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2021/04/24

P-Navi編集部

北海道・北見実証実験ライドDay2

北海道・北見実証実験ライドDay2

1日目のレポートはこちら

前日に引き続き、北見市でサイクリング環境の実証実験の一環として、モニターライドが開催された。

2日目は男子選手を中心とした長距離班と、グルメ班の2班に分かれて走る。グルメ班は昨日と同じ2名に、新たな1名を加え、女性3名でレンタサイクルなどを使用して参加。この日のグルメ班の行程は、北見市をスタートして、西に進む。温根湯温泉方面に向かい、「おんねゆ道の駅」から北見バスに自転車とともに乗り、帰着するというもの。


今日もNAVITIMEをガイドに走る

走行距離は約46km。ごく緩やかな上り坂が続くルートだ。この日もルートを読み込んだNAVITIMEのアプリをセットし、北見駅近くのホテルから出発する。まずは全員で「北見ハッカ記念館」と「薄荷蒸留館」へ。


ハッカ記念館に到着


色々なハッカ製品があって面白い

過去には世界市場の7割もの薄荷(はっか)を生産していた北見市。当時のホクレン薄荷工場の研究所が北見市に寄贈され、このハッカ記念館になった。蒸留館は、かつてハッカを蒸していたハッカ小屋をイメージしたもの。実際に蒸留し、作業工程を来場者に知ってもらう体験型の施設になっている。
今回は体験パートは見送り、蒸留館で生産過程の説明を受け、ショッピングを楽しむことになった。多様なハッカ製品が展開されていて、興味津々。ハッカを使った飴やチョコ、砂糖がけの豆菓子など、スイーツも豊富。コーヒーやココアなどに入れると、ほんのりハッカ風味になるというハッカ糖など、あれこれお買い上げ!
続いては、走行前のスイーツ補充だ。「清月」が駅近くに構える本店に向かう。平昌五輪でメダルを獲得したカーリングチーム「ロコ・ソラーレ」が試合合間の「もぐもぐタイム」で食べていた「赤いサイロ」というお菓子が話題を呼び、一躍日本中に名前が知れ渡ることになった菓子店だ。


清月へ到着


清月でお買いもの。ロコソラーレのコーナーも

2020年に「清月」から「ANKO de CHARGE」なる商品が発売された。この商品はいわゆる飲む羊羹的なスイーツ。羊羹はほぼピュアな糖質で作られており、スポーツの補給用の糖質サプリに中身が近く、ロングライドなどで携帯することも多いのだが、スイーツとスポーツフードの間にある存在というところか。つぶあん、こしあん、白あん、と3つのフレーバーがあるが、どれもさすがの味。あくまで素材の味が生きた美味なスイーツだ。キャップができるため、一気に飲み干す必要もなく、必要な量だけ使えるのも嬉しい。「補給」が「至福のごほうび」となりそうだ!


筆者イチオシは白あん!美味しくて止められない

スポーツの補給食として携帯するのでないなら、冷蔵庫に入れて少しずつゆっくり味わうこともできる(もちろん口をつけるので衛生面から早めに飲みきるべきではあるが)。
生ケーキもあり、目移りしながら、それぞれ、気になる商品をゲット。この日は補給を携帯しないとエネルギー切れになる可能性がないグルメライドだったが、さっそく頬張ったり、ポケットに忍ばせたりして、店を後にした。

ここからは本格的なライドが始まる。自動車が来ない無加川の堤防上を行くことになった。冬景色ではあるが、草地も多く、緑色が濃いため、春のような華やぎもある景観が広がる。川沿いとはいえ、ほぼ川のありかは分からないほど、広大な空間が広がっている。河川敷は運動場になっていたり、市民のために活用されているようだ。


無加川堤防上を行く


開放感のある景観が続く

実は、この日も激しい向かい風。季節風を考えず、西に向かうルートを設定してしまったのだ。大きな風切音で会話はできず、吹き付ける風に減速を強いられ進まず、思わず笑ってしまう。これもまた、良い思い出になるのだ。


自転車ならではの道を行く(Photo:Naoki YASUOKA)

堤防を降り、一般道へ。交通量はそれなりにあるが、路肩も広く、車が自転車を大きく避けてくれる。立ち寄りまで、ともかく頑張ろう!と、掛け合いながら進む。

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