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競輪

2024/03/09

P-Navi編集部

松山競輪G3(準決勝)レポート

松山競輪G3(準決勝)レポート

2024年3月9日 松山競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
開設74周年記念「金亀杯争覇戦」G3(3日目)

※第123回生ルーキーチャンピオンレース(前検日)レポートはこちら

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【松山競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
松山競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪開設74周年記念金亀杯争覇戦G310RS級準決勝
赤板から脇本雄太が動いて先頭に立つと、打鐘で末木浩二、さらに渡邉一成が仕掛けていく。最終HSで深谷知広がカマして、渡邉を叩いて主導権を奪う。深谷には和田健太郎がしっかりと続き、南関両者が後続を大きく離す。後方で脇本の捲りも不発で、深谷が押し切り1着。2着に和田健で南関ワンツー。渡邉マークの和田圭が3着に入線した。

深谷知広
1着/深谷知広(SS・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:19回(23年8月松戸)

前々に組み立てることを決めていました。いいところで仕掛けられたと思います。余裕を持ってしっかりと踏み込めたので、良かったです。残れる感触も持っていました。疲れのある中で、体がしっかり動いている感じです。疲労感は増えていますが、来るまでの練習がそれ以上にキツかったので、筋肉のダメージは徐々に戻ってきていると思います。

決勝は、自力です。

和田健太郎
2着/和田健太郎(S1・千葉87期)
今回成績:特3・二4・準2
G3優勝:4回(23年12月伊東温泉)

昨日、(深谷知広に)離されたので、今日はどこで仕掛けるのかに集中していましたし、なんとかくらい付いて行こうと思っていました。昨日は、人生でベスト3に入るくらい苦しかった。それでエンジンが少し温まった感じかな。最後は、ダメ元で抜きに行ったのですが。(抜けないのは)現状ですね。一走、一走やれることをと思っています。

決勝は、深谷(知広)君の後ろ。

和田圭
3着/和田圭(S1・宮城92期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:1回(18年4月西武園)

今日も、すごくいいと言うわけではない。最後は夢中で踏んでいるだけなので、決勝に乗れてよかったです。ここに来る前に、強めに練習をしてきました。競走の疲れはありますが、肉体の疲れは抜けている感じです。

決勝は、古性(優作)君の番手。

10Rレース結果

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【松山競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
松山競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪開設74周年記念金亀杯争覇戦G311RS級準決勝
赤板で中川誠一郎が抑えにいくが、前受けの北井佑季が突っ張る。中川は4番手、新山響平が6番手の隊列で打鐘を通過。北井はペースを上げて先行態勢に入ると、快ペースで一列棒状になる。後方からの仕掛け及ばず、北井マークの松本貴治がゴール前で差し切り1着。2着に期待が粘り、3着にも橋本強が続き、ラインでの上位独占が決まった。

松本貴治
1着/松本貴治(S1・愛媛111期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:1回(21年1月松山)

誰がどのタイミングで仕掛けてきても、北井(佑季)なら突っ張れると思い、安心して付いていました。しっかり集中して走れていると思います。連日、人の後ろですが、状態はあまり疲労を感じず、日に日に良くなっているかなと思います。

決勝は、自力。コンディションを整えて、しっかり集中して走ります。

北井佑季
2着/北井佑季(S1・神奈川119期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二3・準2
G3優勝:1回(23年8月向日町)

結果的に、誰も仕掛けてこなかったのですが、後方の様子を見ながらの戦いでした。しっかり(自分の)ペースでいけたかなと思います。最後、松本(貴治)が強かったですね。3日間を通して1着を取れていませんが、積極的な走りができているし、決勝に繋がる走りだと思っています。

決勝は、自力。まだ1着が取れていないので、1着が取りたいです。

橋本強
3着/橋本強(S1・愛媛89期)
今回成績:一1・二2・準3
G3優勝:1回(21年12月松山)

一番嫌なパターンは、(新山響平に)赤板で真後ろからカマされるのがキツいと思っていたのですが、中川(誠一郎)さんが動いてくれたので、展開が向きましたね。(決勝進出は)やっとスタート台に立てた感じです。着が尻すぼみになっていますが、脚の感じはいいので、チャンスがあれば突っ込みたいですね。

