四日市競輪G3(準決勝)レポート
2023年11月11日 四日市競輪
開設72周年記念「泗水杯争奪戦」G3(3日目)
※ナイター開催
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【四日市競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板から藤井侑吾が先行態勢に入る。最終HSで7番手から貴志修己が仕掛けるも、中団付近までで不発。藤井マークの浅井は車間を切って後続の仕掛けを警戒。4番手から嶋津拓弥が捲り追い込むも、浅井が鋭い差し脚で抜け出し1着。中部3番手の川口公太朗が2着。嶋津マークの和田健太郎がゴール前伸びて3着に入った。
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特3・二3・準1
G3優勝:32回(23年6月大垣)
昨日、脇本(雄太)君の番手のレースでキツかったことで、今日は落ち着いて、冷静な判断ができたレースだったと思います。(藤井)侑吾は、いつもいいレースをしてくれているので、もっと強くなって、もう一つ上で一緒に戦いたいですね。状態は少しずつ良くなってきていますが、練習不足の面が出ている。それに対応して、調子を上げてこられていると実感しています。
決勝は、自力。
2着/川口公太朗(S2・岐阜98期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(22年8月函館以来)
(藤井)侑吾が頑張ってくれた。その気持ちに何とか応えられたと思うので、明日また頑張って浅井(康太)さんとワンツーを目指せるといいなと思います。状態はすごくいいです。
決勝は、浅井さんの番手。しっかり頑張ります。
3着/和田健太郎(S1・千葉87期)
今回成績:特9・二4・準3
G3優勝:3回(21年12月佐世保)
すんなり中団が取れたとはいえ、藤井(侑吾)君が強いし、その後ろが浅井(康太)君なので、嶋津(拓弥)も仕掛けのタイミングを見てしまいましたね。3着ですが、自分としては感覚が良くないです。ギリギリ、差した感じでした。万全な状態ではありませんが、決勝、その先も見据えて、しっかりケアしていきます。
決勝は、坂井(洋)君の後ろ。
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【四日市競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板で小川真太郎が突っ張るも、新田祐大、池野健太が叩いていく。打鐘過ぎに新田をかわした池野が主導権取りに出ると、新田はインで粘る形に。池野の番手から三谷竜生も前に踏むが、最終2コーナーで7番手の小川が捲りを打つと、前団をとらえて四国ラインが直線抜け出す。小川マークの橋本強が1着、2着に3番手の栗田貴徳、3着に小川で上位独占が決まった。
1着/橋本強(S1・愛媛89期)
今回成績:一2・二4・準1
G3優勝:1回(21年12月松山)
初日に(小川真太郎と)連携できていたのが大きいですね。今日は相手が強いので、相手にやり合わせて、一撃を狙うだろうと思っていました。ハマりましたね。昨日、着こそ4着でしたが、自転車が伸びている感じがありました。上手く修正できていると思います。
決勝は、小川君の番手。
2着/栗田貴徳(S2・愛媛93期)
今回成績:一3・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初
2着。ビックリして、言葉が出なかったです。同門の橋本(強)君のアドバイスで作ったフレームが、今場所の直前にできたので、2日目から変えました。こんな流れもあるんですね。嬉しいです。橋本君は憧れの選手。一緒に、この舞台で走れるのが嬉しいです。コツコツやっていると、いいことがあるんですね。
決勝は、四国の3番手。
3着/小川真太郎(S1・徳島107期)
今回成績:一4・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:14回目(22年3月名古屋以来)
残り2周から、レースがペースアップしてキツかったです。最終BSは、池野(健太)さんが流石にもたないだろうと思ったので、見切り発射で仕掛けました。ラッキーでしたね。自力のコメントを出していましたが、正直、自信はありませんでした。一番いい結果になってよかったです。初日にキツいレースができたのが、今日に繋がったと思います。
決勝は、自力自在。
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【四日市競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板からスローの展開になり、各ラインがけん制。片岡迪之が先行態勢に入っていく中、7番手の脇本雄太は打鐘から仕掛けて5番手にポジションを上げる。最終2コーナーから3番手の坂井洋が捲りを打って、マーク阿部力也とともに抜け出すが、両者を追った脇本が直線外を捲り追い込んで1着。2着に坂井、脇本マークの南修二が3着に入線した。
1着/脇本雄太(SS・福井94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:14回(23年4月武雄)
自分の苦手なスローペースのレースだったのですが、なんとか1着でよかったです。だいぶ弱気なレースだったと思うし、(南)修二さんと伊代野(貴照)に迷惑をかけました。3番手に入った以上は、勝ちにこだわらないといけないと思ったので、タイミングを見逃さず踏めたと思います。脚の状態は悪くないと思っていますが、精神的な面が、まだまだ修正が必要だです。
決勝は、自力。(南)修二さんと2人で頑張りたいと思います。
2着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:一3・二2・準2
G3優勝:1回(21年11月四日市)
(脇本雄太が)圧倒的に本線なので、全開でいくしかないと思っていました。脇本さんが後ろにいたのがわかったので、先に仕掛けないとダメだと。それでも来たので、どうしようもないですね。脚の感触や状態は、相性のいいバンクだし、ここ最近では一番いい感触です。
決勝は、自力です。しっかり自力を出します。
3着/南修二(S1・大阪88期)
今回成績:特5・二1・準3
G3優勝:1回(15年8月富山)
最後は、しっかり脇本(雄太)に付いていって、内のコースを行かないようにと思っていました。感触や体調などは問題ないと思います。
決勝は、脇本君の番手。
12Rレース結果
※G3優勝の( )は前回G3優勝開催
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【四日市競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/坂井洋(S1・栃木115期)
4/小川真太郎(S1・徳島107期)
5/和田健太郎(S1・千葉87期)
6/栗田貴徳(S2・愛媛93期)
7/橋本強(S1・愛媛89期)
8/川口公太朗(S2・岐阜98期)
9/南修二(S1・大阪88期)
注目の並び想定は、
1脇本-9南
2浅井-8川口
3坂井-5和田
4小川-7橋本-6栗田
決勝は、準決勝同様に脇本雄太の番手に南修二が付く近畿2車。
自力戦の浅井康太の後ろには、川口公太朗が回る中部の2人。
坂井洋に和田健太郎が付く東の2車。
こちらも準決勝と同じく、小川真太郎の番手に、橋本強と栗田貴徳が続き、3車結束する四国ラインの4分戦となった。
今シリーズが復帰戦となった脇本雄太は2日目から連勝。決勝もどの位置からでも力を発揮し、圧倒的なスピードで優位にレースを進めそう。
しかし、3車ラインの厚みを活かしたい小川や、何としても脇本を攻略したい坂井、好位取りの臭覚に長けている浅井も、4月に続いて地元G3連続優勝の期待が高まる。次走は今年最後のG1、競輪祭に向かう選手も多く、今後の戦況を占う一戦に注目です!
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【四日市競輪レポート・プレイバック】
23年4月ベイサイドナイトドリームG3
優勝者:浅井康太
22年11月四日市記念G3
優勝者:守澤太志
21年11月四日市記念G3
優勝者:坂井洋
21年4月ベイサイドナイトドリームG3
優勝者:諸橋愛
20年11月四日市記念G3
優勝者:佐藤慎太郎
19年11月四日市記念G3
優勝者:柴崎淳
19年6月ベイサイドナイトドリームG3
優勝者:山岸佳太
18年12月四日市記念G3
優勝者:浅井康太
18年2月全日本選抜競輪G1
優勝者:新田祐大
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