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競輪

2023/10/01

P-Navi編集部

【豊橋競輪G3】町田太我が逃げ切り2回目のG3優勝

【豊橋競輪G3】町田太我が逃げ切り2回目のG3優勝

2023年10月1日 豊橋競輪
開設74周年記念「ちぎり賞争奪戦」G3(最終日)

9月28日に開幕した豊橋競輪開設74周年記念「ちぎり賞争奪戦」G3は、本日(1日)最終日を迎えた。
先日の共同通信社杯で9年ぶりのビッグレースを制した深谷知広、S級S班の新山響平、佐藤慎太郎らが主力に推されたが、シリーズは波乱の様相に。新山は準決勝3着で決勝進出を決めたものの、深谷は初日特選を制して好発進を決めるも、準決勝で捲り及ばず敗退。また佐藤も同じく準決勝で勝ち上がりを逸した。
一方、中四国勢は町田太我、松本貴治、香川雄介の3名が優出し、強力ラインを形成。新山には稲川翔が番手を回り即席連携、地元中部からは川口聖二と岡本総の2名がファイナル進出を決めて、決勝は細切れ戦へ。中四国ラインと新山ラインが人気を分けあう形となり、混戦シリーズをしめくくる一戦に注目が集まった。

決勝は前受けの町田太我が突っ張って、レースを主導権を握っていく。新山響平が捲りで迫ると、松本貴治がブロック。後続の争いを尻目に、町田は粘り強い走りで、そのまま押し切り優勝のゴール。2021年6月松山の国際自転車トラック競技支援競輪以来となる2回目のG3優勝、記念競輪では初優勝を、見事な逃げ切りで達成した。

※準決勝のレポートはこちら

【豊橋競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/松本貴治(S1・愛媛111期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/荒井崇博(S1・長崎82期)
4/山田雄大(S2・埼玉117期)
5/稲川翔(S1・大阪90期)
6/岡本総(S1・愛知105期)
7/香川雄介(S1・香川76期)
8/川口聖二(S1・岐阜103期)
9/町田太我(S1・広島117期)

【レース展開】
豊橋記念最終日決勝レースの周回

豊橋記念最終日決勝レースの赤板

豊橋記念最終日決勝レースの最終ホーム

豊橋記念最終日決勝レースの最終2コーナー

豊橋記念最終日決勝レースのゴール

誘導以下、9町田-1松本-7香川、2新山-5稲川、3荒井、4山田、8川口-6岡本で周回。まず川口が上昇すると、町田は赤板から突っ張っていく。中四国ラインが先頭に立つと、中団は内に新山、外に川口で並走になる。町田は打鐘過ぎから徐々にペースを上げて、レースの主導権を握っていく。中団は新山が取り切り、新山は最終1センター付近から捲り発進。新山がスピードよく迫るも、最終BS前に町田マークの松本がブロック。直線では逃げ粘る町田に、直線で香川、松本、稲川、荒井が追い込むも、町田が後続を振り切って優勝。2着入線は松本だったが、斜行により失格。2着に稲川、3着に荒井がそれぞれ繰り上がった。

【豊橋競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単9-5 20,380円(47番人気)
3連単9-5-3 208,270円(332番人気)
決まり手:逃げ-差し

町田太我
優勝/町田太我(S1・広島117期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績/一1・二2・準3・決1
次走出場予定/寛仁親王牌G1(弥彦/10月19日~22日)

素直に嬉しいです。今まで支えてくださった家族や練習グループの皆に、感謝しています。
身体はキツかったです。疲労困憊(こんぱい)だったので、気持ち一本でいきました。
本当に、後ろの方々のおかげですね。
今日は車番通りだったら、(川口)聖二さんが新山(響平)さんと並走してくれたらラッキーだと思っていました。その通りになりましたね。(松本)貴治さんが仕事してくれたのが見えましたし、そのおかげです。あとはガムシャラで、最後は抜かれるかなと思っていました。前回のG3はトラック支援だったので、初めて記念優勝できてよかったです。
まずはゆっくり休んで、疲れてを取ってから、しっかり練習して、弥彦(寛仁親王牌)に向かえたらいいと思います。
自分の力を出し切って。一つでもよい着が取れるように頑張りたいと思います。


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