決勝は、(松本)貴治君の後ろ。番手です。

11Rレース結果

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【松山競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
松山競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪開設74周年記念金亀杯争覇戦G312RS級準決勝
赤板後に先頭に立つ古性優作を、太田龍希がおさえて、古性は3番手に入る。打鐘後2センターで5番手から和田真久留が仕掛け、最終HSで太田を叩き、南関ラインが主導権を握る。最終2コーナーから古性が捲りを打つと、けん制をしのぎながら、逃げる南関ラインを直線でとらえて1着ゴール。逃げた和田マークの小原太樹が2着、3着に和田が粘った。

古性優作
1着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特5・二1・準1
G3優勝:9回(24年1月和歌山)

(和田真久留に)隙が無かったですね。仕掛けてくるなら、嘉永(泰斗)君かなと思っていました。(最終周回は)踏んでいるのですが、(自転車が)出ないですね。力不足の感じです。弱いなりに、しっかりレースをしないといけないですね。(渡部)哲男さんに迷惑をかけました。

決勝は、自力自在。

小原太樹
2着/小原太樹(S1・神奈川95期)
今回成績:一5・二2・準2
G3優勝:2回(23年3月玉野)

(和田)真久留君のおかげです。(打鐘過ぎ4コーナーは)よく仕掛けたと思うし、かかりも良かったですね。ライン3人で決勝に乗れたら良かったのですが。状態としては、納得していないのですが、ラインのおかげで決勝に乗れているので、次に繋がればと思っています。

決勝は、和田(真久留)君の後ろ。3番手。

和田真久留
3着/和田真久留(S1・神奈川99期)
今回成績:一2・二4・準3
G3優勝:2回(20年8月小田原)

打鐘過ぎ4コーナーは、レースが落ち着いちゃうと嘉永(泰斗)が仕掛けてくるし、古性(優作)君も来ちゃうので、早前にケリをつけようと。前に出て、回せて踏み直したので、そうそう捲られはしないかなと思ったのですが、最後は喰われちゃいましたね。昨日は、すごく状態が悪くて、後ろにも迷惑をかけましたが、今日はウォーミングアップ法を考えて、いい体調でできました。

決勝は、北井(佑季)さんの後ろ。番手。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/松本貴治(S1・愛媛111期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/深谷知広(SS・静岡96期)
4/和田圭(S1・宮城92期)
5/和田真久留(S1・神奈川99期)
6/橋本強(S1・愛媛89期)
7/北井佑季(S1・神奈川119期)
8/小原太樹(S1・神奈川95期)
9/和田健太郎(S1・千葉87期)

注目の並び想定は
1松本-6橋本
2古性-4和田圭
3深谷-9和田健
7北井-5和田真-8小原

決勝は、松本貴治の後ろに橋本強が付く、地元愛媛ライン。
古性優作には、和田圭が付く、即席連携の2車。
南関東は、深谷知広と北井佑季が別線勝負。
深谷知広の番手には、準決勝と同じく和田健太郎が続く2車。北井佑季には和田真久留と小原太樹が続く神奈川3車ラインの4分戦となった。

連日、他を寄せ付けない自力で好調の北井が、決勝も主導権を握るか。ここまで1着こそないが、パワフルな仕掛けで押し切りを狙う。もちろん、北井マークの和田真にも勝機十分か。
また、深谷知広は、自力や番手戦でもハイパフォーマンスを見せており、完全優勝の期待が高まる。
もう1人、3連勝で勝ち上がった地元の松本も黙ってはいられまい。橋本とともに、地元好連携を見せられるか。
古性優作は二次予選から連勝。決勝もしっかりとレースを組み立てて、上位争いを演じよう。
G1決勝のような好メンバーが激突する一戦に、大注目です。

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【松山競輪の直近レースレポート】
2023年3月松山記念G3
優勝:山田庸平
2022年10月道後温泉杯争覇戦G3
優勝:福田知也
2021年12月松山記念G3
優勝:橋本強
2021年6月国際自転車トラック競技支援競輪G3
優勝:町田太我
2021年1月松山記念G3
優勝:松本貴治
2020年3月松山記念G3
優勝:平原康多
2019年5月全プロ記念レースF2
優勝:太田竜馬
2019年3月松山記念G3
優勝:渡部哲男
2018年3月ウィナーズカップG2
優勝:武田豊樹

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