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競輪

2023/09/25

P-Navi編集部

松阪競輪G3(準決勝)レポート

松阪競輪G3(準決勝)レポート

2023年9月25日 松阪競輪
開設73周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」G3(3日目)

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【松阪競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
松阪競輪開設73周年記念蒲生氏郷杯王座競輪G310RS級準決勝
後続からの仕掛け無く、前受けの長尾拳太がそのまま先行態勢に入っていく。4番手に菅田壱道、6番手に吉田有希、8番手に渡邉豪大の隊列で打鐘通過。長尾マークの皿屋は、車間をあけて後続を警戒すると、最終2コーナー過ぎから捲りで抜け出していく。皿屋マークの浅井康太が差し脚を伸ばして1着。中部ラインを追走した菅田が2着、皿屋が3着に入線した。

浅井康太
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:32回(23年6月大垣)

吉田(有希)君と渡邉(豪大)君が仕掛けて来なかったのは展開が向いたかなと思います。長尾(拳太)君が落ち着いていい具合で駆けてくれました。最後の伸び自体も悪くないことを実感したので、初日、2日目よりも感触は良かったと感じています。

決勝は、自力です。

菅田壱道
2着/菅田壱道(S1・宮城91期)
今回成績:特7・二3・準2
G3優勝:4回(22年7月福井)

中部ラインの後ろからの組み立てを考えていました。(ゴール前)浅井(康太)さんを交わしたかなと思ったのですが。(自転車の)伸びは悪くないのですが、調整するところがあるのかなと思いますが、浅井さんがサラ脚の状態で迫れたので、調子自体は悪くないのかなと思います。

決勝は、(新田祐大の)前です。自力。

皿屋豊
3着/皿屋豊(S1・三重111期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(23年2月奈良以来)

ソワソワし過ぎて、僕が一番脚を使いましたね。打鐘から車間を切っていたので、練習みたいでした。3着に残れて良かったです。2人勝ち上がれたので、本当に長尾(拳太)君のおかげです。調子の悪い中、連日ラインに助けられていると感じています。今日よりも明日は良くなると思うので、明日も一生懸命、頑張ります。昨年は絶好調で臨みましたが、今年は調子が悪い中、決勝に来られたのでビックリ。昨年のリベンジとして、しっかり自分の競走をしたいと思います。

決勝は、浅井(康太)君の番手。

10Rレース結果

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【松阪競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
松阪競輪開設73周年記念蒲生氏郷杯王座競輪G311RS級準決勝
まず野口裕史が上昇を試みると、中団の大石崇晴も合わせて上昇の構え。野口は赤板を目掛けて、大外から一気に叩いて主導権取りに出る。野口の先行で、中団に山田庸平、大石は7番手の態勢となる。郡司は車間をあけて、野口をガード。最終3コーナー付近から4番手の山田が捲りを打つと、郡司をかわして1着ゴール。山田マークの中村圭志が2着で九州ワンツー。郡司が3着に入線した。

山田庸平
1着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特9・二3・準1
G3優勝:2回(23年3月松山)

(郡司浩平が)車間を空けるのは分かっていたので、早めに仕掛けないと展開が難しくなると思ったのですが、野口(裕史)さんの調子がいいので、ためて仕掛けました。ラスト1周のホームではキツかったです。最近、自力で動いていないし、今の調子の割には、踏み出した時の自転車の出は良かったです。練習ができてないので、絶好調と言えないですね。

決勝は、自分でやります。自力。

中村圭志
2着/中村圭志(S1・熊本86期)
今回成績:一4・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(23年8月和歌山以来)

(山田庸平を)信頼していました。郡司浩平がけん制しにくい所で仕掛けてくれたので、そのスピードをもらっていきました。感触は、初日が少しキツかったのですが、日に日によくなっていると思います。

決勝も、山田(庸平)君の後ろ。

郡司浩平
3着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:18回(23年8月富山)

