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競輪

2023/08/20

P-Navi編集部

オールスター競輪G1(準決勝)レポート

オールスター競輪G1(準決勝)レポート

2023年8月19日 西武園競輪
第66回オールスター競輪G1(5日目)

【ここまでの開催レポート】
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※ガールズケイリンコレクション2023西武園ステージはこちら
アルテミス賞
ドリームレース
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【オールスター競輪(5日目)9R=S級準決勝】
1/山口拳矢(S1・岐阜117期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/山田庸平(S1・佐賀94期)
4/渡部幸訓(S1・福島89期)
5/稲川翔(S1・大阪90期)
6/菅田壱道(S1・宮城91期)
7/浅井康太(S1・三重90期)
8/山田久徳(S1・京都93期)
9/犬伏湧也(S1・徳島119期)

西武園競輪第66回オールスター競輪G1-9RS級準決勝
誘導以下、6菅田-4渡部、2古性-5稲川-8山田、9犬伏-3山田、1山口-7浅井で周回。打鐘で山口が仕掛けて前を叩くと、浅井は内を突いて先頭まで上がるが、山口との車間は開く。8番手の犬伏は打鐘過ぎ3コーナー付近からスパートすると、逃げる山口を最終1センターでとらえて先頭、番手は山田がしっかりと続き、このラインを古性が追う。直線で外から古性が差を詰めるが、犬伏が押し切り1着。2着に山田、3着に古性が入線。なお、浅井は内側追い抜きにより失格(8着入線)。

犬伏湧也
1着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:オ6・一1・二1・準1
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(23年5月日本選手権以来)
オールスター決勝:初

作戦通りだったので、いいペースで行けて良かったです。山口(拳矢)君のけん制がすごかったが、打鐘で前に行ってくれたので、それを目標に仕掛けるだけでした。いいスピード感で仕掛けられたので、脚の状態はいいのかなと思います。ダービー(日本選手権)の準決勝は、脇本(雄太)さんの圧倒的な強さに太刀打ちできなくて、不甲斐ない競走でしたが、古性(優作)さんがいる中で、しっかり仕掛けられたのが大きいと思います。

決勝は、自力。ダービーは9着だったので、ここは確定板に上がって、ラインで決まる走りがしたいです。

山田庸平
2着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:一1・一2・二1・準2
G1優勝:0回
G1決勝:5回目(23年6月高松宮記念杯)
オールスター優勝:初

(犬伏湧也に)付いていくのに必死でした。最終HSはキツかったですね。犬伏君が強くなっていて、雨が降って、付きづらい中でも、付いていけたので、自分の力も少しはついたのかなと思います。ゴール前、思い切り抜きに行ったのですが、抜けなかったです。優勝のチャンスがあればといつも思っているので、その準備をしっかりたいと思います。

決勝は、清水(裕友)君の後ろ。番手。

古性優作
3着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:ド4・一2・シ5・準3
G1優勝:5回(23年6月高松宮記念杯)
オールスター優勝:1回(21年8月いわき平)

一杯、一杯ですね。欲を言えば、3人で勝ち上がるレースができたらと思うのですが、打鐘で全てが終わってしまった感じです。打鐘で出るか、もっと早い段階で先頭に立つかした方が良かったですね。かなり厳しい状態だと思います。左の股関節に痛みがあります。自力の(山田)久徳さんに3番手を回ってもらっていたので、それを加味したレースをしないといけなかったのですが残念ですね。

決勝は、単騎で自力自在。強い気持ちを持って走りたいと思います。

9Rレース結果

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【オールスター競輪(5日目)10R=S級準決勝】
1/新山響平(SS・青森107期)
2/吉田拓矢(S1・茨城107期)
3/清水裕友(S1・山口105期)
4/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
5/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
6/園田匠(S1・福岡87期)
7/大森慶一(S1・北海道88期)
8/武藤龍生(S1・埼玉98期)
9/太田海也(S2・岡山121期)

西武園競輪第66回オールスター競輪G1-10RS級準決勝
誘導以下、1新山-5佐藤-7大森、2吉田-8武藤、9太田-3清水、4伊藤-6園田で周回。赤板過ぎも隊列は変わらず。打鐘から太田が仕掛けると、新山を叩き切って主導権を握っていく。最終HSから吉田が捲りを打つと、逃げる太田を最終2コーナーでとらえて先手を奪う。捲り切った吉田を、番手の武藤がゴール前で差し切って1着。2着に吉田で関東ワンツー。太田マークから清水が3着に入線した。

武藤龍生
1着/武藤龍生(S1・埼玉98期)
今回成績:一3・一1・二2・準1
G1優勝:0回
G1決勝:2回目(21年5月日本選手権以来)
オールスター決勝:初

地元のG1、競輪人生で一度あるか、ないかなので、決勝に乗りたいと思って練習をしてきました。決勝に乗れて、とても嬉しいです。今までの自分の思っている、いつもの伸びと違い、伸びる感じなので感触はいいです。今回は、上手く調整ができたと思います。

