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競輪

2024/01/13

P-Navi編集部

和歌山競輪G3(準決勝)レポート

和歌山競輪G3(準決勝)レポート

2024年1月13日 和歌山競輪
開設74周年記念「和歌山グランプリ」G3(3日目)

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【和歌山競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
和歌山競輪開設74周年記念和歌山グランプリG310RS級準決勝
赤板過ぎに飯野祐太が前を抑えると、打鐘過ぎに6番手から寺崎浩平がスパート。寺崎は最終HSで飯野を叩き切り、マーク神田紘輔が続いて、近畿両者が先行策に出る。最終BSから山田英明が捲りを仕掛けると、逃げる近畿勢を最終4コーナー過ぎにとらえて山田が1着。神田のけん制を凌いだ山田マークの山口敦也が2着で、佐賀ワンツー。寺崎が3着に粘った。

山田英明
1着/山田英明(S1・佐賀89期)
今回成績:特9・二1・準1
G3優勝:3回(20年9月向日町)

みんな風を意識して走っていた。その割には(寺崎浩平が)早く仕掛けてきた印象がありました。今日は、シャキッとした捲りが打てましたし、湊(聖二)さんも3番手に付いてくれていたので、しっかり出切るように踏みました。たまたまだったかもしれませんが、この感触をこのまま決勝に持っていけたらと思っています。

決勝は、自力です。

山口敦也
2着/山口敦也(S2・佐賀113期)
今回成績:一3・二4・準2
G3決勝:初

山田(英明)さんに付いていくだけ。頑張って付いて行きました。おんぶに抱っこでありがたいです。記念の決勝は初めて。練習がちゃんとできたので、感じは悪くないです。明日も、山田さんにしっかり付いて行って頑張ります。

決勝は、山田(英明)さんの後ろ。

寺崎浩平
3着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:特3・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(22年12月広島以来)

関東勢が付いてきていたので、全開でいかずに仕掛けたらペースが上がらず、風もあり、いい感じではなかったですね。先行には厳しいコンディションだったと思いますが、それにしても感じが良くないですね。乗り方の問題だと思います。疲れは大丈夫です。

決勝は、自力です。

10Rレース結果

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【和歌山競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
和歌山競輪開設74周年記念和歌山グランプリG311RS級準決勝
赤板から古賀勝大、坂井洋、町田太我が先手争い。この争いは打鐘で坂井が制して先頭に立つと、町田は8番手に後退、古賀は坂井マークの佐藤慎太郎のインで粘る。坂井の先行で、番手は佐藤がキープするも、最終2コーナーから阿竹智史が捲りを打つと、最終3コーナー過ぎに逃げる坂井をとらえて、そのまま押し切り1着。佐藤の後位から永澤剛が直線伸びて2着。逃げた坂井が3着に粘った。3連単は32万円台の高配当決着となった。

阿竹智史
1着/阿竹智史(S1・徳島90期)
今回成績:一4・二3・準1
G3優勝:2回(19年3月玉野)

ラインにしっかり追走することしか考えていなかったです。(打鐘手前)2コーナーの下で(町田)太我が(坂井洋に)合わされた感じだったので、切り替える感じに。最終BSは、行けるところまでいって、ダメならし仕方ないと思い仕掛けました。小松島以上の風でしたね。休みの間、しっかり練習ができましたが、まだ出せていない感じがあるので、それをしっかり出せたらと思います。

決勝は、九州勢に付けます。九州ラインの3番手。

永澤剛
2着/永澤剛(S2・青森91期)
今回成績:一1・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:8回目(23年10月熊本記念in久留米以来)

レースは、(坂井洋の仕掛けに)離れるか離れないかでした。キツかったですね。ホームストレッチ、向かい風が凄かったです。今日は、コバンクンディションが悪くて感じは良くないです。自信はありませんが、一生懸命、頑張ります。

決勝は、坂井(洋)君の後ろ。

坂井洋
3着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特7・二1・準3
G3優勝:1回(21年11月四日市)

昨日は4車を付けてダメだったので、今日は早めに仕掛けるつもりでした。打鐘では腹をくくりました。後ろが(佐藤)慎太郎さんなので、安心して仕掛けられました。今までで一番キツかったと思えるくらいキツかったです。力を出し切れたので良かったです。

決勝は、自力。

11Rレース結果

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【和歌山競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
和歌山競輪開設74周年記念和歌山グランプリG312RS級準決勝
赤板で和田真久留が古性優作を抑えると、打鐘前に島川将貴が和田をかわして、先行態勢に入っていく。和田が5番手、古性が7番手の隊列となり、最終HSから古性がスパート。古性は島川マークの桑原大志のけん制を凌ぐと、逃げ粘る島川を直線で捕える。ゴール前で古性マークの東口善朋が差し切り1着。2着に古性、3番手を固めた藤田勝也が3着に入り、近畿ラインの上位独占が決まった。

東口善朋
1着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:1回(18年1月和歌山)

(古性優作とは)いつも走っているし、仕掛けるタイミングも分かっているので、決まって良かったです。いつも差せるわけではないので、差せる時は差したいと思いましたし、感触も良かったです。地元で走っているので、全ては気持ち。明日は全ての力を出して頑張ります。1着しか狙っていません。

決勝は、連日、(古性)優作と寺崎(浩平)にお世話になっているので、その3番手。ゴール前勝負できたらと思います。

古性優作
2着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:8回(23年7月福井)

とにかく風が凄かったので、一発で仕掛けないとラインで決められる自信がなかったので、あの形(最終HSからの仕掛け)になりました。島川(将貴)君の踏み直しが凄かったですね。最後は一杯いっぱいでした。地元選手を付けてライン3人、上に行けばいくほどラインが長い方が戦いやすいので、なんとか勝ち上がれて良かったと思います。身体の使い方が良くない、ペダルに力が伝わっていない感じがありますが、体調は悪くないと思います。

決勝は、寺崎(浩平)の後ろです。番手。

藤田勝也
3着/藤田勝也(S2・和歌山94期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(23年1月和歌山以来)

(最終HSの古性優作の仕掛けは)キツかったのですが、付き切れて良かったです。決勝まで上がれたのも、良かったです。状態は、悪くないと思います。地元なので、集中力を切らさないようにと思っています。もう1日、頑張ります。

決勝は、近畿の4番手。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/東口善朋(S1・和歌山85期)
2/坂井洋(S1・栃木115期)
3/山田英明(S1・佐賀89期)
4/永澤剛(S2・青森91期)
5/寺崎浩平(S1・福井117期)
6/藤田勝也(S2・和歌山94期)
7/阿竹智史(S1・徳島90期)
8/山口敦也(S2・佐賀113期)
9/古性優作(SS・大阪100期)

注目の並び想定は
5寺崎-9古性-1東口-6藤田
2坂井-4永澤
3山田-8山口-7阿竹

決勝は、寺崎浩平の番手に古性優作、東口善朋と藤田勝也の和歌山2人が続く近畿4車ライン。
坂井洋には永澤剛が付く、東の2車ライン。
山田英明の後ろには準決勝同様に山口敦也が付き、その3番手に阿竹智史が続く3車ラインとなった。

注目は、やはり決勝で4車が連携する近畿ラインだろう。寺崎が主導権を握れば、番手の古性の優勝が有力で、ライン独占も見えてきそう。しかし、好感触が戻ってきた山田や坂井の意表つく自力策にも注視が必要で、そうなると混戦の目も出てきそうだ。一筋縄ではいかない決勝に注目です。

※和歌山競輪G3(3日目)注目選手ピックアップは次ページをご覧ください。

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