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競輪

2024/03/16

P-Navi編集部

伊東温泉競輪G3(準決勝)レポート

伊東温泉競輪G3(準決勝)レポート

2024年3月16日 伊東温泉競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
「花と海といで湯賞」G3(3日目)

※ナイター開催

【伊東温泉競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
伊東温泉競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪・花と海といで湯賞G33日目10RS級準決勝
赤板前に酒井雄多が原田研太朗をおさえて先頭に立ち、そのまま先行態勢に入っていく。新村譲がスパートすると、酒井との先手争いを制して最終HSで先頭に立つも、番手の根田空史は連携崩れて、番手に酒井が入る。最終2コーナーから4番手追走の雨谷一樹が捲りを放って、最終3コーナーで酒井をとらえて抜け出すと、雨谷を追った川口聖二がゴール前差し切り1着。2着に雨谷、けん制を受けるも川口マークだった井上昌己が直線伸びて3着に入線した。

川口聖二
1着/川口聖二(S1・岐阜103期)
今回成績:一1・二3・準1
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(23年10月豊橋以来)

スタートは井上(昌己)さんにお任せ。原田(研太朗)さんが誘導を切るところで、思い切り行ったので、ペースが上がりましたね。そこを酒井(雄多)君も流さずに行ったから、あそこを叩いたら新村(穣)さん、根田(空史)さんを引き出す形になると思って、ちょっと冷静に判断しました。仕掛けるようとした時に、雨谷(一樹)さんのふくらはぎに筋肉が入っていたのが見えたので、これなら行くのかなと。ここに来る前に疋田(敏)さんにセッティングを出してもらったおかげ。もうちょっと早く仕掛けて昌己さんとワンツーならもっと良かったですね。

決勝は、自力。

雨谷一樹
2着/雨谷一樹(S1・栃木96期)
今回成績:一4・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(23年4月小田原以来)

単騎だったので、深く考えず前々基本に戦いました。(佐藤)友和さんの動きを見ながらで、酒井(雄多)君を迎え入れていたので、そこをめがけてという感じ。調子的には日に日に上がっていて、今日が一番良く、どこかで仕掛けられればと。全体的には見えていたので、状態は良いと思います。明日(決勝)は今日以下になることはないので、今日以上を目指して頑張ります。

決勝は、吉田(拓矢)君の後ろ。番手。

井上昌己
3着/井上昌己(S1・長崎86期)
今回成績:特7・二3・準3
G3優勝:10回(15年12月佐世保)

南関が前受けしそうなら、その後ろで。最終HSで行けるタイミングはありましたけど、(川口聖二は)大事に見ていましたね。最後は下りで、(佐藤)友和に踏み勝った感じ。久しぶりの333で、うまく自転車を倒せてない感じがあるので、もうちょっと新車のセッティングも煮詰めていきます。踏み応えは良くなっていますね。

決勝も、川口(聖二)君の番手。

10Rレース結果

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【伊東温泉競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
伊東温泉競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪・花と海といで湯賞G33日目11RS級準決勝
鈴木陸来が吉田拓矢を赤板前にかわして、ペースを上げて先行態勢に入っていく。4番手に吉田、7番手に谷口遼平で打鐘を通過。逃げる鈴木の番手から、最終BS前に道場晃規が番手捲りで抜け出していく。後方から谷口が捲りで迫ると、最終BS過ぎに中団の吉田も合わせて捲りを仕掛けていく。道場が先頭で直線を向くが、吉田マークの神山拓弥があいたコースを突くと、直線伸びて1着。2着には道場、3着には吉田が入線した。

神山拓弥
1着/神山拓弥(S1・栃木91期)
今回成績:特4・二5・準1
G3優勝:4回(19年1月大宮)

作戦通りでしたが、吉田(拓矢)君の力からすると、最終HSや打鐘過ぎには仕掛けてもらいたかったという気持ちはありましたね。もっと早く仕掛けられれば、ゴール前勝負だし、遅くなれば、ああやって危なくなる場面が多くなるのでね。4コーナーは吉田君もアンコになっていたし、危ないと思って、自分は内に行ったら、たまたまコースがあいた感じ。自分も良くはなっています。吉田君には、またG1を獲ってもらいたいし、一生懸命に頑張ってもらいたいので、今日はそこだけですね。

決勝は、栃茨の3番手。

道場晃規
2着/道場晃規(S2・静岡117期)
今回成績:一2・二1・準2
G3決勝:初

本当は中団が理想でしたが、前よりも後ろがいいかなと。自分のスタートミスですが、後ろからになりました。谷口(遼平)さんがイン切りするかなと思いましたが、(鈴木)陸来さんがすごいタイミングで行ってくれました。ハイピッチだったので、打鐘では来ないと思って、最終HSで後ろを気にして。最終2コーナーでは後ろから来ていたので、共倒れしたら意味がないと思い、踏ませてもらいました。あそこまで行ってもらって、自分が1着取れないのは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。G3決勝は初めて。