決勝は、関東の4番手。地元のG1なので、悔いのないようにゴール戦を駆け抜けます。

吉田拓矢
2着/吉田拓矢(S1・茨城107期)
今回成績:オ1・一4・二3・準2
G1優勝:1回(21年11月競輪祭)
オールスター決勝:初

伊藤颯馬が後ろから仕掛けてこなかったので、絶好の展開になったと思います。2日目、3日目と中途半端な競走になったので、今日はダメでも仕掛けようと思っていました。身体が上手く反応してくれましたね。脚の状態は良かったですが、気持ち次第のところだったので、今日はその気持ちが強く出ました。こうやって、また自力で決勝に乗れて自信になります。

決勝は、自力。強い気持ちで臨むだけ。関東で優勝者が出せるように頑張ります。

清水裕友
3着/清水裕友(S1・山口105期)
今回成績:オ7・一2・二1・準3
G1優勝:1回(20年2月全日本選抜)
オールスター決勝:初

太田(海也)のダッシュが凄かったですね。付き直してからは、余裕がありましたが、すかさず吉田(拓矢)君が来たのが衝撃でした。僕としては、連日何もできず。前の後輩のおかげだけですね。まだ海也も踏めていたのに、最終BSで切り替えてしまって、何もできずゴールしたら3着のレースでした。海也に迷惑をかけましたね。前走、落車したし、オールスターは苦手意識があったので、どうなるかと思っていましたが、状態は悪くなかったです。

決勝は、自力です。優勝を目指して頑張ります。

10Rレース結果

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【オールスター競輪(5日目)11R=S級準決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/新田祐大(SS・福島90期)
3/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
4/松本貴治(S1・愛媛111期)
5/眞杉匠(S1・栃木113期)
6/中野慎詞(S1・岩手121期)
7/桑原大志(S1・山口80期)
8/吉田有希(S1・茨城119期)
9/山崎賢人(S1・長崎111期)

西武園競輪第66回オールスター競輪G1-11RS級準決勝
誘導以下、6中野-2新田、8吉田-5眞杉-1平原、4松本-7桑原、9山崎-3嘉永で周回。赤板で吉田が仕掛け、中野も突っ張り、速い段階から両者の主導権争いに発展。眞杉は4番手で車間を切って、仕掛けの機をうかがい、最終HSから捲り発進。最終2コーナーで北日本ラインを捕えて先頭に立つ。山崎賢人も捲りで迫るが、眞杉マークの平原のけん制もあり、前団には届かない。捲った眞杉が押し切り1着。平原のけん制時にあいた内を突いた松本が2着。平原が3着に入線した。

眞杉匠
1着/眞杉匠(S1・栃木113期)
今回成績:オ5・一1・シ2・準1
G1優勝:0回
G1決勝:3回目(22年5月日本選手権以来)
オールスター決勝:初

今日は、吉田(有希)の頑張りに応えようと思っていました。打鐘では、中野(慎詞)が絶対に出させない感じだったので、3番手を確保してからでした。最終2コーナー付近、だいぶ早いと思いましたが、前に踏ませてもらいました。今日は、ラインのおかげです。

決勝は、吉田(拓矢)さんの番手。

松本貴治
2着/松本貴治(S1・愛媛111期)
今回成績:一5・一3・二2・準2
G1優勝:0回
G1決勝:初

今日は、踏み合いになるだろうと思っていました。道中は余裕があったので、展開に応じて、しっかり対応できたと思います。僕の実力というよりは、周りのおかげと運がいいことに尽きるので、決勝に乗った実感があまりありませんが、決勝も頑張ります。

決勝は、犬伏(湧也)の番手。

平原康多
3着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:ド5・一2・シ3・準3
G1優勝:8回
オールスター決勝:6回目(21年8月いわき平以来)

(吉田有希が)中野(慎詞)と意地のぶつかり合いをしていましたね。道中は、眞杉(匠)のタイミングに合わせていました。身体の状態は、走るたびに良くなっていますが、昨日、落車させてしまった選手がいるので、その選手の思いを背負いたいと思います。

決勝は、関東の3番手。

11Rレース結果

※G1優勝の( )は前回のG1優勝開催
※ド=ドリームレース、オ=オリオン賞、シ=シャイニングスター賞を示す

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【オールスター競輪(最終日)11R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/犬伏湧也(S1・徳島119期)
3/山田庸平(S1・佐賀94期)
4/吉田拓矢(S1・茨城107期)
5/古性優作(SS・大阪100期)
6/武藤龍生(S1・埼玉98期)
7/清水裕友(S1・山口105期)
8/松本貴治(S1・愛媛111期)
9/眞杉匠(S1・栃木113期)

注目の並び想定は
4吉田-9眞杉-1平原-6武藤
2犬伏-8松本
7清水-3山田
古性(単騎)

決勝は、吉田拓矢の番手に眞杉匠、平原康多、武藤龍生と並ぶ関東4車ライン。
犬伏湧也の後ろには松本貴治が続く四国2車。清水裕友には山田庸平が付くライン。古性優作は単騎の競走となった。準決勝のアクシデントの影響もありS級S班の勝ち上がりが平原と古性の2名となった決勝は、4車で結束しラインから優勝者を出したい関東が、強烈なカマシ、捲りを武器にする犬伏を同封じるかが鍵を握りそう。また混戦を巧みにすり抜ける清水や落車の影響が気になるところだが単騎戦をも得意とする古性も怖い存在だ。一筋縄ではいかないメンバーが揃った決勝に注目です。

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