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2021/06/14

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.57

『森泉宏一の実況天国』Vol.57

前回のコラムでは、競輪の新人選手のデビューについて記しました。
『森泉宏一の実況天国』Vol.56
そして今月に入り、オートレースでもいよいよ新人となる35期生がデビュー戦を迎えました。3選手のみのデビューですが、注目度は変わることなく高いものがあります。

まず先陣を切って、川口オートにて伊東玲衣(川口)選手が6月3日に初出走。
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写真提供:公益財団法人JKA

3日間を通して全て8着と苦しい一節となりましたが、この開催では、伊東選手の師匠となる川原剛(川口26期)選手が初日に白星をマーク。翌日の準決勝戦は敗れましたが、最終日も連に絡むなど活躍。よく弟子をとると、師匠の成績が上がることがありますが、この開催の川原選手もその1人。弟子だけでなく師匠の動きも要注目ですね。
さて伊東選手。学生時代はサッカーに打ち込んでいたそうです。ポジションは左サイドハーフ。ということは利き足は左足? どんなプレーぶりだったのかも気になるところです。

伊東選手の出場日程は下記の通りです。
6月14日〜17日(川口)
6月28日〜30日(川口)
7月3日〜6日(川口)
7月15日〜18日(川口)

そして大きな注目を集めたのは、6月5日にデビューした新井日和(伊勢崎)選手
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写真提供:公益財団法人JKA

新井選手は地元の群馬県伊勢崎市出身。
デビュー前には、テレビ番組「秘密のケンミンショー」で伊勢崎オートが取り上げられた際、場内にいるファンとして登場。その際に「将来はオートレーサーになりたい」と語っていたのが新井選手。
数年後、その女の子は夢を叶えて選手に。
初日、2日目は8着でしたが、3日目は5着ながら内容のある走りを披露。
そして迎えた最終日。上がりタイム3.523をマークし逃げ切りに成功!
見事デビュー節での初勝利となりました。
ちなみに、新井選手の師匠は千葉泰将(伊勢崎24期)選手。こちらも弟子に負けじと、3日目と最終日で連勝をマーク!
師弟での相乗効果も注目したいところですね。

新井選手の出場日程はこちらです。
7月18日〜20日(伊勢崎)

そして、西翔子(浜松)選手は、6月19日からの浜松でデビュー予定。
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写真提供:公益財団法人JKA

師匠は松山茂靖(浜松26期)選手。
前職はお菓子屋さん勤務。全日本モトクロスレディースクラスで年間6位の実績を持つ選手。京都出身ということもあり、車名は「ハンナリ」。
こちらもデビューが待ち遠しいところです。

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