【アルテミス賞】石井寛子が制す！

2023年8月16日　西武園競輪F2
ガールズケイリンコレクション2023西武園ステージ
「アルテミス賞レース」

※前検日のレポートはこちら
※ガールズドリームレースの前検日レポートはこちら

【オールスター競輪（2日目）11R＝アルテミス賞レース】
1／石井寛子（L1・東京104期）
2／日野未来（L1・奈良114期）
3／荒川ひかり（L1・茨城110期）
4／奥井迪（L1・東京106期）
5／石井貴子（L1・千葉106期）
6／梅川風子（L1・東京112期）
7／小林莉子（L1・東京102期）

【レース展開】

誘導以下、4奥井、1石井寛、2日野、6梅川、7小林、3荒川、5石井貴で周回。残り2周から石井貴、荒川が梅川の横まで上昇すると、梅川は6番手に引いて打鐘を迎える。先頭の奥井はそのままペースを上げて先行態勢に入っていく。最終1センター付近で梅川が捲りを打つと、最終2コーナーから4番手の石井貴も前に踏む。大外から梅川が前団に迫るも、最終BS過ぎから石井寛も2番手から捲りで抜け出していく。梅川も外で粘るが、石井寛が振り切って優勝ゴール。石井貴は最終4コーナーで石井寛にうまくスイッチする形で抜け出し、直線伸びて2着。梅川が3着に入線した。
石井寛子は2017年以来、2回目となるアルテミス賞レース制覇。コレクションは通算6回目の優勝を飾った。

【アルテミス賞レース=結果】
2車単1-5　6,270円（18番人気）
3連単1-5-6　27,490円（65番人気）
決まり手：捲り－マーク

優勝／石井寛子（L1・東京104期）
次走出場予定／大垣F2（8月30日～9月1日）

「えーっ、信じられない」という感じでした。初手は、一番前はいらない、先頭の後ろと思っていました。奥井（迪）さんの後ろは理想で、奥井さんが来てビックリしました。いつも男子と練習をしているのですが、同等か、それ以上の走りで本当にキツかったです。
今年の失敗レースは後方を見ないことでした。その反省を踏まえて、「後ろを見なきゃ」と、思いながら走りました。でも、余裕のないスピードだったので、確認するだけ。最終BSで踏み出して、2センター付近で3車で並んだ時に、3人の中で一番練習をしてきた人が勝つなと思って、「練習をいっぱいしてきたから大丈夫」と思いながら走りました。自分を信じることしか考えなかったです。
ゴールした瞬間は、ファンに恩返しができると思ったし、投票してくれた方々に感謝しかないです。自分の力では出られないレースなので、お客さんと共に優勝できた思いが凄くて、また頑張る気持ちになりました。
今、普通開催を取りこぼしているので、もう一回、勝つ流れに乗りたい気持ちが大きいです。そして大きいレースで頑張りたい。会場でたくさんの声援が聞こえ、選んでもらえたこと、そして優勝して、それを喜んでもらえたことに感謝しています。これからも頑張ります。