名護屋城歴史サイクルルート・モニターライド

設定されたルートは、田園風景を抜けたり、林の中を抜けたりと、次に何が現れるのか予想がつかない。キッズライダーとともに冒険のように楽しみながらバイクを走らせて行った。
豊かな自然の中を走る。時々現れる上りは押してクリアすればよし!
随所に立つ陣跡案内板。有名武将の名が並ぶ
田園風景を抜ける
コースはまさに陣跡の間を縫って動いているようだ。案内板には、有名な武将の名が並んでいる。歴史好きの方には、たまらないだろう。辺りをつなぐ道は、どれも細く、陣跡をめぐるには、自転車が最適だと思う。
木立に囲まれた道を上っていると、前方のグループが止まり、草地の中の砂利道に誘導されている。
草むらの中に空き地があり、バイクを置き、ガイドさんに促されるままに奥に進む。そこには、不思議な空間が広がっていた。
堀秀治の陣跡に到着。不思議な空間だ
これは越前の大名、堀秀治の陣跡。弱冠16歳でここにやってきて、陣屋としては最大の11ヘクタールもの広大な屋敷を築いたという。この御殿に秀吉はよく遊びに来たそうだ。
この堀陣跡には、日本最古とも言われる能舞台跡があった。大名たちは連れ立って観たりしたのだろうか。皆、しばし寒さも忘れ、陣跡の空気を楽しんだのだった。
ランチ会場は「お寺」
次はランチストップ。誘導されたのは、なんとお寺だった!
地元のお店がこの日のために作ってくれたお弁当。海の幸も山の幸もたっぷり詰まっていた
お寺のお堂を貸し切ってランチタイム
この日は特別に「専称寺」がお堂を開放してくれて、地元のお店のお弁当が用意されていた。蓋を開けると、彩りよく、バランスよく、お野菜もお肉もお魚もデザートも、ぎっしりと詰められていて、ボリュームも満点! ひとつひとつが冷えてもおいしいようにと丁寧に調理されていて、どれも味も食感もよい。
ガイドさんとともに、徳川家康の陣跡へ向かう
名護屋港を見晴らす道をゆく
食べ終わると、ガイドさんとともに家康の陣屋に行くことになった。名護屋港まで見晴らせる眺めのよい道を歩き、竜泉寺の脇を抜け、茂った木々の間を上っていく。そこには、あの徳川家康の陣跡があった。
徳川家康の陣跡へ。ここに家康が暮らしていたのだ
秀吉を補佐する位置にいた家康。この陣跡は、名護屋城の北東、名護屋港の要所に位置していたという。家康はこの陣跡に、なんと1万5千人を連れて参陣したそうだ。陣内に茶室を建て、茶会を開いたという記録もあるとか。堀もあり、入江の対岸には別陣も構えていたそうで、やはり重要な位置にいたのだと感じさせる。
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