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2023/08/14

P-Navi編集部

SGオートレースグランプリ(準決勝戦)レポート

SGオートレースグランプリ(準決勝戦)レポート

【11R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(斑走路)
SG第27回オートレースグランプリ準決勝戦11レース
金子大輔がスタート先制。2番手に松本康、鈴木圭一郎も外からスタート決めて1周回で3番手につける。金子がリードを広げる中、鈴木は4周回目に松本をかわして2番手に。鈴木はさらに周回ごとに金子との差を詰めると、6周回でインに入り、ついに先頭へ。鈴木が1着、金子が2着で浜松ワンツーとなった。3着は松本が入線。

鈴木圭一郎
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム3.359
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
今節の成績:2着・1着・1着・3着・1着
SG優勝回数:14回(23年飯塚:オールスター)

鋭い攻めで、抜け出した金子大輔をとらえて、今節3勝目をマークした。マシンはケースを新品にして、クランクも交換。その結果は、「タイムも出ているし、すごく良くなりました」と抜群の仕上がり。このグランプリは、最年少でのSGグランドスラム達成がかかっており、2年ぶりに優勝戦進出を決めた。「しっかりと整備したいと思います」。枠番選択は2番目の選択順位で、5号車を選択。貫き通す平常心で、自身2回目のSG4連続優勝、そして7人目のグランドスラムへ。新たな偉業達成の瞬間が訪れるか。

金子大輔
2着/金子大輔(浜松29期)
競走タイム3.371
競走車名:サンクチュアリ
ランク:S12
今節の成績:3着・2着・2着・1着・2着
SG優勝回数:2回(15年浜松:全日本選抜)

鈴木圭一郎にはかわされたものの、好スタートから逃げてレースの主導権を握った。エンジンは「4日目から手応えがあった」。今節ここまでオール掲示板入りで、4日目には湿走路での1着があり、通算800勝にリーチ中。優勝戦に向けても、「リング交換とセッティング」で、まだまだ上積みが見込める。枠番選択で7枠にはなったものの、メモリアルの節目勝利と、8年ぶりのSG制覇の同時達成なるか。

11Rレース結果

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【12R=準決勝戦】
*8周回 4,100m(斑走路)
SG第27回オートレースグランプリ準決勝戦12レース
スタートは黒川京介が飛び出すが、青山周平も2番手スタート。青山は2周回で黒川をとらえて抜け出す。さらに3番手から伊藤信夫が狙うも、2番手は黒川がキープし、かわって3番手には新井恵匠が上がる。先頭の青山に対して、後半は黒川が差を詰めていくものの、青山が振り切って1着。2着に黒川、3着は新井をかわした伊藤が入線した。

青山周平
1着/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム3.359
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
今節の成績:1着・1着・1着・2着・1着
SG優勝回数:12回(22年飯塚:日本選手権)

盤石のレース運びで、最終レースを締めくくった。今節ただひとり4勝目、オール2連対で優勝戦進出を決めた。それでも「思ったより直線の進みが違った」。跳ねはないものの「気にしながら走っていた」と振り返り、優勝戦へさらに整備を進めていく。昨年のグランプリでは、6日制になって初の完全優勝を達成。そして今年も昨年同様に1号車をゲット。地元の伊勢崎はひとりだけになったが、ナンバーワンが再び貫禄を見せつけるか。

黒川京介
2着/黒川京介(川口33期)
競走タイム3.363
競走車名:イットウセイ
ランク:S30
今節の成績:1着・1着・1着・5着・2着
SG優勝回数:0回
SG優出:5回目(21年12月スーパースター以来)

準決勝戦でも「今節、切れています」というスタート先制。青山には「思ったより早くかわされた」ものの、優出圏内を「譲らない気持ち」で死守した。SG優出は、準優勝だった21年12月のスーパースター王座決定戦以来、通算5回目でグランプリは初優出。エンジンは手前を求めて整備。準決勝戦で使用したタイヤは「かなり良いので、低くなっているけど、明日もこれで行こうと思う」。優勝戦は4枠から、スタートダッシュを決めて、SG初制覇を狙う。

12Rレース結果

※SG優勝回数の( )は直近のSG優勝開催
※SG優出回数の( )は直近のSG優出開催

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【最終日・12R=優勝戦】
*10周回 5,100m ※0mオープン戦
1/青山周平(伊勢崎31期)選択1番目
2/篠原睦(飯塚26期)選択3番目
3/鈴木宏和(浜松32期)選択4番目
4/黒川京介(川口33期)選択5番目
5/鈴木圭一郎(浜松32期)選択2番目
6/中村雅人(川口28期)選択6番目
7/金子大輔(浜松29期)選択7番目
8/佐藤貴也(浜松29期)選択8番目

枠番選択は、準決勝戦1着選手で今開催の平均得点上位から、好きな車番を選び、準決勝戦2着選手も同様に選択していく形式。
青山が選択順位1番目で、1番車を選択。2番目は鈴木圭は5枠を選択。そこからは選択順に内枠から埋まっていった。
見所満載のメンバー構成となった今年のグランプリ優勝戦。
まずは鈴木圭一郎がSGグランドスラム達成なるか、そしてナンバーワンの青山周平は大会連覇なるか、真っ向勝負となる。
さらにSG初優勝を目指すのは、鈴木宏和と黒川京介の2名で、オートレースグランプリがSG初制覇選手を多く出していることを考えても要注目だろう。
気になる天気だが、前日夜から雨が降るものの、昼過ぎには止む予報。5日目も雨が止めんでから、ほぼ良の斑走路まで回復していったことを考えると、昼過ぎに止むのであれば、良走路まであるか。走路コンディションにはいつも以上に注意が必要だろう。
オートレースに新たな歴史が刻まれるか__。優勝戦は20時40分に発走予定です。


雨がやんで虹が見えた5日目の伊勢崎オート

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SGオートレースグランプリの過去レポート
2022年8月伊勢崎
優勝者:青山周平
2021年8月伊勢崎
優勝者:篠原睦
2020年8月伊勢崎
優勝者:伊藤信夫
2019年8月伊勢崎
優勝者:青山周平

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