ツアー・オブ・ジャパン(第5ステージ)

【2019年も全国各地で熱戦が開催されたロードレース。その大会の模様を回顧します】
ツアー・オブ・ジャパン第5ステージは、長野県飯田市で開催される『南信州ステージ』。「アップダウンしかない」と言われるタフなステージだ。JR飯田駅前からパレードスタートし、12.2kmのサーキットを10周回したあと、天竜川を渡り、フィニッシュに向かう全長123.6kmのレース。1級山岳に指定される最大標高差561mの山岳ポイントへの上りだけでなく、「TOJコーナー」と呼ばれるヘアピンカーブなど、テクニカルなコーナーも連続し、選手たちを苦しめる。ここからの3ステージは、非常にハードなコース設定になっており、全8ステージの中の“ヤマ場”となるのだ。

スタートを待つ各賞ジャージの選手たち。タフなコースを前に緊張の色も
リーダージャージは前日の美濃ステージと変動なく、グリーンジャージはベンジャミン・ヒル(リュブリャナ・グスト・サンティック)、山岳賞ジャージはフィリッポ・ザッカンティ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)、ポイント賞ジャージは窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)、新人賞ジャージはアダム・トーパリック(チーム・ザワーランド・NRW・P/B・SKS・ジャーマニー)が着用する。

飯田市、牧野市長は今年も愛車でパレードに参加

子供達の声援を浴びながらパレード走行
晴天の下、飯田駅前からスタートしたパレードは周回コースに差し掛かる。ハードなレースを警戒したのか、第1周では何の動きも生じない。2周目、赤い山岳ジャージを着たザッカンティ、メトケル・イヨブ(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリングチーム)、岡篤志(宇都宮ブリッツェン)の3名が飛び出した。ここに、いなべステージで逃げたエミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー)が合流しようと動きを見せる。
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