佐賀県・唐津〜呼子のショートサイクリング

海辺を少し散策して、唐津中心街に向けて出発することにした。
帰路に向かうべく、設定してきたルートを確認すると、再び中尾まんじゅう店の前を通りすぎる設定に。イヤな予感を感じながら進むと、ドーンと激坂がそびえたっているではないか! 慌てて、回避ルートを探したが、海沿いを走って帰ろうと思うなら、ここから行くのが最もシンプル。ルートに従って、坂を上ったのだった。
一気に上った後も、しばらくはアップダウンが続くが、景観も美しく、これまでと雰囲気が変わって飽きないし、交通量も少なく、走りやすい。気持ちよく、ペダルを踏み込んでいく。
アップダウンが続く
坂をたんたんと上っていくと「訳あり野菜」の直売が見え、止まってみようかと足をゆるめたら、奥には大量の牛が草を食んでいた。唐突な展開にひとり笑ってしまう。そういえば、そんな香りが漂ってきていた。
「訳あり野菜」?どんな野菜かと看板に目をひかれる
その裏には大量の牛が!思わず笑ってしまった
美しく整った住宅街に入り、気持ちよく進んでいたが、見てはいけないものが視界に入った気がする。ブレーキをかけ、引き返しておそるおそる確認すると、上半身のない「とびだしボーヤ」の姿が! これは意外と怖い。注意喚起のための演出なのか、実際に誰かが突っ込んで折ってしまったのか分からないが、こういう手法は効果があるなと勉強にもなった一幕だった。
世にも恐ろしい(?)上半身だけの「飛び出しボーヤ」。視界に飛び込んでくる違和感は大きかった
どことなく、空気感が変わってきた。干し草ロールを眺めていると、視界の先に少し輝くものが見えてきた。海だ!
干し草ロールから視線を戻すと、キラッとしたものが
少し降ると、海岸線沿いの道に合流した。ここからは海景色を楽しみながら行こう。はるかかなたまで見晴らす大海原、というよりは、海に浮かぶ島や、岬のように飛び出した陸地が見え、心和む海景色というところ。水も美しく、浮かぶ島はどこか愛らしく、親しみが持てて、冒険のように楽しい。
美しい海岸線を楽しもう。島や岬の姿がすぐ近くに見え、何とも言えない心和むような安心感を覚える
山肌に神社?こんな発見も楽しい
海岸線エリアを気持ちよく走り抜け、再び市街地へ。たまごの直売スペースも多く、多様なものを生産している土地なのだろうと思いをめぐらせる。
美しいビーチも。夏は海水浴で賑わうことだろう
何軒か出合った、たまごの直売場。それぞれのシステムを見るのも楽しい
行きに通った道をたどるルートにはなっているが、帰りはまた唐津のお店に寄って帰ろう! 悩んだ末に、駅の近くを散策してみることにした。
12月も近いのにコスモスが群生して揺れていた。気候が温暖なのだろう
Recommend
New Article|自転車ライフ
2024/08/07
2024/08/02
2024/03/15
2024/03/14
2023/10/28
Recommend
NEW
2024/09/25
NEW
2024/09/25
NEW
2024/09/17