高松宮記念杯競輪G1（4日目）レポート

2023年6月16日　岸和田競輪場
第74回高松宮記念杯競輪G1（4日目）

【今開催レポート】
前検日　初日　2日目　3日目

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【高松宮記念杯競輪（4日目）11R＝白虎賞】
1／脇本雄太（SS・福井94期）
2／犬伏湧也（S1・徳島119期）
3／山田庸平（S1・佐賀94期）
4／香川雄介（S1・香川76期）
5／浅井康太（S1・三重90期）
6／伊藤颯馬（S1・沖縄115期）
7／稲川翔（S1・大阪90期）
8／東口善朋（S1・和歌山85期）
9／松浦悠士（SS・広島98期）

■レース展開

隊列は最終的に誘導以下、1脇本－7稲川－8東口、5浅井、2犬伏－9松浦－4香川、6伊藤－3山田で周回。まず伊藤が犬伏の横まで上昇して、赤板を通過。伊藤は赤板2コーナーから仕掛け、打鐘後に脇本をかわして先頭に立つ。打鐘から犬伏もスパートして、最終HS過ぎに伊藤を叩き、中国四国ラインが主導権を握っていく。6番手になった脇本は最終2コーナー付近から捲り発進すると、大外を好スピードで中四国ラインに迫る。犬伏マークの松浦がけん制をいれるものの、脇本が捲り切って1着ゴール。2着に松浦、脇本マークの稲川が3着に入線した。

【高松宮記念杯競輪（4日目）11R＝白虎賞結果】
2車単1-9　640円（2番人気）
3連単1-9-7　2,940円（6番人気）

1着／脇本雄太（SS・福井94期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）
「今日は展開を作っていこうと思っていたので、それはうまくいって良かったです。踏んだ感じは、全く余裕がなかったですね。松浦君もペースがあまりに速かったので、振る余裕がなかったと思うし、僕自身も体が当たっていたら、止まっていたと思います。それくらいハイピッチのレースでしたね。勝ちたい欲もあるし、気持ちは入っています。明日も近畿3人で決められるように、自力で頑張ります」

2着／松浦悠士（SS・広島98期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）
「中団から相手次第という感じ。想定外の展開にはなりましたね。（犬伏が）かなりいいダッシュでしたが、しっかり付いていけたので良かったと思います。脇本さんが来たのは見えていましたが、なかなか横まで来なくて。来たと思ったらイエローラインの付近だったので、あそこを走られては、どうにもならなかったですね。脇本さんも強すぎるし、犬伏君も強すぎて、少し自信喪失気味です（苦笑）」

3着／稲川翔（S1・大阪90期）
「ワッキー（脇本雄太）も相手のラインに警戒されて、最近は思うようにレースできていなかったのですが、ワッキー自身が考えて走ってくれました。でも、休むところがなかったので、苦しかったです。最後に松浦（悠士）君を抜けたらよかったですけど、脚が残っていなかったですね。高いレベルで戦えてはいますが、勝ち切れていないし、もうちょっと何かあるのではないかと思って、明日を迎えたいと思います」

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【高松宮記念杯競輪（4日目）12R＝青龍賞】
1／平原康多（SS・埼玉87期）
2／和田圭（S1・宮城92期）
3／郡司浩平（SS・神奈川99期）
4／松井宏佑（S1・神奈川113期）
5／新田祐大（SS・福島90期）
6／杉森輝大（S1・茨城103期）
7／佐藤慎太郎（SS・福島78期）
8／坂井洋（S1・栃木115期）
9／成田和也（S1・福島88期）

■レース展開

誘導以下、8坂井－1平原－6杉森、4松井－3郡司、5新田－7佐藤－9成田－2和田で周回。まず新田が上昇すると、前受けの坂井は突っ張っていく。新田は中団まで引いて外並走になり、打鐘を通過。坂井は最終HS前からペースを上げて、先行態勢に入っていく。外並走の新田は最終1コーナーから捲りを打ち、関東ラインをとらえにかかる。坂井マークの平原はけん制しつつ、番手から踏み出すも、新田が最終3コーナー付近で先頭に立ったところで、平原、杉森が落車。新田追走の佐藤が直線で差し脚を伸ばして1着。北日本ライン3番手から成田和也も詰め寄り2着で福島ワンツー。3着入線の新田だったが、外帯線内進入により失格。松井宏佑が3着に繰り上がった。

【高松宮記念杯競輪（4日目）12R＝青龍賞結果】
2車単7-9　1,270円（5番人気）
3連単7-9-4　32,340円（101番人気）

1着／佐藤慎太郎（SS・福島78期）
「新田（祐大）が外並走から落ち着いて仕掛けてくれて、全部やってくれた、新田のおかげですね。俺は付いていって、かわしただけ。一緒に勝ち上がりたかったけど、失格は残念。身体も動いているし、余裕もあるので、問題なし。（準決勝も）しっかり1着を目指して走るだけです」

2着／成田和也（S1・福島88期）
「新田（祐大）の3番手なので、しっかりまずは追走してという感じでした。新田がどこで踏み出すかタイミングが分からなかったし、慎太郎さんの動きも見てと思っていました。落車は何とか避けられましたし、反応も悪くないので、良い感じだと思います。決勝を目指して頑張るだけですね」

3着／松井宏佑（S1・神奈川113期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）
「前か後ろからの作戦を考えていましたが、スタートで中団取れたので。ラインの動きを見て、思い切って先行を考えていましたが、前が突っ張ったので、内に閉じ込められましたが、そこで引かずに勝負しました。今日は自力を出していないですが、落車を避けてちょっと危なかったですが、前を詰められたので良かったと思います。勝ち上がり厳しいですけど、自分ができることを精一杯、頑張りたいです」

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