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2023/01/12

P-Navi編集部

プレイバック!ホノルルセンチュリーライド(後編)

プレイバック!ホノルルセンチュリーライド(後編)

今年3年ぶりに開催された、ハワイオアフ島を最長で100マイル(160km)走る人気のロングライドを振り返る。折り返し地点のエイドステーション以降をお届けしよう。

※前編はこちらからご覧ください。

このエイドでは、折り返し地点まで来たことを示すボード前で記念撮影する人も多く、順番待ちになる。美しい海を楽しめる公園で、寝転がったり、海辺まで写真を撮りに行ったり、皆が思い思いの方法でリラックスして過ごしている。


100マイル折り返し地点に到達!

エイドでは、フルーツやシリアルの焼き菓子をいただく。向かいにセブンイレブンがあり、ハワイ定番のスパムおにぎりなど、エイドは甘いもの中心になるため、食事になるものを買い足す方も多い。筆者は冷たいものが食べたくて、m&m’sのミントアイスと、エナジードリンクをゲット。


人気の「スパムむすび」。沖縄にもあるけれど、やはりハワイでも食べたくなる


セブンイレブンで購入。m&m’sのミントアイスは、激ウマだった。今すぐ日本でも売ってほしい!


存在感ピカイチなe-bikeを発見。荷物もたくさん搭載できるようだ

帰路も80km残っており、登坂がないわけではない。実は、このライドの最大の難所は、絶景ポイント「マカプウ」を反対側から上る登坂にある。そこまで、体力を残しておかなければ。折り返しエイドの制限時間は12時15分だが、帰路は往路より疲れもあり、ペースが落ちると考えた方が安全であり、12時前には出発したい。名残惜しいが、早々に再スタートすることにした。


山々と海、2種の美景を一度に楽しめる。帰路も元気いっぱいに走る参加者

美しい海を反対車線から見ながら進む。クアロアには牧場があり、馬もいる。山々と牧草とが作り出す青々とした風景もまた、美しい。
細かいアップダウンもあるが、勢いでクリア。帰路になると、参加者ごとのペースの差が大きくなってくる。誰かを追い抜く時には「オン ユア レフト」と左側から抜くことを、声をかけて伝え、接触のリスクを回避する。路肩が狭いところもあるので、気をつけて走りたい。


第5エイドに到着!

順調に「キープロジェクト」の第5エイドに、たどり着いた。ここは帰路専用のエイドとして設定されている。スターフルーツなどの南国のフルーツも並び、シリアルの焼き菓子もふんだんに用意され、勝手に豊かな気持ちになった。帰路のエイドも氷が用意され、保冷ボトルがあれば冷たいドリンクを楽しむことができ、かなり快適だ。


帰路に入り、エイドでもゆったりくつろぐ姿が


星形のフルーツ、スターフルーツ。ジューシーで、水分補給によさそうだ

椅子を借り、ゆったり談笑している参加者もいるが、疲労を感じている参加者もいる模様。景観も最高、参加者やエイドスタッフとの交流も楽しくて、元気いっぱいなのだが、正直、脚の疲労は感じていた。体力と残り時間とを計算し、無理のないペースで走らねば。脚力に自信のない筆者は、BCAAなどのアミノ酸を適宜摂りながら走る。


自由に過ごすエイドスタッフもハワイらしく、リラックスした空気を生み出している

このエイドのスタッフには女性が多く、にこやかでとても元気。誰かが出発すると見ると、パワフルに大きな歓声をあげ、楽しく、景気よく送り出してくれる。どのエイドもスタッフが明るくて、エイド運営もお祭り的に楽しんでくれている雰囲気があり、私たちのライドを、また忘れられないものにしてくれている。残りは60km。もはや、長いのか、短いのかも分からないが、ハワイを満喫しながら行こう!

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