北海道「もぐもぐライド」Day1

北海道オホーツクエリアで、地域の味覚を楽しむサイクリング「もぐもぐライド」が10月24日、25日に開催された。2020年では3回目の開催となるが、新型コロナウィルスの拡大感染を受け、広く参加は募らず、10名を定員にした。サイクリングコース設計の検討も目的の一つとし、モニターライドに近い形で開催する運びとなったのだった。
この地域は秋に葉が赤く色づく木々が少なく、主に群生する白樺やカラマツなどは黄色く葉の色を変えるため、並木や山が金色に染まる「黄葉」を楽しめる。例年10月末から11月にかけて美しい黄葉が広がるのだが、2020年は10月に入り、急激に気温が下がったのを受け、葉が色を変える時期が早まり、図らずも最高の見所を迎えることになったのだった。
1日目のスタートは網走駅。真っ青なオホーツク海沿いを東に向けて進む。海景色と同時に並行して走る釧網本線の駅や、小清水原生花園など見所の多いルートだ。
ほどなく、最初のもぐもぐスポットである「道の駅はなやか小清水」に到着。ここでは大人気の「じゃがいもスイートポテト」の中から今年春までは限定販売だった黄色いじゃがいも「インカのめざめ」を使用したスイートポテトがふるまわれた。小清水特産のじゃがいもを100%使い焼き上げられたスイーツ。じゃがいもがここまで美味しくなるのかと衝撃を覚える。
スイーツでリフレッシュし、再スタート。ここからは内陸に入り、美幌のまちを目指す。海景から、美しく色を変えた木々や山々の景観を楽しめるエリアへ入る。葉が黄金色に色を変え華やかさを増した白樺の光を放つような美しさに目を奪われる。
牧草地帯の鮮やかな緑色と黄葉の黄色が広がる景観はヨーロッパの田園風景のよう。さらに日本特有の紅葉を見せる木が景観をより華やかにする。自分を取り巻く景観を見渡す。油絵の中に入ったかのようだ。
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