打鐘過ぎ、(中団の山田庸平が)いつ仕掛けて来るのか、後続の体勢が整う前に車間を空けた方がいいと思い(最終HSで)早めに空けました。(最終BS過ぎ)車間を詰める時や前に踏むタイミングが反省点。連日、野口(裕史)さんもいい形で勝ち上がれていたし、記念の準決勝でライン決着してこそ次に生きると思っていました。反省です。身体や自転車の感触はいいのですが、番手の動きに対する判断などの悩みや考え方が課題として大きいかもしれません。
決勝は、自力。しっかり1着が取れるように頑張ります。

11Rレース結果

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【松阪競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
松阪競輪開設73周年記念蒲生氏郷杯王座競輪G312RS級準決勝
赤板で岩谷拓磨が前を抑えると、打鐘で山田諒が仕掛けていく。岩谷はそれを察知して、けん制気味に踏みあげると、打鐘過ぎ4コーナーで空いた内を新田祐大が突いて、そのまま先行策に出る。新田の番手は成田和也と岩谷の争いになり、最終BS過ぎに成田が守り切る。新田が逃げ切りを図る中、岩谷マークだった岩津裕介が直線一気の差し脚で1着。岩津に続いた坂本修一が2着で岡山ワンツー。新田が3着に粘った。

岩津裕介
1着/岩津裕介(S1・岡山87期)
今回成績:特5・二2・準1
G3優勝:7回(15年1月いわき平)

(打鐘過ぎ、新田祐大に)不意を突かれた感じになり、最終BSでは困ったなと思っていました。昨日、身体が重い感触がありましたが、上手く修正ができ、いいコンディションで明日を迎えられると思います。

決勝は、郡司(浩平)君の番手。

坂本修一
2着/坂本修一(S2・岡山99期)
今回成績:一4・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

岩津(裕介)さんの後ろを岩谷(拓磨)君に入られてしまったが、最後踏めているのでいいと思います。連日、出来過ぎなくらいです。記念の決勝は初めて。ラインに迷惑をかけないように頑張ります。

決勝は、岩津(裕介)さんの後ろ。

新田祐大
3着/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績:特2・二2・準2
G3優勝:11回(23年4月高知)

山田(諒)に積極性が無かったのと、岩谷(拓磨)君は山田君に仕掛けさせて、中団が取りたい雰囲気だったので、内のコースが空いたので行きました。最終BSでは、成田(和也)さんにキツいレースをさせてしまった。結果、自分だけになってしましました。昨日、今日と主導権を握って、ゴール前踏み切るレースができていたと思う。その中で、力みやレース感など考え直して、明日に挑むことが勝利に繋がると思います。

決勝は、菅田(壱道)の後ろ。番手。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【松阪競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/浅井康太(S1・三重90期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/新田祐大(SS・福島90期)
4/中村圭志(S1・熊本86期)
5/岩津裕介(S1・岡山87期)
6/坂本修一(S2・岡山99期)
7/菅田壱道(S1・宮城91期)
8/皿屋豊(S1・三重111期)
9/山田庸平(S1・佐賀94期)

注目の並び想定は
1浅井—8皿屋
2郡司—5岩津—6坂本
7菅田—3新田
9山田—4中村

決勝は、浅井康太の後ろに皿屋豊が付く三重の2車。
郡司浩平には、岩津裕介と坂本修一の岡山の2人が付く3車ライン。
菅田壱道の番手には新田祐大が周る北日本の2人。
準決勝同様に山田庸平の後ろには中村圭志が付く九州2車ラインによる細切れ戦となった。
徹底先行型が不在の決勝だが、主導権を握るのはどのラインになるかのか。混迷を極めそうだが、ここ一番に力を出し切りたいS班の郡司が先行に意欲を見せるか。皿屋を付けた浅井も、地元の意地を示し、レースを動かして好位を狙うに違いない。駆け引きの上手い山田や、新田を連れた菅田の動向にも注視が必要だ。

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