伊勢崎G1(4日目)ピックアップ

【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
10線最内から1・仲田恵一郎がスタートを決める。
1コーナー前にアクシデントがあり、7・永井大介、8・早川清太郎は大きく後退。
(*三浦康平と東小野正道に競走戒告)
仲田が逃げる展開で、2・田中賢が2番手、3番手に佐藤貴也。
4番手には三浦康平が続き、不利があった8・早川も懸命に前を追う。
5周回で佐藤が田中を抜きにかかったところを三浦も内に入り一気に2番手まで浮上。
仲田が逃げ切り1着、三浦が2着。
早川も詰め寄ったが、3着には佐藤が入着した。
1着/仲田恵一朗(群馬29期)競走タイム3.357
競走車名:ビックナカタ ランク:A81
今節の成績:4着・1着・4着・1着
ビックナカタが3連単19万円台のビッグ配当を演出した。
ハンデ重化したものの、最内からスタートを決めて、6周回を押し切った。
「試走ではキツいかな、と。でも、1周だけはトップで回りたいなと思いました」
そのようにレース前の心境を振り返る。
1周だけではなく、値千金の逃走劇となった。
G1優出は一昨年3月の川口グランプリレース以来。
G2若獅子杯優勝はあるが、G1優勝は未達成。
優勝戦も「スタート集中」で、準決勝戦の再現を目論む。
2着/三浦康平(伊勢崎28期)競走タイム3.360
競走車名:マックイーン ランク:A2
今節の成績:6着・6着・1着・2着
序盤の動きで審議対象(競走戒告)となる。
しかし、4番手につけてからはワンチャンスを逃さずに、インに入って優出切符を手にした。
準決勝戦の試走タイムは3.24と、自己ベストを記録した。
今節は6着・6着と、奮わなかった。
だが、3日目から流れ一変して、2017年6月の伊勢崎ムーンライト以来となるG1優出を決めた。
2011年の平成チャンピオンカップ以来、通算2回目のG1優勝に期待だ。
***************
【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
櫻井晴光がフライング。
2本目はセンター枠から4・西原智昭が飛び出す。
だが、8・青山周平の攻めが早く、2周回2コーナーでは西原をパスして早くも先頭に立つ。
そこからは青山の独走態勢となり、今節4連勝のチェッカー。
青山にはかわされたものの、スタート決めて好位置につけていた7・金子大輔。
2周回4コーナーで2番手に上がり、2着で優出を決めた。
西原を逆転した櫻井が3着でゴール。
1着/青山周平(伊勢崎31期)競走タイム3.331
競走車名:ハルク・73 ランク:S1
今節の成績:1着・1着・1着・1着
昨年のスーパースター王座決定戦を制した青山周平がナンバーワンの貫禄をいかんなく発揮している。
準決勝戦もスタート自体は「ムラがあり、遅れてしまった」と、語る。
しかし、チェンジを入れてから強烈に伸びて、早々に先頭へ躍り出た。
これで今節は負け知らずの4連勝に「上出来ですね」と、スマイル。
シルクカップは昨年に続いての優出(優勝戦3着)だが、これまで優勝には手が届いていない。
圧倒的な走りで、地元G1の走り初めを完全優勝で飾ってみせるか。
2着/金子大輔(浜松29期)競走タイム3.341
競走車名:サンクチュアリ ランク:S14
今節の成績:2着・1着・5着・2着
青山周平には序盤でかわされてしまったが、シッカリと2着をキープして優出を決めた。
エンジン気配としては「今日が4日間で一番良かった」と、感触をつかむ。
シルクカップは2012年に優勝実績あり。
その前年に伊勢崎でSG初制覇を先に達成しているが、この時がG1は初優勝だった。
今回優勝ならばG1は2018年の飯塚以来、通算6回目。
シルクカップは9年ぶり2回目の制覇となる。
*******************
【最終日・12R=優勝戦】
*8周回 4,100m オール10mハンデ戦
1/仲田恵一朗(伊勢崎29期)
2/浅香潤(伊勢崎23期)
3/鈴木宏和(浜松32期)
4/三浦康平(伊勢崎28期)
5/高橋貢(伊勢崎22期)
6/金子大輔(浜松29期)
7/荒尾聡(飯塚27期)
8/青山周平(伊勢崎31期)
4日目は最終レースで気温5度、走路温度5度。
その数字が示すように、冷え込んだバンクコンディションとなり、競走タイムを大幅に短縮させた選手が多かった。
最終日・優勝戦も晴れ予報で、良走路で決戦を迎えそうだ。
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