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競輪

2023/07/09

P-Navi編集部

【小松島競輪G3】松浦悠士が混戦を制す!

【小松島競輪G3】松浦悠士が混戦を制す!

2023年7月9日 小松島競輪
開設73周年記念「阿波おどり杯争覇戦」G3(最終日)

2023年の阿波おどりを1カ月後に控えた徳島県。東側の小松島湾に面した小松島競輪で、7月6日から4日間の日程で開催されてきた開設73周年記念「阿波おどり杯争覇戦」G3は、最終日を迎えた。
シリーズをリードしたのは準決勝に7選手が勝ち進んだ徳島勢。その筆頭格の犬伏湧也は、準決勝で連携したS級S班の松浦悠士を引き離す捲りで快勝。ベテラン小倉竜二や久米良も底力を発揮して、決勝へ駒を進めた。
また、自転車とのマッチングに手応えを得た新山響平や落車の影響を感じさせず3連勝で勝ち上がった郡司浩平らが強者の走りで存在感を示した。
地元記念初優勝の期待がかかる犬伏が率いる徳島勢とS級S班3名との対決に注目が集まった決勝は、先行する犬伏の4番手から捲って出た新山の後ろから松浦悠士が
抜け出し、郡司との大接戦を制し1着でゴールし。昨年12月の広島記念以来、通算19回目のG3優勝を手にした。

※準決勝のレポートはこちら

【小松島競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/犬伏湧也(S1・徳島119期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/宿口陽一(S1・埼玉91期)
5/小倉竜二(S1・徳島77期)
6/坂本貴史(S1・青森94期)
7/内藤秀久(S1・神奈川89期)
8/久米良(S1・徳島96期)
9/新山響平(SS・青森107期)

【レース展開】
小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦決勝赤板

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦決勝打鐘手前2コーナー付近

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦決勝最終HS

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦決勝最終2コーナー付近

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦決勝ゴール

誘導以下、1犬伏ー5小倉ー8久米、内に2郡司、外に3松浦で並走、7内藤、4宿口、9新山ー6坂本で周回。まず宿口が上昇して犬伏に並びかけると、赤板すぎに新山が抑えていくと、犬伏も叩いて主導権を奪い返し、徳島勢が先行していく。中団には新山が続いて、最終HSを通過。新山が捲りに出ると、それに松浦、さらに郡司が続く。新山は犬伏をとらえて先頭に立ち直線に向くと、松浦と郡司が差し脚を伸ばして、ゴール前は接戦となるが、タイヤ差で松浦に軍配が上がった。2着に郡司、3着に新山が入り、 S級S班の上位独占となった。

【小松島競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単3-2 1,830円(7番人気)
3連単3-2-9 9,890円(31番人気)
決まり手:差し-

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦優勝松浦悠士
優勝/松浦悠士(SS・広島98期)
今回成績/特3・二1・準2・決1
次走出場予定/函館G2(7月15日~17日)

犬伏(湧也)君が前を取ったので、突っ張り先行かなとイメージしていたので、絶対に4番手と思っていたが、(郡司浩平が)入れてくれないと思わなかったので、その位置にこだわっちゃいました。
自分が脚を使ってでも郡司(浩平)君に脚力を使わせるくらいの思いでいました。最終ホームで新山(響平)君の横に追い上げようと思ったのですが、郡司君を引き出すかなと思ってやめました。最後はいかれたかなと思いました。
走ってみると、犬伏君の強さが光ってました。ただ、昨日かなりキツいレースで脚に刺激が入り、昨日ほどはキツくなかったです。ウォーミングアップ前は昨日のダメージがあって、しんどかったのですが、アップを始めたら身体がいい感じになったので、いいレースができるかなと思っていました。ある意味、犬伏君のおかげかもしれないですね。
高松宮記念杯で手応えをつかめた結果、今回優勝ができた。自分の感覚と自転車の進み具合が一致してきて、自分の思い通りのレースができるようになると今回でイメージできましたので、今後凄く楽しみです。まず、サマーナイトを得意としているので3連覇を目指したいです。

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦優勝松浦悠士

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦優勝松浦悠士

小松島競輪開設73周年記念阿波おどり杯争覇戦優勝松浦悠士

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