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2023/11/09

P-Navi編集部

ツール・ド・九州2023 第2ステージ熊本阿蘇

ツール・ド・九州2023 第2ステージ熊本阿蘇

ゼイツはそのまま独走態勢に入り、山頂を通過。そのままハイペースを刻み、独走でフィニッシュラインへ向かい、勝利をあげた。

アンドレイゼイツ
アンドレイ・ゼイツ(アスタナ・カザクスタン)が加速、単独で集団前方に躍り出た

ゼイツが先頭でゴール
ゼイツは独走のまま逃げ切り、ステージ優勝を遂げた

2位争いはゼイツのチームメイトであるニバリと、日本人として唯一このグループに残った留目のスプリント勝負となり、ニバリが競り勝っている。

ゼイツは「ブエルタ・ア・エスパーニャから、あまり時間がないままの参戦だったが、高いモチベーションで今日のレースに臨んだ」と意気込みを語った。厳しい天候であったが、事前に悪天候を知り、覚悟していたこともあり、問題にはならなかったという。「チームがよく機能し、自分をサポートしてくれた」と、チームメイトへの感謝を語り、「最後の上りは全力で走り、リスキーであったが、下りもこなせた」と、勝利への道のりを振り返った。「16年のキャリアの中で、日本でレースをしたのは初めてで、このすばらしいロケーションの中でレースができて、とても嬉しい」と喜びを語った。

このステージ結果を受けて、ゼイツは個人総合賞首位となり、青のリーダージャージに袖を通した。山岳賞はベンジャミ・プラデス・レヴェルテ(JCL チーム右京)が獲得した。

ツールド九州第2ステージ熊本阿蘇の表彰式
笑顔で表彰台に立つゼイツ

兒島直樹
ポイント賞を守った兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)

新人賞は、この日3位となった留目が首位に立った。ポイント賞は兒島直樹が守っている。

留目夕陽
この日の健闘で順位を上げ、新人賞を獲得した留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)

ツール・ド・九州は、翌日の大分ステージが最終ステージとなる。格の違う強さを見せつけたゲイツがリーダーを守るのか、覆す猛者が出てくるのか。山岳賞やポイント賞の行方にも注目が集まっていった__。

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【結果】マイナビ ツール・ド・九州2023 第2ステージ熊本阿蘇(107km)
1位/アンドレイ・ゼイツ(アスタナ・カザクスタンチーム、カザフスタン)2時間57分12秒
2位/アントニオ・ニバリ(アスタナ・カザクスタンチーム、イタリア)+21秒
3位/留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム、日本)+21秒
4位/ウィリアム・イーブス(ARAスキップ・キャピタル、オーストラリア)+25秒
5位/ベンジャミ・プラデス・レヴェルテ(JCLチーム右京、スペイン)+25秒

【個人総合成績】
1位/アンドレイ・ゼイツ(アスタナ・カザクスタンチーム、カザフスタン)6時間15分50秒
2位/アントニオ・ニバリ(アスタナ・カザクスタンチーム、イタリア)+25秒
3位/留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)+27秒
4位/ウィリアム・イーブス(ARAスキップ・キャピタル、オーストラリア)+33秒
5位/ベンジャミ・プラデス・レヴェルテ(JCLチーム右京)+35秒

【ポイント賞】
1位/兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)31p

【山岳賞】
1位/ベンジャミ・プラデス・レヴェルテ(JCLチーム右京)44p

【新人賞】
留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)

【チーム総合成績】
1位/EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム 18時間58分36秒

※( )内の国名は海外チーム在籍選手の国籍

画像提供:ツール・ド・九州2023実行委員会

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【ツール・ド・九州2023開催レポート】
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第1ステージ福岡

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