前受けの嘉永は新山を突っ張り、新山は5番手まで下げて、後位は再び守澤と中田で競りとなる。新山は打鐘後に再度スパートするも、後位は離れ、最終2センターでは新山の番手に嘉永が入る。逃げ残りを図る新山だったが、2番手から嘉永が仕掛け、さらに嘉永マークの浅井が外から、単騎の諸橋が新山と嘉永の間を突いて伸びてくる。ゴール前勝負は、外伸びた浅井が差し切り優勝ゴール。2着に嘉永、3着に諸橋が入線した。
【四日市競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単1-2 1,320円(5番人気)
3連単1-2-9 9,300円(37番人気)
決まり手:差し-差し
優勝/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績/特3・二1・準1・決1
次走出場予定/いわき平F1(4月17日~19日)
嬉しいですね。最近は結果が全然出ていなかったので。郡司(浩平)君と古性(優作)君が欠場したのですが、しっかりと地元で勝てたことは、次のステップに繋がると思います。
嘉永(泰斗)君が学生時代に(僕に)サインをもらったことがある話から、この連携は実現しました。嘉永君も気持ちがすごく入っていて、僕もその気持ちにしっかり応えるために、後ろに付かせてもらいました。
地元で勝負と思って、シューズなど試行錯誤して迎えた四日市だったので、気持ちは強くありましたね。
嘉永君にすべて任せて、嘉永君が狙ってくれれば、僕にもチャンスがあると思っていたので。3コーナーを回って、後ろに諸橋さんがいるのが分かっていたので、内に行かれるタイミングを遅らせるために、内を締めてから直線勝負。必死でした。諸橋さんが伸びていましたが、それよりは早くゴールした感覚がありました。
G1も大事ですが、地元G3も大切。勝たないといけない環境で、最善を尽くすことができた4日間だったし、他地区に付くことで結果も出せたので今後の戦いに幅が広がったのかなと思います。その場、その場で考えながら、勝ちにこだわった競輪をやっていきたいと思います。
自分はまだ40歳手前で、まだできると思うので、これからも応援よろしくお願いします。
※同時開催のガールズケイリン結果と、最終日のピックアップレーサーは、次ページをご覧ください!
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