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2023/09/21

P-Navi編集部

シマノ鈴鹿ロード2023(前編)

シマノ鈴鹿ロード2023(前編)

次は、サーキットを二つに区切り、片方で1時間の耐久レースと、もう片方で小学生のレースや、パラサイクリストによる「ハンドサイクルエキシビジョン」など、環境をフルに利用し、多様な種目が展開された。


今年もハンドサイクルエキシビジョンが開催。パラサイクリストの走りは、迫力満点!


学年で区切り開催されるキッズレースは連日大人気


ロードバイクを乗りこなすキッズが増えた


キッズレースでもゴールスプリントが!

レースは、小学生とマスターズ(40代~60代以上)は年齢で、他は周回数や性別でレベル分けされている。ハイレベルを対象とした「エリート」もあれば、講習会とセットにされ、お試し感覚でレースに参加できるデビュー層向けの「体験レース」も。カテゴリー分けが細かいため、どんな層でも不安なく挑戦でき、楽しめるのが人気の秘訣だろう。


ベテランライダーのレースも。幅広い層がスズカを走った


ビギナーにも挑戦しやすいカテゴリーも設定された

さらに、「タイムトライアル」も、人気度急上昇だ。近年、一般層向けの開催が少ない種目だが、この大会では個人種目に加え、3~4名を1チームとしたチーム種目も企画されている。


声を掛け合い、思いを一つにし、サーキットを走る

かつては、空気抵抗を抑えた「タイムトライアルバイク」に乗り、「エアロヘルメット」をかぶったレーサーが臨む、本気の種目だったのだが、夏の思い出づくりにと、ノーマルバイクで気軽に参加するサイクリストも増えてきた。先頭交代が特徴的で、いっそうハードルが高い印象だった「チームタイムトライアル」がアツい。
聞けば、耐久レースにチーム参戦した場合、メンバーが交代で走るが、この種目は「皆で一緒に走れるから楽しい」のだそうだ。女子チームの参戦も年々増えており、スタート直前までリラックスした笑顔が広がっていたのが印象的だった。


あえてクラシカルなバイクを選ぶチームも


笑顔でチームタイムトライアルの出走番を待つ女子チーム。楽しいのが一番!


超人的なタイムをたたき出し、連覇した宇都宮ブリッツェン

チームタイムトライアルの最終盤には、プロチームも登場したが、宇都宮ブリッツェンが想像の遥か上を行くタイムを叩き出して優勝。プロの走りを間近で見られるのも、この大会の魅力である。


チームで参戦できる「2時間エンデュランス」は今年も大人気


選手交代エリアでは、随所に参戦を楽しむチームの和気あいあいとした光景が

多くのチームが参戦し、大いに盛り上がった2時間耐久レースが終わり、夕暮れの中、36レース目となる個人タイムトライアルの決勝が行われる。この表彰式をもって、1日目が終了した。


日没後に最終種目、個人タイムトライアルの表彰が行われ、長い1日目が終わる

画像:シマノ鈴鹿ロード

※シマノ鈴鹿ロード2023(後編)はこちら

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