飯塚オートG1(準決勝戦)レポート

【11R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
10線最内から2・横田翔紀が1・木村享平をかわしていくが、1周回3コーナーで4・浜野淳が横田をかわし、逃げていく。2周回2コーナーで6・岩見貴史が2番手に、8・鈴木圭一郎が3番手に上がり、浜野を追う。鈴木は4周回目に岩見のインに入り、さらに浜野もかわして先頭を奪取し、そのまま1着。2番手争いは岩見が浜野の内を狙うも、最終3コーナーで4番手から佐藤励が2車抜きを決めて2着入線。3着は岩見が入線した。
1着/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム3.415
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
今節の成績:3着・1着・1着・1着
G1優勝回数:19回(24年浜松:ゴールデンレース)
2日目から3連勝で優出。これで今年出場の全グレードレース(13開催)で優勝戦に進出、さらに50レース連続の掲示板入りを果たしている。それでも今節は乗りにくさが解消されず、マフラーとシリンダーを交換する。マフラーは「悪くなる可能性もあるが、このままでは優勝はない」との判断から着手。今年のG1は4回目、通算20回目の優勝を手にするか。
2着/佐藤励(川口35期)
競走タイム3.437
競走車名:シロウWV・S
ランク:S15
今節の成績:3着・3着・2着・2着
G1優勝回数:1回(23年山陽:スピード王決定戦)
「迷惑をかけて反省」と振り返るが、最終周回は4番手から前2車を一気に捕えて優出圏内に入った。G1に限定すれば、初優出・初優勝を決めた昨年12月の山陽スピード王決定戦から、5連続で優出中。前節のSGオートレースグランプリでは落車、フライングと続き「流れは最悪だった」が、その流れも断ち切りたいところ。内寄りの3枠も活かして、2回目のG1優勝に期待。
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【12R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
10線最内の1・竹谷隆が好スタートから逃げる。2番手にはカマした6・篠原睦、3番手には8・青山周平がつける。2周回4コーナーで青山は篠原を捕えて2番手に上がると、3周回4コーナーで逃げる竹谷をも捕えて先頭に立つ。5・小林瑞季は3周回目に篠原をかわして3番手、さらに4周回目に竹谷をかわして、抜け出した青山を追う。小林が差を詰めていくが、青山が振り切って1着。2着に小林。3着は5周回目に竹谷を抜いた篠原が入線した。
1着/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム3.418
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
今節の成績:4着・1着・1着・1着
G1優勝回数:25回(24年川口:グランプリレース)
初日の選抜予選こそ追い上げ及ばず4着だったが、2日目からは3連勝でしっかりと優勝戦メンバーに名を連ねた。G1ダイヤモンドレースは過去3回優勝、今年4月には飯塚でのSGオールスター・オートレースでも優勝を果たしている。優勝戦は10mオープン戦の大外枠で、決して簡単な位置ではないが、歴代G1優勝記録(28回)にまた一歩近づく、通算26回目のG1優勝をナンバーワンが決めるか。
2着/小林瑞季(川口32期)
競走タイム3.421
競走車名:ココロオドル
ランク:S24
今節の成績:2着・4着・3着・2着
G1優勝回数:2回(22年川口:グランプリレース)
今節は1着こそないものの準決勝戦は青山周平との差を詰めて2着に入り、最後の優出切符を手にした。G1は今年5月浜松のゴールデンレース以来の優出で、その時は準優勝。エンジンは「かなりいいと思う」と好感触。優勝戦は10mオープンの1枠からスタートを決め、2年ぶり3回目のG1優勝を狙う。
※G1優勝回数の( )は直近のG1優勝開催
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【最終日・12R=優勝戦】
*8周回 4,100m ※10mオープン戦
1/小林瑞季(川口32期)
2/長田稚也(飯塚34期)
3/佐藤励(川口35期)
4/中村雅人(川口28期)
5/荒尾聡(飯塚27期)
6/有吉辰也(飯塚25期)
7/鈴木圭一郎(浜松32期)
8/青山周平(伊勢崎31期)
優勝戦は、地元飯塚ら3名、川口から3名、浜松、伊勢崎から1名ずつのメンバー構成で、最内に小林瑞季、大外に青山周平が入る10mオープン戦となった。ここも2日目から3連勝で勝ち上がった青山周平、鈴木圭一郎の2強対決が焦点となろう。初日の選抜予選でも同じ車番で対戦したときは、鈴木が3着、青山が4着だったが、8周戦にのびる優勝戦では、どちらに軍配が上がるか。
また、大会連覇を目指す長田稚也や、荒尾、有吉ら地元勢も地元G1の優勝戦で好勝負に持ち込みたいところ。
SG並みの豪華メンバーがそろった優勝戦は、20時40分発走予定です。
九州地方に台風は接近しているものの、明日(27日)は晴れ予報。良走路で決戦を迎えられそうだ。
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【G1ダイヤモンドレース・プレイバック】
23年8月=優勝:長田稚也
22年8月=優勝:青山周平
21年6月=優勝:荒尾聡
20年7月=優勝:荒尾聡
17年7月=優勝:青山周平
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