2回目のG1参戦！中野慎詞インタビュー

2023年10月19日～22日　弥彦競輪場
「第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」G1

19日（木）より、第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントが、いよいよ開幕します！
今開催にはS級S班の古性優作選手、松浦悠士選手、郡司浩平選手をはじめ、総勢12名のチャリレンジャー（弊社・スポンサード選手）が参戦。前検日レポートでは、その精鋭の中から、中野慎詞選手（岩手121期）に単独インタビュー。自転車競技で世界を相手に活躍するスーパールーキーが挑む2回目のG1戦を前に、その胸中やいかに！？

※前検日レポートはこちら

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【注目チャリレンジャー・前検日インタビュー】
【初日11R＝S級特別選抜予選】

「自分のレースをすれば、結果は自ずと付いてくるはず」
3番車：中野慎詞（S1・岩手121期）
チャリレンジャー（スポンサード選手）

－8月のオールスター競輪以降、日本の競輪への参戦は2カ月ほどあきましたが、その間はどのように過ごされましたか？
「ナショナルチームがメインで、今まで通りの活動でした。オールスターが終わってからは、アジア大会に出場して、そのあとは1週間の休養があり、また1週間練習して。今回の前検日に来ました」

－練習でのコンディションはいかがですか？
「オールスターは世界選手権が終わってすぐで、疲労感がありましたが、今回は比較的、フレッシュな状態で臨めるのかなと思うので、楽しみです」

－久しぶりとなる日本の競輪の出場ですが。
「はい。不安はあまり思わないようにしていて。もし、不安があるとしても、元々は1カ月に1回だったり、2カ月に1回だったりと、レースまでが長いスパンなので、毎回、不安ばかり抱えていても、状況は変わらない。それよりも、自分がやるべきことをやることの方が重要だと思っているので。自信を持って戦っていきたいと思います」

－話は前後しますが、オールスターのときは初めてのG1参戦だったと思いますが、その時に感じたことや、収穫があったことはありますか？
「自分の行くタイミングだったり、レースの組み立てが甘すぎるのかなという気持ちはありました。ただ力強く仕掛けたからといって、通用するわけでもないですし、こういうG1の世界になってくると、もっと小さなところを見逃さないことが重要になってくるのかなと。軽い気持ちで『よし、行ってくる』ということではなく、しっかり考えた上でレースすることが、今後にもつながってくると思いますし、今の自分にも、すごく必要なこと。しっかりその点を考えて、走りたいと思っています」

－自転車競技と日本の競輪、その切り替えについては？
「全く競技とは別物だと考えています。どちらかに重きを置くということは考えていなくて、両方を頑張る。競技のレースに出るからには優勝したいし、競輪に出るからには勝ちたい。どうしてもレース数が少ないので、経験不足のところはたくさんありますが、1レースずつ大切に走ることで、得るものは大きくなると思います。ただ走るのではなく、経験を積みながら、いい走りをした時も、悪い走りをした時も、反省できたらいいですね。集中して走ること、それが大切だと思っています」

－今回が2回目のG1参戦となります。
「もちろん、上を目指さないというわけではないですが、まずは自分の力を出した結果、どこまで成績を出せるか。それが自分の中で、大切なことです。優勝するんだ、どうするんだということではなく、しっかり1着を目指した上で、自分のレースをすれば、自ずと結果はついてくるはず。まずは、力を出し切って、思い切り走ることですね」

－初日は特選スタート。勝ち上がりも有利になりますが、初日のメンバーも見て、印象は？
「特選から走ることができるのは、競輪ではなく、自転車競技のネーションズカップで優勝して権利をいただいたから。まずはこの制度があることに感謝しなくてはいけないし、せっかくのチャンスでもあります。メンバーは眞杉（匠）さんや犬伏（湧也）さんなど、強いメンバーなので、きついとは思います。でも、この強いメンバーと戦えることが、自分の経験になります。よりよい着を目指して、レースをしていきたいですね」

－最後にチャリロトユーザーに意気込みをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。今回が2回目のG1ですが、自分の力を発揮できるように頑張ります！」

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