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2023/10/28

P-Navi編集部

那須高原ロングライド2023

那須高原ロングライド2023

名残惜しくも再スタート。ここからは明らかな下り基調だ。美しい田園風景や林の間を抜け、少々珍しい路面表示を撮っていたら、少し先の交差点を恐竜が歩いている。恐竜???


美しい田園風景の間を抜けていく


視線の先に恐竜が!


まさかの侍と恐竜?

ここはコース内のいったんフィニッシュに近くなるスポットで、長距離カテゴリーはここを通過後、小周回に入って戻ってくる。遅れて、制限時刻までに余裕がない参加者は、ここでショートカットが宣告される。その悲しい通告をなごませるために、例年「アシキリ侍」が待機しており、「斬られた参加者」はゴールに直接向かわなければならないのだが、つい笑ってしまい、悲劇にはならないのだとか。今年はその侍に恐竜が加わったということだった。侍と恐竜と参加者との交流を楽しく眺めたあと、筆者もゴールに向かった。


ショートカットポイントを通過すれば、また美しい実りの景観が広がる

ゴールでは宇都宮ブリッツェンの「ブリッツェンラバーズ」のMOEさんらが迎えてくれて、この日のライドは終了。ゴールエイドとして、冷たい牛乳などをいただいた。


ゴールでは冷えた牛乳がふるまわれた。甘くて、ほどよいコクがあって、最高の味。買って帰りたい

ゴール地点には、すでに多くの参加者がたどりついており、さらに次々とフィニッシュし、にぎわっていた。多くのキッチンカーが並んでおり、かき氷などには長い列を作っていた。
実行委員会副委員長より、来年の大会に向けての熱いスピーチもあり、楽しい雰囲気のまま、大会はクローズした。


ショップの仲間で参戦された皆さん。女子メンバーを先頭に爽快に走り抜ける

これだけの規模のライドイベントが、地元の方々のみの手で毎年開催され、しかも、さらに広域に広がっているのは、驚くべきことだろう。今年は走行エリアが広がり、エイドや立哨スタッフ人員が限られる中で、配置が極めて難しかったようだが、全員がしっかりモチベーションを持って複雑な役割をこなしていた。さらにコース誘導すら、全員から歓迎とおもてなしのムードが漂っており、地域としてのプロフェッショナルに感服した。


ヒルクライムとミルクロードの参加者が利用した板室エイドにて。運営も、参加者も笑顔なのが、このイベントの大きな特徴だ


感想を聞けば、ほとんど「最高だった!」の答えが返ってくる。全力で楽しんだ1日だった

那須高原ロングライドは、来年も、もちろん開催予定とのこと。開催時期が変わる可能性もあり、興味のある方は、来春ごろ、開催日を確認してみてほしい。子どもからベテランまで間違いなく楽しめる日本トップクオリティのライドイベント。要チェックである。

画像:那須高原ロングライド実行委員会(M-Wave)、編集部

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