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2024/03/15

P-Navi編集部

秋の伊豆大島まるっと満喫ライド(2日目)

秋の伊豆大島まるっと満喫ライド(2日目)

ツアー2日目は、参加者の希望でプランを選び形式だ。三原山に向かい、御神火スカイラインのダウンヒルを楽しむ班、地元のガイドの方と三原山をトレッキングする班、元町港からグルメポタリングを楽しむ班、完全自由行動の4種類だ。

※ツアー初日の模様はこちらをご覧ください。


三原山の絶景。この日は天候に恵まれ、山頂からは最高の景観が見張らせた


三原山でトレッキングする班も

筆者は、グルメポタ班に参加した。
前日とは打って変わって、雲ひとつない快晴! 風もほぼなく、暖かいサイクリング日和に恵まれた。


グルメポタ班、期待いっぱいのスタート

バスで元町港に向かい、レンタサイクルを受け取ってスタート。北端の浜まで、およそ5kmの道のりを楽しむことができる海岸線沿いの「サンセットパームライン」を走る。


美しい景観を眺めながら。アジア選手権、全日本選手権で使用されたコースにはブルーラインが引かれている

「サンセットパームライン」の赤い路面が、青い空と海によく映える。この班はファミリーが多く、ゆったりと走った。
「元町・浜の湯」付近の公園でストップ。ここに、ゴジラ石像があるという。実は、三原山はゴジラの聖地とされており、伊豆大島の中には、他にもゴジラにちなんだ複数のスポットがあるそうだ。子どもたちは大喜びで、ゴジラ石と戯れていた。広い芝生が広がり、背後に広がる海景色が美しい。


ゴジラ石像でゴジラポーズ


富士山バックに記念撮影

ここからは、富士山がくっきりと見えており、記念撮影して再スタート。ほどなく、次のスポットに到着した。「赤禿(あかっぱげ)」だ。
ゴツゴツとした赤みをおびた岩が岬状に真っ青な海へと飛び出している。赤い溶岩状の岩と空や海の青とが、不思議なコントラストを生み出しており、別世界に来たような不思議な空間が広がっていた。


奇岩、赤禿。青い海と空とによく映える(参加者提供)

「赤禿」は約3400年前の噴火時に、マグマが勢いよく噴き上がり形成したもの。冷める間もないまま酸素に触れ、酸化が進み、赤色になったのだという。
記念撮影を楽しみ、自転車に乗って、さらに北を目指す。昨日とは別の土地のように海は穏やかで、のどかで美しい光景をゆったりと楽しむことができた。


真っ青な海を眺めながら行く

「野田浜バディーズ・ベル」に到着。このベルは「信頼」を象徴しており、ダイバーたちが鳴らして、互いの絆を確認するのだそうだ。
野田浜を眺め、しばし休憩。夏は、海水浴も楽しめるそうで、夏の景色も見てみたくなる。


バディーズベルを鳴らす子どもたち

他のグループが来たのを契機にベルを譲り、再スタート。ここから、グルメパートが始まる。この日も自転車で島を楽しむ方が多く、たくさんの自転車とすれ違った。
最初のグルメは、地元のお母さんが焼く今川焼き「おふくろさん」。大島1周道路へと入り、右へ。


地元で愛される今川焼き店「おふくろさん」に到着!(参加者提供)

「おふくろさん」では、先行したメンバーが、すでに今川焼きを食べ始めていた。皆さんの表情を見て、おいしいことを悟る。筆者もいそいそと「あん」をオーダー。手渡された焼き立ての今川焼きは、美しい緑色。聞けば、生地に明日葉が練りこまれているという。


明日葉が入り、鮮やかな緑色で、もっちりとした生地がおいしい!

ほおばってみると、生地は水分を含み、もっちりとしていて、独特の食感がある。そこに、パンパンに詰められたあんが合わさり、「やみつき」系のおいしさだ。皆がおいしい、おいしいとペロリと完食した模様。
満たされて、次のスポットへ__。

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