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2022/11/22

P-Navi編集部

飯塚オートG1(準決勝戦)レポート

飯塚オートG1(準決勝戦)レポート

2022年11月22日 飯塚オート
庄内のやきにく王国G1開設66周年記念レース(4日目)

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
飯塚オートG1開設記念レース準決勝戦第9レース

10mオープンで2・松山茂靖がスタート先制。2番手に3・浜野淳が付けるが、3番手から4・浦田信輔、7・木村武之が浜野をかわしてポジションを上げていく。4周回4コーナーで浦田は松山のインに入り、先頭を奪取。木村も続いて、浦田に詰め寄るが、浦田が振り切って1着。2着に木村、3着は松山が粘った。

浦田信輔
1着/浦田信輔(飯塚23期)
競走タイム3.399
競走車名:パンジャ
ランク:S42
今節の成績:3着・2着・4着・1着
G1優勝回数:19回(15年飯塚:開設記念)

スタートから伸び返して好ポジションを取り、4周回で先頭に立ち、地元G1で優出一番乗りを決めた。意外にも、グレードレースの優出は今年1月のオーバルチャンピオンカップ(6着)以来で、G1に限定すると昨年12月山陽のスピード王決定戦以来。エンジンは「満足いく走りができるように、もう少し欲しい」との評価で、再度リングを交換する。7年ぶり、通算20回目のG1優勝で復活をアピールできるか。

木村武之
2着/木村武之(浜松26期)
競走タイム3.402
競走車名:ワント
ランク:S10
今節の成績:1着・2着・5着・2着
G1優勝回数:17回(22年浜松:ゴールデンレース)

試走から3.28をマークして「手応えが良かったです」。レースではややスタートで後手を踏んだものの、「あそこで行かないと無いと思った」という1周回2コーナーで鋭くコースを突いて好展開を引き寄せた。気になるところは、「レース後半の垂れ」。試走での手応えを、後半でもキープできるかが優勝戦のポイントとなる。今年は5月のゴールデンレースでは青山周平、鈴木圭一郎を相手に優勝。飯塚では2018年のプレミアムカップ以来のG1優勝を目指す。

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【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
飯塚オートG1開設記念レース準決勝戦第10レース
8・荒尾聡がフライング。2本目のスタートは、6・鈴木宏和が抜群の飛び出しでレースの主導権を握る。2番手には3・岩崎亮一、3番手以降は4・大木光、荒尾が追い上げを狙う。鈴木と岩崎の両者が抜け出す展開となり、岩崎もチャンスをうかがうが、鈴木が逃げてリードを保ち1着ゴール。2着に岩崎。4周回目に荒尾、大木をかわした5・森本優佑が3着に入った。

鈴木宏和
1着/鈴木宏和(浜松32期)
競走タイム3.383
競走車名:ナアーモ
ランク:S17
今節の成績:1着・1着・1着・1着
G1優勝回数:0回

初日からただ1人、無傷の4連勝(前節を含めると6連勝)で優出を決めた。準決勝戦でも十八番のスタートが冴えわたり、レースの主導権取りに成功。だが、跳ねが気になり「気持ちよく回ることができず、今日は乗りにくかった。追う展開だとダメだったと思う」と振り返る。優勝戦に向けて、リング交換をしてタイヤを探す。優勝戦は5枠から、オート界トップのスタートを再度決めて、念願のG1初優勝を完全優勝で果たせるか。

岩崎亮一
2着/岩崎亮一(山陽25期)
競走タイム3.386
競走車名:FGビゼン
ランク:A12
今節の成績:5着・4着・2着・2着
G1優勝回数:2回(14年山陽:スピード王決定戦)

鈴木宏和の超抜スタートには先手を許したものの、「自分なりに精一杯は切れた」スタートで2番手を確保。巧者ぶりを発揮して、昨年4月山陽の令和グランドチャンピオンカップ以来のG1優出を果たした。エンジンも「3日目と変わらない感じだったけど、レースでは今日が一番良かった」と上昇ムード。優勝戦は10mオープン戦の1枠に入った。もちろんスタートが最重要となるが、優勝なら8年ぶり3回目のG1制覇となる。

※G1優勝回数の( )は直近の優勝開催

◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→

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