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2024/03/15

P-Navi編集部

秋の伊豆大島まるっと満喫ライド(2日目)

秋の伊豆大島まるっと満喫ライド(2日目)

同じ道を1kmほど東へ行くと、「げんろく」の看板が見えてきた。スーパーマーケットなのだが、ここのメンチカツが絶品だと言う。


今回最大の期待を集めた立ち寄りスポット「げんろく」(参加者提供)

ローカル感が漂う店内に入り、店舗奥の揚げ物コーナーへ。男性が、大きなフライヤーから引き上げたフライをトレイに並べているところだった。揚げたてが食べられる! 評判の高いメンチカツ以外にも、コロッケ、アジフライ、ササミカツなどが並び、目移りするが、目指すはメンチカツだ。


さっそくメンチカツの中を割ると、肉汁があふれ出す。驚くほどジューシー!

店の外に出て、熱々のメンチにかぶりつく。サクサクの衣の中には、ジューシーな肉と、旨味たっぷりの肉汁が詰まっていた。ダシかと思うほどの旨味。だが、不思議なことに、まったくしつこくない。何個でも食べられてしまいそうだ。他の揚げ物も気になって、ひと通り買って帰りたくなるほど、おいしかった。
また、次のスポットに向けてスタート。大島1周道路を元町港の方角に向かって走る。


次の目的地は「シャロン洋菓子店」

立ち寄ったのは「シャロン洋菓子店」。1日目のランチのシューバーガーを作ってくれた店舗だ。中に入ると、生ケーキや焼き菓子、椿オイルのピザやパンなどが並んでいた。


メニューが豊富で、何を食べるか右往左往

それぞれがパンやスイーツをオーダー。イチ押しはプリンのようだ。


「大島牛乳ぷりん」と「ポップオーバー」、どちらも大満足


椿油のピザも人気

筒状のシュークリーム「ポップオーバー」には、豊潤なカスタードクリームがたっぷりと詰められており、大満足。甘すぎず、食感もよい。ここでも、至福の時を楽しんだ。
そして最後に向かうのは、大島を象徴するスポットである「大島椿精油所」だ。


洋菓子店を出て、中心街へ向かう

大島1周道路を南下し、元町港近くの中心街を越えると「大島椿精油所」が見えてくる。


「大島椿精油所」に到着


店内には大島椿油製品が並ぶ

椿の種子から採取する「椿油」は、江戸時代から髪にツヤを出す油として、愛用されてきたそうだ。間違いなく伊豆大島を代表する特産品である。この「大島椿」と名付けられた椿油は、およそ100年前から販売されているそうだ。


搾油機を見せていただき、説明を聞く

奥には搾油機が設置されていた。搾油が行われるのは、種子が実る時期のみとのことだったが、搾油について説明してくれた。椿油はヘアパックや地肌ケアだけでなく、肌にも使えるそうだ。土産に一瓶買って、精油所を後にし、ゴールの元町港を目指す。


名残惜しいが、ゴールは近い。元町港に向かって降る

美しい青い海に向けて下り、元町港へ。バイクを返却し、バスに乗り込んだ。バスは、船が出帆する岡田港へと向かう。
岡田港には、三原山ライド組が自走でフィニッシュしていた。それぞれのグループが集まってきて、3日間のツアーは終了となった。

快晴の三原山は絶景が広がり、最高の体験だったという。


三原山班は絶景のダウンヒルを楽しんだ(参加者提供)

ジェット船か大型客船か、各自が選んだ船に乗り込んで、伊豆大島とはお別れ。景観、グルメ、どれも個性があり、思い出に残るものばかりだった。満喫した!
3日間の行程は、あっという間だったが、移動の船から全てが濃厚だった。また他の季節に来てみたいね、と参加者と語り合いながら、帰路に就いた。次は、どの季節を目指そうかな。

画像:主催者(GRAND CYCLE TOKYO実行委員会)、編集部、参加者の皆さま

※トップ掲載の絶景ダウンヒルの写真は、主催者提供のもの

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