決勝は、自力。

吉田拓矢
3着/吉田拓矢(S1・茨城107期)
今回成績:特5・二1・準3
G3優勝:5回(22年9月青森)

前か真ん中かで、あとは仕掛けどころを逃さないようにと思っていましたが、後ろに迷惑をかけてしまいました。ちょっと情けないですね。決勝に乗りたい気持ちが強すぎて、勝負できなかったです。終始、余裕を持ちすぎていて、状態も良い分、出し切れていないので、あとは気持ちですね。関東から優勝者を出せるように頑張りたいです。

決勝は、自力。

11Rレース結果
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【伊東温泉競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
伊東温泉競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪・花と海といで湯賞G33日目12RS級準決勝
金子幸央を赤板で谷和也が抑えると、岩本俊介がすぐさま巻き返してスパートすると、谷を打鐘で叩いて、南関東3車ラインが主導権取りに出る。最終HSで谷マークの松岡健介がスイッチして、最終2コーナー4番手から捲りを放つも、3番手外まで。逃げた岩本がそのまま押し切り1着ゴール。2着にマークの岡本潤、3着に萩原孝之が入り、南関東勢の上位独占が決まった。

岩本俊介
1着/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:4回(22年12月松戸)

気合いが入りましたね。今日は1番車で、もし誰も来なかったら、(突っ張る)気合いを入れても良かったかなと。行くと決めていたので、その迷いがなかったのが、味方のおかげであり、自転車にも出たのかな。今日は完全にハイペースで、後ろの2人に任せていけるところまでいく感じでした。(2日間は番手回りで)今日が初日の感じでしたが、割り切ってできました。とにかく地元3人乗れたのは良かったです。

決勝は、道場(晃規)君の後ろ。番手。

岡村潤
2着/岡村潤(S1・静岡96期)
今回成績:特2・二1・準2
G3優勝:2回(19年12月広島)

(岩本)俊介のダッシュがいいので、そこだけ心配でしょうがなかったのですが、何とか付ききれて、ラインが出切ったのも確認していました。俊介があそこまで行っているので、どうにかと思いましたが、抜けませんでした。俊介は気持ち的にも、相当調子がいいんでしょうね。展開にも恵まれていますが、いい感じで、疲れもなく、日に日に良くなっています。

決勝は、南関の3番手。岩本(俊介)君が4番手を回ることは考えていない。納得の位置です。

萩原孝之
3着/萩原孝之(S1・静岡80期)
今回成績:一1・二3・準3
G3優勝:1回(13年4月西武園)

伊東記念の決勝は5~6年ぶり2回目です。前を取られてしまったので、中団の作戦。(岩本の)踏み出しは、けっこうキツかったです。前が強いので、後ろからは捲ってこないと思いました。自分は詰まってしまって、コースが分からなくなったので、(決勝進出は)確定板で分かりました。

決勝は、南関の4番手。

12Rレース結果

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【伊東温泉競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/岡村潤(S1・静岡86期)
2/吉田拓矢(S1・茨城107期)
3/井上昌己(S1・長崎86期)
4/道場晃規(S1・静岡117期)
5/雨谷一樹(S1・栃木96期)
6/萩原孝之(S1・静岡80期)
7/岩本俊介(S1・千葉94期)
8/川口聖二(S1・岐阜103期)
9/神山拓弥(S1・栃木91期)

決勝の並び想定は、
4道場−7岩本−1岡村−6萩原
2吉田−5雨谷−9神山
8川口−3井上

決勝は、道場晃規の番手に岩本俊介、岡村潤、萩原孝之と並ぶ南関東の4車ライン。
吉田拓矢の後ろには雨谷一樹、その後ろに神山拓弥が付く茨栃3車。
川口聖二には、準決勝同様に井上昌己が続く西2車の3分戦となった。

近況動きのいい道場が主導権を取り、ラインから優勝者を出す走りに徹すると、番手の岩本の完全優勝やラインで上位独占が見えてきそう。
しかし、タイトルホルダーの意地がある吉田が早めの巻き返しを図ると、混戦の気配もただよう。
また、相性のいいバンクでG3初優勝をモノにしたい川口も、一発を狙ってくるに違いなく、スリリングなレースになりそうだ。

※同時開催の4日制ガールズケイリンの決勝メンバーは次ページをご覧ください!

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