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2023/11/07

森泉宏一

『森泉宏一の実況天国』Vol.100

『森泉宏一の実況天国』Vol.100

パーフェクタナビ『森泉宏一の実況天国』をご贔屓にしていただいている皆様。
おかげさまで、今回のコラムが記念すべき連載100回目となりました。
2019年の秋からスタートし、約4年。
ここまで当コラムが続いたのは、ひとえに日頃からご愛顧をいただいている皆様のおおげでございます。
改めて、御礼を申し上げます。
当コラムが200回、300回と連載が続くよう、少しでも面白い読み物を提供できるよう、引き続きご贔屓の程、何卒よろしくお願いいたします。

2009年春からボートレース。
そして、2017年春からオートレースの実況に携わるようになった筆者。
現在はレース予想番組にも出演させていただくようになりました。
公営競技の実況を始めた頃、まさか自分が予想する側に回るとは、全くもって想像していませんでした。
そして各競技とも、ここまで数多くの予想番組が誕生するとは。これもまた、全くの予想外。

連載当初はオートレースの実況を担当していたこともあり、コラムのタイトルにも「実況」の文字を入れ、実況に携わる上で考えていること、感じたことを中心に記していました。
その後、「レースを実況する仕事」から「レースを予想する仕事」に変わり、コラムの内容もオートレース界、あるいは競輪、ボートレースなど、公営競技にまつわる話題、それに対して感じたことを書くようになりました。

実況をしていた時も、そうではなくなってからも、このように文字にすることで、競技を俯瞰(ふかん)して見られるようになったような気がします。さらに、予想する機会が増え、数を重ねることで、選手の特徴やレース傾向を学ぶ機会にも触れました。よく、「量より質」とは言いますが、時には、量をこなさなければ得られないものもあると実感。これは実況でも同じことが言えますね。

加えて、書き物という商品を出す上で、調べることも多くなりました。今の知識で、もう一度、公営競技の実況をしたら、また違う視点で喋ることができるのかなと思ったりすることも。
ありがたいことに、「もう実況やらないんですか?」と、今も声をかけていただくことがあり、そう思っていただけているだけで、嬉しい限りでございます。
今は番組やイベント、SNSなどを通して、新規の方に興味を持ってもらえるようになりたい。認知度を上げる活動ができればと考えております。

そして以前、「燃えろ!!オートレース」の放送中にも話しましたが、自分の名前が入った番組を持ちたい。
「森泉宏一のオートレース〇〇」のようなものを。
そこを通じて、前述のような活動ができれば、尚良しですね。もちろん、すでにファンとして楽しまれている方にも、ご覧いただき、新旧のファンが交流を持てる番組が理想です。

先日、飯塚オートレース場にて、チャリロト会員さんを集めた、現地観戦ツアーが開催され、筆者も同行しました。
そこでは、視聴者さん同士、番組を通しての交流はあったものの、実際には初めてお会いする、という方々もいらっしゃいました。そこで更に仲を深め、今ではグループラインを通じて、レースについて盛り上がっています。

このように、公営競技を通じて「レースコミュニティ」を育む。
そういった番組を作りたい__!
これが、今の筆者の目標です。

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