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競輪

2024/01/27

P-Navi編集部

いわき平競輪G3(準決勝)レポート

いわき平競輪G3(準決勝)レポート

2024年1月27日 いわき平競輪
開設73周年記念「いわき金杯争奪戦」(3日目)

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【10R=S級準決勝】
いわき平競輪開設73周年記念いわき金杯争奪戦G33日目10RS級準決勝
高橋晋也が赤板で寺沼拓摩を突っ張って、福島ラインが主導権取り。高橋の先行で、4番手に伊藤旭、6番手に山口拳矢、7番手に窓場千加頼で最終HSを通過。高橋の番手で新田祐大は車間をあけて後続を警戒。最終BSから7番手の窓場が捲りを打ち、さらに最終2センターから伊藤も捲りを打つが、新田が番手から鋭く抜け出して1着。2着に捲った伊藤、3着に窓場が入線した。

新田祐大
1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:12回(23年10月京王閣)

連日、風の影響で難しいレースコンディションの中、(高橋晋也が)上手くレースを作ったと思います。仕掛けるタイミングや加速もよくて、今日こそはラインで決まるのではと思ったのですが、決められなかったのが、すごく悔しいです。今まで人の後ろを走り続けることがなかったので、勉強になる開催だと思いましたし、連日得るものがあり、ここを学びとして成長できるようにしたいです。

決勝は、新山(響平)君の後ろ。自分のできることを精いっぱいやって頑張ります。

伊藤旭
2着/伊藤旭(S1・熊本117期)
今回成績:一3・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(23年12月伊東温泉以来)

(赤板過ぎは)4番手だけは譲れないと思って、内のコースを空けないようにと、(山口)拳矢さんの仕掛けに気をつけました。でも、湊(聖二)さんには迷惑をかけました。最終3コーナーは、見えないところから仕掛けようと思って行ったのですが、(新田祐大に)一歩で合わされました。完敗です。調子は上がってきています。北の地で九州勢から優勝を出したいです。

決勝は、嘉永(泰斗)さんの後ろ。

窓場千加頼
3着/窓場千加頼(S1・京都100期)
今回成績:一1・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(23年8月京王閣以来)

(BS最終は)山口(拳矢)君より先に仕掛けることが大前提かなと。3着までに入れてよかったです。ただ、決勝に進めたのは素直に嬉しいのですが、優勝や頭まで抜くことを考えると、改善の余地があると思います。決勝は、メンバー次第で仕掛けどころなど、いろいろと考えていきたいです。豪華メンバーの記念決勝は初めてで、自信になります。頑張ります。

決勝は、自力自在。

10Rレース結果

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【11R=S級準決勝】
いわき平競輪開設73周年記念いわき金杯争奪戦G33日目11RS級準決勝
赤板過ぎに石原颯が前を抑えて、そのまま先行態勢に入っていく。5番手に古性優作、7番手に小松崎大地で打鐘、最終HSを通過。最終2コーナーから古性が捲りを打つと、石原マークの山田庸平が捲りで応戦。山田は直線内から盛り返すも、古性マークの神田がゴール前で伸びて1着。接戦の2着は山田、山田マークの井上が3着に入り、古性はタイヤ差の4着に敗れて決勝進出を逃した。

神田絋輔
1着/神田紘輔(S1・大阪100期)
今回成績:一2・二4・準1
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(23年4月小田原以来)

ゴール前、僕が内のコースを閉めておけば、(古性優作が)残れたと思う。申し訳ないです。もう少し余裕を持てれば。最近調子が良く、自信を持って走れていますが、実力の差が、まだまだですね。

決勝は、窓場(千加頼)君の番手。

山田庸平
2着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特6・二3・準2
G3優勝:3回(23年12月広島記念in玉野)

石原(颯)君がしっかりレースを作ってくれたおかげだし、4番手まで固めてもらったことが大きかったと思います。体は余裕があったのですが、自転車の重さを感じました。状態は、前走の立川F1より良くないのかなと感じるので、集中して感覚を上げていきたいと思います。

