第123回生ルーキーチャンピオンレース（前検日）

2024年3月8日　松山競輪
「第123回生ルーキーチャンピオンレース」（若鷲賞）前検日

令和6年能登半島地震復興支援競輪・松山競輪開設74周年記念「金亀杯争覇戦」G3の最終日（3月10日）の第9レースにおいて、「第123回生ルーキーチャンピオンレース（若鷲賞）」が行われる。昨年デビューした123回生の中から選抜された9選手が、123回生ナンバーワンの座を目指して、同期対決を繰り広げる。果たして、123回生の頂点に立つのは……？

※松山記念3日目（準決勝）レポートはこちらからご覧ください。

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【最終日・9R＝ルーキーチャンピオンレース】
1／篠田幸希（A2・群馬123期）
2／黒瀬浩太郎（A2・広島123期）
3／棚瀬義大（A2・岐阜123期）
4／山根慶太（A2・岡山123期）
5／松崎広太（A2・茨城123期）
6／牧田悠生（A2・新潟123期）
7／長松空吾（A2・大分123期）
8／青木瑞樹（A2・岡山123期）
9／浮島知稀（A2・群馬123期）

並び想定は
9浮島－1篠田－6牧田
8青木－4山根
2黒瀬（単騎）
3棚瀬（単騎）
5松崎（単騎）
7長松（単騎）

注目の並び想定は、浮島知稀の番手に篠田幸希が付き、その後ろに牧田悠生が続く関東3車ライン。
青木瑞樹の後ろには、山根慶太が付く岡山2車。
黒瀬浩太郎、棚瀬義大、松崎広太、長松空吾の4名は単騎の競走となった。
細切れ戦となったこのレース、最もラインの長くなった関東勢が優位に運ぶか。浮島が主導権を握ると、篠田や牧田に優勝のチャンスが巡ってきそう。しかし、個々の力を発揮しやすく、細切れ戦を気にしない若手にとっては、一発逆転のチャンスもありそうで、混戦が予想される。競輪人生でたった1度しか経験できない「ルーキーチャンピオンレース」にご注目ください。

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1／篠田幸希（A2・群馬123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：6回（1・2班戦＝2、チャレンジ＝4回、ルーキーS=0回）
直近4カ月：勝率80％、連対率87％、3連対率100％
バック本数：8回
在所成績：3位
師匠：北村貴幸

浮島君としっかり練習して、万全の状態だと思います。（A級1・2班戦は）慣れていないので、場数を踏んでという感じです。冷静に焦らずに、ということは意識しています。養成所以来の9車立ては心配ですが、頑張りたいと思います。
（明日は）自分は浮島君の番手。しっかり仕事をしたいと思います。初めての番手ですが、何とか頑張ります。

2／黒瀬浩太郎（A2・広島123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：6回（1・2班戦＝1回、チャレンジ＝5回、ルーキーS＝0回）
直近4カ月：勝率58％、連対率75％、3連対率75％
バック本数：7回
在所成績：2位
師匠：吉本哲郎

8連勝目で落車して特昇が遅くなりましたが、その分、いろいろ経験できました。安定して決勝に上がれていますが、走りの内容にムラがあるのが課題ですね。2日前に体調を崩してしまって、練習できなかったのが…。
（明日は）単騎で、自力で戦います。岡山の2人と組むと3番手になるし、それなら単騎で一発狙いたいと思いました。出し切って、悔いのないレースをしたいです。

3／棚瀬義大（A2・岐阜123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：8回（1・2班戦＝4回、チャレンジ3回、ルーキーS＝1回）
直近4カ月：勝率42％、連対率79％、3連対率86％
バック本数：18回
在所成績：8位
師匠：川口公太朗

（A級1・2班戦は）うまく走れていないですね。流れを止めてしまって、良くないかなと思っています。もうちょっと長い距離を踏めるようになりたいです。奈良が終わって、体が疲れていたので、休みながら仕上げてきました。（明日は）勝ちにこだわって走りたいと思います。単騎です。

4／山根慶太（A2・岡山123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：4回（1・2班戦＝0回、チャレンジ＝4回、ルーキーS＝0回）
直近4カ月：勝率59％、連対率73％、3連対率82％
バック本数：14回
在所成績：45位
師匠：櫻井太士

高松は長い距離を踏めず、自分の力で残れませんでした。地脚はないのですが、ダッシュもそんなにあるわけではないです。いい走りがしたいなとは思っているんですけどね。選手生活で1回しか走るチャンスがないレースなので、優勝を目指して頑張りたいです。
（明日は）青木君の後ろで走ります。（番手は）初めてなので、離れないように頑張りたいです。

