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競輪

2023/12/09

P-Navi編集部

別府競輪G3(準決勝)レポート

別府競輪G3(準決勝)レポート

2023年12月9日 別府競輪
開設73周年記念「オランダ王国友好杯」G3(3日目)

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【別府競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
別府競輪開設73周年記念オランダ王国友好杯G33日目10RS級準決勝
打鐘過ぎに松本貴治を志田龍星が叩くと、坂井洋も仕掛けて、両者の主導権争いに。坂井は最終2コーナーで先頭に立つも、志田マークの浅井康太が後位にスイッチ。8番手から松本秀之介が捲り追い込むが、浅井が抜け出して1着。2着に松本。坂井マークだった守澤太志は、浅井を追走から3着。
浅井康太
1着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:33回(23年11月四日市)

(最終HSは)守澤(太志)が坂井洋の後ろにいないのがわかっていました。志田(龍星)がしっかり踏み合いをしていたので、志田を迎え入れながら、番手に切り替えた感じです。(同地区の)若い選手が頑張ってくれている中で、番手のレースをして着が取れている。中部の若手が強くなってくれることで、上位の走りを教えることがで、お互いに高めあえると思います。開催に入ってから、少しずつ状態も上がっているので、本番で強い選手になれるよう、しっかり仕上げたいと思います。

決勝は、(三谷)竜生の後ろ。できる限りのことをやります。

松本秀乃介
2着/松本秀之介(S1・熊本117期)
今回成績:一1・二4・準2
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年1月和歌山以来)

今日は、一本棒の展開にはならないだろうと。ゴチャついたところを仕掛けられたらと思っていました。最終2コーナー、外に持ち出してからのスピードの乗りは悪くなかったので、浅井(康太)さんがタテに踏んで出るタイミングと守澤(太志)さんの動きを警戒しながらでした。しっかり動いて、結果がついてきてくれました。ラッキーです。

決勝は、自力です。九州から優勝者が出ればいいなと思います。

守澤太志
3着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特2・二1・準3
G3優勝:3回(22年11月四日市)

(坂井洋の仕掛けに)離れてしまい、情けなかったです。ラインに申し訳ないことをしました。3日目の今日が、状態としては一番良かったのですが、力不足です。今日、迷惑をかけた分、優勝を目指して頑張ります。

決勝は、自分で何かします。

10Rレース結果

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【別府競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
別府競輪開設73周年記念オランダ王国友好杯G33日目11RS級準決勝
北津留翼が打鐘で三谷竜生をかわすと、そのままペースをあげて先行態勢に入る。3番手に三谷、5番手に森田優弥、8番手に新田祐大で最終HSを通過し、一本棒の展開となる。北津留が逃げ粘りを図る中、3番手から三谷が伸びて1着。2着に北津留マークの大塚健一郎、3着に三谷追走の渡部哲男が入った。

三谷竜生
1着/三谷竜生(S1・奈良101期)
今回成績:特9・二3・準1
G3優勝:6回(23年2月奈良)

(北津留翼は)2車であの先行をできるのは、強かったですね。なんとか1着に来られて良かったです。前走の競輪祭で落車した割には、しっかり動けていると思います。優勝を目指して頑張ります。

決勝は、自力です。

大塚健一郎
2着/大塚健一郎(S2・大分82期)
今回成績:一1・二3・準2
G3優勝:2回(06年2月岸和田)

(決勝進出は)やっとチャンスをもらった感じです。1年間、G1を走り、刺激を受けてこられた場所なので、決勝に乗りたいと思っていたし、最終4コーナーを無風で回ってこられることも理想と思っていた。それが準決勝まで続き、ホッとしていますし、自分に自信を持って挑みました。明日(決勝)は、何着であろうと答えを出して、来年に繋げたい。気持ちで挑みます。

決勝は、松本(秀之介)君の番手。

渡部哲男
3着/渡部哲男(S1・愛媛84期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:5回(19年3月松山)

ゴール前、(三谷竜生に)もう少し差し込みたかったのですが、全然、差し込めなかったですね。最近は、調子が良くなくて、流れが良くなかったですが、今開催は最終バックをいい位置で回れたかなと思っています。とりあえず決勝に進めて良かったです。

決勝は、佐々木豪の後ろ。中国四国の3番手。

11Rレース結果

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【別府競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
別府競輪開設73周年記念オランダ王国友好杯G33日目12RS級準決勝
佐々木悠葵を赤板過ぎに岩本俊介が抑えて、打鐘を通過。7番手から佐々木豪がスパートすると、最終HSで岩本を叩ききり、マーク松浦悠士とともに抜け出す。ゴール前で松浦が差し切り、2着に佐々木豪で中四国ワンツー。3番手に入った岩本マークの内藤秀久が直線伸びて3着。

松浦悠士
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:19回(23年7月小松島)

最終3コーナーくらいまでスピードを乗せ切ってくれて、(佐々木豪が)強かったです。今日は余裕がありました。状態は、今日が一番良かったです。ここに来る前の練習の感触が少し良くなかったのですが、感触よく戦えているのでホッとしています。

決勝は、自力。中国四国の先頭。

佐々木豪
2着/佐々木豪(S1・愛媛109期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特8・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(22年10月松山以来)

落ち着いて走りました。どんな展開になろうと仕掛けると決めていました。ゴールまで、モガキきることだけを意識して、何も考えず走りました。大先輩を付けているので、下手なレースはできない中、3日間しっかり脚を使ってとレースできたので良かったと思います。

決勝は、松浦(悠士)さんの後ろです。松浦さんに3番手を回ってもらえないし、中四国は結束したい思いがありましたし、後輩ですが、勉強させてもらいたいと思いました。しっかり番手を固めます。

内藤秀久
3着/内藤秀久(S1・神奈川89期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:20回目(23年7月小松島以来)

レースは、いい展開になったと思います。自転車のセッティングを競輪祭から元に戻し、2場所目なのですが、調子もいいし、レース中に余裕がありました。

決勝は、守澤(太志)の後ろで勝負します。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催

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【別府競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/守澤太志(SS・秋田96期)
3/浅井康太(S1・三重90期)
4/渡部哲男(S1・愛媛84期)
5/内藤秀久(S1・神奈川89期)
6/松本秀乃介(S1・熊本117期)
7/三谷竜生(S1・奈良101期)
8/大塚健一郎(S2・大分82期)
9/佐々木豪(S1・愛媛109期)

注目の並び想定は、
1松浦-9佐々木-4渡部
2守澤-5内藤
7三谷-3浅井
6松本-8大塚

決勝は、松浦悠士の番手に佐々木豪、渡部哲男が付き結束する中国四国の3車ライン。
守澤太志には、内藤秀久が付く2車。
三谷竜生の後ろに浅井康太が続く近畿中部の2人。
松本秀乃介の番手には、純地元の大塚健一郎が回る九州2車の4分戦となった。

まずKEIRINグランプリを年末に控える松浦の動向が注目だろう。レース巧者の松浦が主導権を握るか、好位からの仕掛けを図って、中四国ラインの上位独占を導くか。松浦の押し切りはもちろん、番手の佐々木にも記念初優勝のチャンスとなろう。
しかし、準決勝で力強い北津留の先行を捲った三谷や連携する好調の浅井、地元大塚を従えた松本もどう抵抗していくか。また、「自分で何かする」という守澤の動向も気になるところで、混戦が予想される一戦に注目だ。

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