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競輪

2023/07/08

P-Navi編集部

小松島競輪G3(準決勝)レポート

小松島競輪G3(準決勝)レポート

2023年7月8日 小松島競輪
開設73周年記念「阿波おどり杯争覇戦」G3(3日目)

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【小松島競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦G310RS級準決勝
赤板2コーナーから池野健太が仕掛けて、新山響平を叩いて主導権取り。4番手に入った新山は最終2コーナーから捲りを打つ。池野の番手から山本伸一が捲りで合わせるも、最終3コーナーで新山が近畿ラインをとらえて先頭に立ち、後続を引き離して1着ゴール。最終BS最後方から一気の末脚で伸びた久米良が2着。最終4コーナーであいた内コースを突いた宿口陽一が3着。

新山響平
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特8・二1・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野)

打鐘過ぎに4番手に入れたの大きかったです。最終2コーナーあたりで、車間が詰まってきたのでいきました。力が溜まっていたので、一気に仕掛けることができましたね。今日は単騎でよくやった方かなと思います。

決勝は、自力。(坂本)貴史さんの前で頑張ります。

久米良
2着/久米良(S1・徳島96期)
今回成績:一1・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(22年12月広島以来)

展開は想定外のイメージでした。若干、余裕があったので、最後の脚力が残っていたらいいなと思っていました。踏んだら意外と伸びましたね。最後は流れが向きました。前回(取手F1)落車をしましたが、その前より調子がいい感じで入ってきた、そのままが出た感じですね。

決勝は、小倉さんの後ろ。

宿口陽一
3着/宿口陽一(S1・埼玉91期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:2回(22年11月京王閣)

新山(響平)君とは脚力が違いすぎて驚きました。捲りに行く時も、付いていけなかったです。「強いな」と思いました。昨日のレースでは、そこそこいけるのかなと思ったのですが…。明日は、しっかり頑張りたいと思います。

決勝は、単騎。

10Rレース結果

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【小松島競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦G311RS級準決勝
打鐘で先頭の林大悟を太田竜馬が叩いて徳島ラインが主導権取り。最終HSで中島詩音が仕掛けて隊列が短くなったところを、郡司浩平が後方から一気の捲りで迫り、最終3コーナーで逃げる太田をかわして先頭に立つ。郡司がそのまま押し切り1着。郡司マークの内藤秀久が2着で神奈川ワンツー。太田マークの小倉竜二が3着に入線した。

郡司浩平
1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:17回(23年4月小田原)

展開の対応は思うようにできていますが、道中で仕掛けた後の余裕やゴール前の粘りが、いい時のイメージではないので、もう少し欲しいですね。久しぶりの自力でもあるので、次につながる感覚を掴んで終わりたいと思います。

決勝は、自力。

内藤秀久
2着/内藤秀久(S1・神奈川89期)
今回成績:特2・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:19回目(23年6月前橋以来)

今日は高速バンクで、差せなくてもしっかり2人で決められたのは、最低限よかったと思います。ペダリングの感じは、日に日によくなっていますね。前を抜かないと優勝は無い、そこを念頭においてワンチャンス狙っていきたいと思います。そこに、お客さんが期待してくれたら嬉しいですね。

決勝も郡司の番手です。

小倉竜二
3着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:特9・二1・準3
G3優勝:8回(21年5月前橋)

太田(竜馬)君が、いつもより先行する意欲というか気持ちの入ったレースだった。最後は直線で後ろから来ていたし、タテに踏まないと、徳島勢の誰にもチャンスは無いと思い、踏みました。恵まれましたね。脚は、重さがあるが地元の利を活かして決勝に乗れた感じです。

決勝は、犬伏の番手。体調を整えて臨みたいと思います。

11Rレース結果

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【小松島競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦G312RS級準決勝
窓場千加頼を抑えて野口裕史が打鐘前からペースを上げて先行していく。4番手に窓場、6番手に坂本貴史で、犬伏湧也は8番手で打鐘を通過。南関ラインの主導権取りに対して、犬伏は最終HSからスパートすると、抜群のスピードで最終BS過ぎに先頭に立つ。車間が開いたものの、松浦悠士も犬伏を追走して直線で詰めるが、犬伏が振り切って1着。2着に松浦で中四国ワンツー。両者を追った坂本が3着に入線した。

犬伏湧也
1着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:特5・二1・準1
G3優勝:1回(23年3月大垣)

最終HSは向かい風で重かったのですが、最終BSにかけてスピードを乗せていけたので良かったし、松浦(悠士)さんとワンツーが決められてよかったです。初日、調子があまり良くなくて5着だったのですが、昨日、今日と動いてきている感じがあるので、身体の面は問題ないと思います。徳島勢は3人そろったので、優勝者が出せるように頑張ります。

決勝は、自力。

松浦悠士
2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準2
G3優勝:18回(22年12月広島)

(犬伏湧也が)めちゃくちゃ強かったです。僕は、大垣記念のリベンジの側面もあったので、最後なんとか追いついての感じでした。凄くキツかったです。体調は、今日が一番よかったと思います。しっかり調整をして、明日がピークになるようにしたいです。

決勝は、単騎で。

坂本貴史
3着/坂本貴史(S1・青森94期)
今回成績:一3・二4・準3
G3優勝:1回(22年8月函館)

犬伏(湧也)君と野口(裕史)さんを少しでもやり合わせたかったので、いかに野口さんを楽に仕掛けさせるかだと思っていました。最終HSで、松浦(悠士)君が車間を空けているのが分かったので、それを目標に行ってみようと。連日感触は悪くないです。出来は最近の中で一番いいと思う。もっと良くなると思うので、今後も含め上を目指してやりたいと思います。

決勝は、(新山)響平の後ろ。彼が勝てるように走って、自分が仕事をして差して優勝することを目標に頑張ります。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/犬伏湧也(S1・徳島119期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/宿口陽一(S1・埼玉91期)
5/小倉竜二(S1・徳島77期)
6/坂本貴史(S1・青森94期)
7/内藤秀久(S1・神奈川89期)
8/久米良(S1・徳島96期)
9/新山響平(SS・青森107期)

注目の並び想定は
1犬伏-5小倉-8久米
2郡司-7内藤
9新山-6坂本
3松浦(単騎)
4宿口(単騎)

決勝は、犬伏湧也の後ろに小倉竜二、久米良が付き結束する徳島の3車ライン。
準決勝と同じく郡司浩平の番手に内藤秀久が続く神奈川2車。
新山響平には坂本貴史が付く青森2車。
そして松浦悠士、宿口陽一は、それぞれ単騎の競走となった。

準決勝で度肝を抜く捲りを放った犬伏が、ライン3車の利を活かして主導権を握ると徳島勢の上位独占がありそうだ。しかし、落車復帰の影響を感じさせないパワフルな郡司や、自信を持って走れていると話す新山が易々とレースを譲るわけがない。また、単騎でも戦術豊富な松浦や、なんとしても復調を印象付けたい宿口の動向にも注視が必要。
激戦必至の決勝にご注目ください。

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