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競輪

2019/12/30

P-Navi編集部

立川GP(最終日)レポート

立川GP(最終日)レポート

佐藤は嬉しいグランプリ初制覇。

G1決勝常連ながらも”2着コレクター”であったことからも「脇役から主役になれた!」と、喜びを爆発させた。

優勝/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
諦めたことはない、諦めなくて良かった。
13年ぶりのグランプリ、いや、デビューしてからその気持ちは変わらない。
ゴールした瞬間は勝利を確信できなかったですね。
でも、お客さんが「慎太郎だ、慎太郎だ!」って。
グランプリ優勝は格別と言うか、まだ実感が湧かないのが正直なところ。
思わずグッと、涙が出そうになりました。
でも、あとで後輩たちから「泣いていましたね」って、おちょくられるから。
涙はこらえましたよ(笑)。
前を取って、1回、後ろを動かしてからというのは一つの作戦だった。
そこでまずは仕事ができましたね。
新田はG1やG2を何回も獲っている選手。
ついていくことだけを考えていたので気楽なところはありましたね。
ワッキーがもっと早く動くんじゃないかなって、思っていたんですけどね。
新田は思っていたよりも早く仕掛けていったんで、タイミングを合わせるのは少し難しかった。
『競輪王』とか『ダービー王』とか『王』がつくタイトルは欲しかった。
サマーナイトの『夜王』でもね(笑)。
その中でもカッコイイ『賞金王』が獲れて、本当に嬉しいです。
調子が悪くなった時は「慎太郎はもう終わった」なんて言われたこともあったけど。
そんな時でも支えてくれた方、応援してくれたファンのみんなと喜びを分かち合いたい。
それが一番だって、絶対に書いて下さいね(笑)。
来年は1番車のチャンピオンユニフォームを背負う重圧と言うよりは。
レースの中で1番車の役割が大きいと思うので、そこをシッカリやりたい。
一日、一日……一戦、一戦……一歩、一歩。
そういう気持ちでこれからもやって行く。
そして、来年も再来年もグランプリに出たい。
賞金で買いたいものとかないですね。
現実的になりますけれども、税金が大変になるので。
財布のヒモはキッチリ締めていきます(笑)。

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