決勝は、自力自在です。

井上昌己
3着/井上昌己(S1・長崎86期)
今回成績:一4・二1・準3
G3優勝:10回(15年12月佐世保)

石原(颯)君が、すごくいいペースで仕掛けてくれました。回ってる風で、余裕はなかったです。ゴール前は、神田(絋輔)が外を踏んで余裕がありそうだったので、(古性優作と)神田絋輔の間と思いました。最後は必死でした。連戦で、少し疲れが溜まっている感じがするので、明日はウォーミングアップから考えてしっかりします。

決勝は、(山田)庸平の後ろ。

11Rレース結果

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【12R=S級準決勝】
いわき平競輪開設73周年記念いわき金杯争奪戦G33日目12RS級準決勝
新山響平が赤板で小西晴己を突っ張っていく。新山が先行態勢に入る中、小西は打鐘から再度仕掛けていくが、新山も主導権は譲らない。最終HSでは皿屋豊も自力に転じてスパートするが、これも逃げる北日本ラインが先手をキープ。最終HSで捲り仕掛けた嘉永は、前団の争いを最終3コーナーでとらえて先頭に立ち、そのまま1着。逃げた新山が2着、新山マークの佐藤慎太郎が3着に入線した。

嘉永泰斗
1着/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績:特5・二2・準1
G3優勝:2回(23年5月函館)

(最終HSは)皿屋(豊)さんが仕掛けていったので、それを目掛けていきました。道中、今日は余裕がありました。仕掛けた時に踏んだ感触が良かったので、行けるかなと。状態は悪くないです。

決勝は、九州は別線で自分が前です。強いですが、仕掛けられるところを仕掛けていない伊藤(旭)には任せられない。(山田)庸平さんたちには迷惑をかけますが、今後の伊藤の走りに期待して、自分でやった方がいいと。

新山響平
2着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特9・二2・準2
G3優勝:4回(20年3月玉野)

小西(晴己)君が力勝負をしてくると思っていたのですが、早めの仕掛けで気付かなかった。なんとか合わせたのですが、休むところがなく、(佐藤)慎太郎さんのサポートで、なんとか2着まで残れました。練習をしてきたので、疲れが抜けていく感じがありますね。

決勝は、(ラインの)前で頑張ります。自力。

佐藤慎太郎
3着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特4・二1・準3
G3優勝:10回(22年4月平塚)

(最終2センター付近、新山響平を迎え入れ)いい判断だったと思いますが、かわせていないので……。体の反応は悪くないですし、疲れはないですね。今日が一番状態がよかったです。

決勝は、北日本の3番手。

12Rレース結果

※G3優勝回数の( )は前回G3優勝開催
※G3決勝進出の( )は前回の優出開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/井上昌己(S1・長崎86期)
3/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
4/神田絋輔(S1・大阪100期)
5/新山響平(SS・青森107期)
6/窓場千加頼(S1・京都100期)
7/山田庸平(S1・佐賀94期)
8/伊藤旭(S1・熊本117期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)

注目の並び想定は、
5新山-1新田-9佐藤
7山田-2井上
3嘉永-8伊藤
6窓場-4神田

新山響平の番手に新田祐大、佐藤慎太郎と並ぶ東北3車ライン。
4人が決勝進出した九州は別線を選択し、山田庸平には井上昌己が付く2車。
嘉永泰斗の後ろには伊藤旭が続く熊本の2車。
窓場千加頼の番手には、神田絋輔が付く近畿2車の4分戦となった。

注目は、連日2周先行の新山が、ここも先行でラインを牽引すると、番手の新田が優勝に一番近そうで、佐藤とのワンツーもあるか。
しかし、前走の立川F1を優勝し、勢いのある山田や、同地区の若手に叱咤激励の意味を込めた走りを示したい嘉永の動向にも注目だ。また、昨年中盤から好気配の窓場の作戦も気になるところ。
各ラインの思いがぶつかり合う決勝。どのラインが結束力を見せるのか注目の一戦です。

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