5／松崎広太（A2・茨城123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：5回（1・2班戦＝1、チャレンジ＝0回、チャレンジ＝4）
直近4カ月：勝率44％、連対率67％、3連対率78％
バック本数：13回
在所成績：9位
師匠：須賀和彦

年始に体調を崩して、そこからあまり体感はしてないのですが、リズムが崩れてしまったので、キッカケをつかんで、調子を取り戻したいと思っています。歯車がうまく噛み合っていないところがありますね。一発を狙って優勝しに来たので、何とか結果に結び付けたいです。
（明日は）僕は関東別で、単騎。さすがに4番手はチャンスないので、ひとりで何とかしようと思います。

6／牧田悠生（A2・新潟123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：1回（1・2班戦＝0回、チャレンジ＝1回、ルーキーS＝0回）
直近4ヶ月：勝率17％、連対率42％、3連対率75％
バック本数：7回
在所成績：40位
師匠：佐藤政利

戦法やスタイルで悩んでいるところが、レースに出ているところです。何とかラインを連れて行けるようにと思って走っていますが、自分の脚と展開作りが、なかなか噛み合わないですね。末脚はずっと課題なので、自分の得意な部分で伸ばしていこうかなと思っています。
（明日は）ずっと悩んで、単騎も考えましたが、自分は浮島君、篠田君の3番手で優勝を目指して頑張りたいと思います。

7／長松空吾（A2・大分123期）
年齢：23歳
通算優勝回数：4回（1・2班戦＝1回、チャレンジ＝3回、ルーキーS＝0回）
直近4ヶ月：勝率33％、連対率67％、3連対率73％
バック本数：8回
在所成績：11位
師匠：安東英博

（A級1・2班戦は）最初はレースの流れが違い、苦戦しましたが、最近は成績も上がってきています。ゆるんだところで行くと決めている感じです。地脚が持ち味で、最近はダッシュもついてきて、それも武器にしていければ。しっかり練習してきて、大分支部合宿もあり、いい刺激が入りました。
（明日は）単騎で臨機応変に。人の後ろも考えましたが、自分でやった方がいいかなと。

8／青木瑞樹（A2・岡山123期）
年齢：24歳
通算優勝回数：4回（1・2班戦＝2回、チャレンジ＝2回、ルーキーS＝0回）
直近4カ月：勝率50％、連対率83％、3連対率83％
バック本数：14回
在所成績：19位
師匠：櫻井太士

今年に入って成績安定してきているので、その良いイメージで今回も走れれば。主導権をしっかり取るように心がけているので、その姿勢で、良い成績が出ているのかなと。
（明日は）山根君の前で頑張りたいと思います。山根君も強いので、どちらが前でもよくて、特に決め手はないのですが、僕が前です。群馬の2人が強いので、少しでも抵抗できるように頑張りたいですね。

9／浮島知稀（A2・群馬123期）
年齢：23歳
通算優勝回数：8回（1・2班戦＝3回、チャレンジ＝5回、ルーキーS＝0回）
直近4カ月：勝率52％、連対率71％、3連対率76％
バック本数：15回
在所成績：14位
師匠：須藤直道

A級1・2班戦でも決勝に乗れているし、やっと慣れてきたかなという感じ。負けるときは、力を出し切れず終わっているので、出し切れるように意識しています。上の舞台で活躍したいので、今は先行主体。バンクが使えない期間が長かったので、街道メインで練習してきました。
（明日は）上信越の先頭。自分の走り、力を出し切れるように、考えています。

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【過去のルーキーチャンピオンレース・レポート】

第121回生ルーキーチャンピオンレース
2023年3月12日松山競輪場
優勝：安彦統賀（埼玉）

第119回生ルーキーチャンピオンレース
2022年3月6日名古屋競輪場
優勝：犬伏湧也（徳島）

第117回生ルーキーチャンピオンレース
2021年3月14日大垣競輪場
優勝：山口拳矢（岐阜）

第115回生ルーキーチャンピオンレース
2020年3月8日玉野競輪場
優勝：朝倉智仁（茨城）

第113回生ルーキーチャンピオンレース
2019年3月10日松山競輪場
優勝：宮本隼輔（山口）

第111回生ルーキーチャンピオンレース
2018年3月11日玉野競輪場
優勝：南潤（和歌山）