悲願の獅子頭ライド

最初のエイドでは「石岡サンド」が待っていた。「石岡サンド」とは、市内の菓子店やベーカリーなどが、「石岡市産品を使用」「サンドしている」「各店のオリジナリティが加えられている」という3つのルールを踏まえ、考案し販売するオリジナルフードのこと。スイーツが多いようだ。市内複数の店舗が販売しており、マップを手に、「石岡サンド」めぐりをするのも楽しいだろう。
参加者にふるまわれたブルーベリーといちごの「石岡サンド」
この日は、いちごとブルーベリーの「石岡サンド」が提供された。おいしいスイーツに、少し緊張していた参加者も、ほっこりとした笑顔を見せる。
湯気を上げるほかほかの「れんこんまん」
ほかほかの「れんこんまん」もふるまわれた。ジューシーで甘みのあるポークとシャキシャキのレンコンが包まれた、ふるさと納税でも人気の返礼品だ。第1エイドからして、肉まんとスイーツ。すでにコンプリートした感があるが、お品書きによれば、今後もまだまだふるまいがあるそうだ。
笑顔の参加者。温かい肉まんとスイーツのセットは大好評だった
ここからは、アップダウンが続く「フルーツライン」を走る。「脚に来るコースなので、ここでしっかりエネルギーと水分補給を」とのこと。栄養補給は、万全だ!
遠くの山並みと、手前に広がる草原を見晴らしながら走る。ブルーベリーファームの看板もあり、フルーツの名産地なのだろうと思いをめぐらせる。
ゆるやかなアップダウンが続くジェットコースターコース「フルーツライン」へ
自然豊かな里山を抜けていく
いよいよ、フルーツラインに入った。曇天ではあるが、空が広く、広がりのある春の景観が気持ちいい。時折、木立の間を抜けるなど、変化もあって楽しい。このあたりには、果物や野菜の直売所も多いのだとか。
フルーツラインは、細かいアップダウンはあるが、うまくペースをつかみ、リズムよく走れば、気持ちよく走れる。サイクリストに人気のルートというのも、納得だ。気温が低いとはいえ、もちろん冬ほどではなく、多くの参加者が快調にバイクを走らせていた。最近、大改装が終わり、話題のいばらきフラワーパークの前を走り抜け、第2エイドの「朝日里山学校」に到着。
ここでは温かいソバがふるまわれた。先ほど肉まんを食べたばかりのような気もするが、皆、にこにこ笑顔でソバを受けとり、美味しく味わう。
次のふるまいは、温かいおソバ!
地元の方々が手際良く調理と配膳をしてくれていた
笑顔でソバをすする参加者
さらに、完熟いちごが登場! そもそも、「いばらキッス」は、石岡が誇るブランドいちごで、クオリティーはピカイチ。遠方まで輸送できない完熟のいちごは、本当に貴重なもの。この日のために、この付近でいちご栽培を行う農家さんのご協力を得て、実現したものだという。
通常、地元にしか出回らない「いばらキッス」の完熟いちご
お皿には、なんと7粒もの美しいツヤツヤのいちごが並べられている。これほどたくさん、貴重ないちごを! これだけでも、十分「走った甲斐」があると言えよう。
口に運ぶと、香りたつような豊潤ないちご。最高の贅沢だ。ここから、ロングコースの参加者はヒルクライムパートに向かう想定だったが、この日は全員が第3エイドに向かうことになった。
ここからのパートは、農道などを織り交ぜ、車通りの少ない道を縫っていく。ここにも意外と小さなアップダウンが潜んでいて、ライドが終盤になり、気が抜け、からだも濡れていることもあり、じわじわ疲れが来た方も少なくなかったようだ。でも、あと少し!
春の石岡を笑顔で走る
アップダウンコースも、笑顔でクリア!
※いよいよ、巨大なアレが待ち受けている第3エイドに。
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