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競輪

2023/08/12

P-Navi編集部

京王閣競輪G3(3日目)レポート

京王閣競輪G3(3日目)レポート

2023年8月12日 京王閣競輪
シン東京ミリオンナイトレース
大阪・関西万博協賛
後閑信一・高木真備日本名輪会カップ(3日目)
※ナイター開催

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【京王閣競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
京王閣G310RS級準決勝
赤板で鈴木薫が先頭に立って、東京ラインが主導権取りに出る。打鐘過ぎに末木浩二が内から進出を試みる中、久米康平がスパートして鈴木を叩き切り先手を奪取する。最終2コーナー前から5番手の窓場千加頼が捲りを打つと、久米マークの田尾駿介のけん制もかわして、最終3コーナーで先頭に立つ。窓場は後続を引き離して1着ゴール。車間はあいたが窓場マークの松岡健介が2着、田尾が3着に入線した。

窓場千加頼
1着/窓場千加頼(S1・京都100期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(16年2月向日町以来)

末木(浩二)君が、どれくらい強気で赤板で切りにくるかで、外か内のコースに行くかを判断しようと思っていました。捲りを打った瞬間から、田尾(駿介)君がどのくらいけん制をするか判断しながら走りました。ワンツーが決まって良かったです。コンディションは徐々に右肩上がりになっている。明日が1番万全の状態になるように一晩過ごします。

決勝は、自力。もっと気持ちを昂らせていきます。

松岡健介
2着/松岡健介(S1・兵庫87期)
今回成績:一1・二5・準2
G3優勝:2回(19年5月平塚)

(最終3コーナー付近で)窓場(千加頼)が凄いスピードで、離れてしまうかもしれないと思ったタイミングでけん制にこられたので、一気に口が空きました。強すぎます、落ち着いていましたね。最近出足で口が空くことが多かったが解消されているの。スピードに乗ってから離れるイメージは無かったので、千加頼がすごく良くなっているのだと思って頑張ります。

決勝は、(窓場)千加頼の番手。

田尾駿介
3着/田尾駿介(S1・高知111期)
今回成績:特6・二3・準3
G3優勝:2回目(22年2月高知以来)

最終BSでは、なんとか止めたかったのですが厳しかったですね。窓場(千加頼)君が無理でも、松岡(健介)さんをしっかり止められなかったのが技術不足です。(久米)康平の頑張りに尽きると思います。初日は少し重かったのですが、そのあとはいつも通りに走れています。

決勝は、久保田(泰弘)君の後ろ。中四国の3番手。(久米)康平の頑張りを無駄にしないように頑張ります。

10Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
京王閣G311RS級準決勝
単騎の星野洋輝が赤板で先頭に立つと、上昇した河端朋之が打鐘で星野を抑えて、そのまま先行態勢に入っていく。星野が4番手、5番手で芦澤辰弘の隊列で最終HSを通過。芦澤は捲りを放つも、河端も快ペースで駆けており不発に。レースを優位に運んだ中国・四国ラインが盤石の態勢のまま、河端マークの久保田泰弘が差し切り1着。2着に逃げた河端、3着に3番手の室井健一が入線した。

久保田泰弘
1着/久保田泰弘(S2・山口111期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(23年2月伊東温泉以来)

(河端朋之との)連結を離さないことだけ意識していました。ワンツースリーで良かったです。凄くいい状態にあると思います。河端(朋之)さんに迷惑をかけないように気持ちを楽にして頑張ります。

決勝も、河端(朋之)さんの番手。

河端朋之
2着/河端朋之(S1・岡山95期)
今回成績:特9・二5・準2
G3優勝:1回(22年5月青森)

前に出てから、踏み直しはそんなに良くないのですが、マイペースで仕掛けられたので、なんとかラインで決められました。今開催、1着がなくてギリギリで上がった感じなのですが、しっかり調整して最後を1着で締めくくりたいです。

決勝は、自力。

室井健一
3着/室井健一(S1・徳島69期)
今回成績:一5・二3・準3
G3優勝:0回(22年7月小松島以来のG3優出)

打鐘で河端(朋之)が先頭に立ってからは、内を締めながら走りました。最終4コーナーからは遅めに踏み込んで、外を牽制しながらでした。前のおかげですね。(決勝進出は)嬉しいけど、今回はたまたまなので。

決勝は、田尾(駿介)の後ろ。

11Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
京王閣G312RS級準決勝
赤板過ぎに東矢圭吾が橋本瑠偉をかわして先頭。打鐘前に根本哲吏が仕掛けるが、東矢が踏んで、九州3車が譲らない。打鐘過ぎに橋本もスパートして九州勢に襲い掛かると、両者の主導権争いに発展。橋本は東矢マークの大坪功一のけん制も凌ぎ切ると、最終3コーナー付近で橋本が出切る。橋本を追走した鈴木竜士が番手から捲りで抜け出し1着。関東3番手の河村雅章が2着で続き、東京ワンツー。3着には大坪が入線した。

鈴木竜士
1着/鈴木竜士(S1・東京107期)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(21年1月立川以来)

橋本(瑠偉)が行きづらいところで仕掛けてくれました。(橋本が)残れなかったのは、僕の見切りが早すぎたのだと思います。オッズには応えられたのですが、結果、味方を失うことになったので決勝が厳しくなりますね。状態はいいと思います。

決勝は、(関東の)前で頑張ります。

河村雅章
2着/河村雅章(S1・東京92期)
今回成績:一1・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(21年8月高知以来)

最終BSでは、(鈴木竜士に)離れないように、付いて行かなきゃと思っていました。最終4コーナーを回った時点で大丈夫だと思いました。初日よりも脚に力が入る感じがあったので、良くなってきていると思います。

決勝は、(鈴木)竜士に任せます。番手です。

大坪功一
3着/大坪功一(S1・福岡81期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(22年4月武雄以来)

今日は、(東矢圭吾の)気持ちが強かったですね。カマシの展開だったら、ラインで上位独占できたかもしれません。最終3コーナー付近でけん制に行った時には上を行っていたので、どうしようもなかったです。感じは悪くないと思います。

決勝は、単騎でいきます。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/鈴木竜士(S1・東京107期)
2/窓場千加頼(S1・京都100期)
3/河端朋之(S1・岡山95期)
4/河村雅章(S1・東京92期)
5/久保田泰弘(S2・山口111期)
6/室井健一(S1・徳島69期)
7/大坪功一(S1・福岡81期)
8/松岡健介(S1・兵庫87期)
9/田尾駿介(S1・高知111期)

注目の並び想定は
鈴木竜士の後ろに、河村雅章が付く東京2車。
窓場千加頼には準決勝同様に松岡健介が付く近畿ライン。
河端朋之の番手にはこちらも準決勝と同じく久保田泰弘が付き、田尾駿介、室井健一が結束する中国四国の4車。
大坪功一は単騎の競走となった。

注目は、一番ラインの長くなった中四国の先頭を任された河端が主導権を握った時に、好調の窓場や鈴木がどのような戦術で対抗するかだろう。唯一3連勝の久保田が、すんなり番手を回れるのか否か。
G3優勝を経験しているのは河端と松岡のみ。優勝を手にするのは、果たして__。

※同時開催の4日制ガールズケイリンの決勝メンバーは次ページをご覧ください!

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