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2023/01/08

P-Navi編集部

伊勢崎オートG1(準決勝戦)レポート

伊勢崎オートG1(準決勝戦)レポート

【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
シルクカップ準決勝戦11レース
スタートは内の1・大月渉が決めて逃げ態勢に入る。6・西原智昭も好ダッシュを決めて2番手につけ、外枠勢の7・篠原睦、8・高橋貢も前団に取り付く。西原は大月のインに入るも流れて、大月が再逆転。高橋は内外自在に仕掛けて4周回目に3番手浮上。大月、西原の態勢で、高橋は最終コーナーで仕掛けを狙うが及ばず。大月が押し切り、2着に西原。ゴール前で篠原が3着に浮上して、連勝中だった高橋が4着に敗れ、3連単は14万円台の高配当決着に。

大月渉
1着/大月渉(伊勢崎31期)
競走タイム3.389
競走車名:キラークイーン
ランク:A71
今節の成績:3着・4着・1着・1着
G1優勝回数:0回

準決勝からハンデが重化して、最重ハンデと並んだが、1枠から「100点のスタート」と振り返る一撃を決めて展開を作った。「いつ抜かれるのか」という思いもよぎったが、西原を再逆転するなど機敏な動きで、1着ゴール。G1初優出には、「まさか自分が乗れるとは」と驚きを隠せない表情。グレードレースの優出も2017年の若獅子杯(G2)以来となった。3日目からの連勝の勢いそのままに、2枠から再び好展開に持ち込みたい。

西原智昭
2着/西原智昭(伊勢崎28期)
競走タイム3.392
競走車名:ニシエスタ
ランク:S25
今節の成績:1着・1着・6着・2着
G1優勝回数:0回

得意のスタート攻勢で、準決勝戦は序盤から好ポジションに付けた。前を行く大月渉の懐に一度は入ったものの、「はらんでしまった」ため、逆転を許すことに。それでも、2着をキープして、昨年につづきシルクカップ連続優出を決めた。G1は昨年9月のプレミアムカップ以来の優出で、優勝戦に向けては、ドドドが来ているため、タイヤ探しから。初の記念優勝を目指して、「スタートを切って頑張りたい」。

11Rレース結果

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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
シルクカップ準決勝戦12レース
スタートで2・鈴木聡太が単独0mハンデの1・田崎萌をとらえて先手を奪取。2番手以降は、4・岩見貴史、6・田中茂、7・佐藤貴也と続き、8・青山周平は5番手からレースを進める。鈴木聡太の逃げで、後続は団子状態となり、青山はなかなか仕掛け切れない。4周回目に佐藤が田中を捌いて3番手に上がると、青山も佐藤のインに入り、そのまま最終周回で鈴木と岩見を2車抜きして一気に先頭に立つ。その間隙を突いて田中は3番手に上がり、最終3コーナーで鈴木のインに入るが、ここで落車(田中の落因)。抜け出していた青山が1着、前の落車で佐藤が2着に浮上、5・岡部聡が3着に入線した。

青山周平
1着/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム3.392
競走車名:ハルク・73
ランク:S2
今節の成績:1着・1着・1着・1着
G1優勝回数:20回(22年浜松:プレミアムカップ)

ただひとり、連勝を「4」に伸ばして、完全優勝に王手をかけた。混戦となった道中は、「誰かが早く進んでくれたら」と仕掛けのタイミングをうかがい、ワンチャンスを逃さずに、一気に先頭まで躍り出た。連勝を決めているだけに「状態は決して悪くない」が、「もう少し上積みが欲しい」とのエンジン評価。優勝戦は10mオープン戦の大外8枠から、期待されるシルクカップ3連覇へ「頑張るのみですね」。

佐藤貴也
2着/佐藤貴也(浜松29期)
競走タイム3.399
競走車名:スケートラブ
ランク:S13
今節の成績:2着・1着・3着・2着
G1優勝回数:6回(22年浜松:スピード王決定戦)

最終周回で一旦は優出圏外になるも、落車のアクシデントがあったとはいえ、「エンジン状態が良いから、冷静に走れていた」ことが、最後の優出切符に繋がった。3日目からはリング交換と、キャブのセッティングをおこない、「上積みもあったと思う」。優勝戦は自身のラッキーカラーでもある6枠に入った。今節ふるっていなかったというスタートも、準決勝戦からは切れを取り戻しており、優勝戦でも存在感を発揮するか。

12Rレース結果

※G1優勝回数の( )は直近の優勝開催

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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
1/桜井晴光(伊勢崎26期)
2/大月渉(伊勢崎31期)
3/佐藤裕二(川口24期)
4/松本康(伊勢崎32期)
5/西原智昭(伊勢崎28期)
6/佐藤貴也(浜松29期)
7/早川清太郎(伊勢崎29期)
8/青山周平(伊勢崎31期)

準決勝戦で今節連勝の高橋貢や、荒尾聡、永井大介らビッグネームが勝ち上がりを逃す波乱も起こったが、大会3連覇がかかる青山周平は4連勝で決勝進出。完全優勝での達成に王手をかけた。青山を含め、地元・伊勢崎勢は6名が優出する活躍ぶり。昨年は準優勝だった早川清太郎の巻き返しはあるのか、また、大月、佐藤裕、松本、西原の4名は記念初優勝がかかるなど、見どころ満載の優勝戦となった。
シリーズ4日目もきれいに晴れ渡り、良走路でレースが展開されたが、最終日の天気予報も引き続き「晴れ」で、雨の心配はなさそうだ。
良走路の高速決着が繰り広げられそうなG1シルクカップ最終日。今年最初のオートレースのグレードレース覇者となるのは、果たして誰か。激戦の8周戦をお見逃しなく!

伊勢崎オートレース

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【G1シルクカップ・プレイバック】
G1シルクカップ(22年1月)
優勝者:青山周平
G1シルクカップ(21年1月)
優勝者:青山周平
G1シルクカップ(20年1月)
優勝者:池田政和

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