キッズとママのスノーライド

翌日は、端野のノーザンアークリゾートへ移動し、ソリすべり大会! 子供たちはもちろん、ペアやトリプルで大人と一緒に、さらには大人6名+子供2名、ソリ3連結で繰り出すなど、大いに楽しんだ。
ソリ遊びを楽しむ子供たち
かなり大型のソリ遊び場で、速度も出るが、子供たちはへっちゃら
ソリ遊びの合間にママたちは、ノーザンアーク内の特設スノーライドコース「ヒーローズパーク」を、ササッと1周。
吹き付ける雪もモノともせず、スノーライドを楽しむママたち
陽が差してきて、周囲が輝き始めた
晴れたり、雪が吹き付けたりと、目まぐるしく変わる天候の中、走行を楽しんだ。ライドコースも、ソリ遊び場も常設であり、スノーライドと雪遊び、ソリ遊びを、大人と子供それぞれが満足できるのは、この施設の強みだ。フライトまでの長くない時間であるが、一行はここでのアクティビティーを堪能したのだった。
現在、国内のスノーライドは、スキー場のゲレンデを活用したものが多い。今回のスノーバイクライドは、一般公道を使うルートの中で開催された。まるでグリーンシーズンのように、公道をこれだけ大きく使い、この季節にしか見えない純白の絶景や地域の表情を楽しみながら走るのは、少々現実離れした貴重な経験だった。
「母親がアクティビティを楽しむ間、子供を預ける」と言えば、日本では眉を潜められてしまうが、今回は子供たちにネガティブな要素は皆無で、この土地でしかできない経験を積み、最高に楽しい時間を過ごしたようだ。「預けられた時間」というより、「与えられた時間」という感覚だったに違いない。
年齢差はあれど、すぐに打ち解け、助けあったり、役割を分担したり、年少者の世話をしたりと、巧みにグループとして機能しながら、この貴重な環境を最大限に楽しんだ。地元の方々にはごく普通の雪原でも、斜面でも、子供たちにとっては極上の遊び場だった。
別れの時間が来て、帰りの空港に神妙な顔をしていた子供たちは、なんとなく、少し成長したようにすら見えた。
今回の実証実験の価値は十分にあったろうと思うし、親と子それぞれが、その土地ならではの貴重な経験をし、それぞれのハッピーを叶えられる体験型のツーリズムは、満足度も高く、もっと、もっと増えてもいいと感じた。今回のこの成果が、今後につながっていくことを願いたい。
4月下旬ごろからオンロードのグリーンシーズンは始まり、今回の様々な結果を受け、来季の北見のスノーシーズンがどうなるか、今から楽しみに思えてしかたない。
※ガイドラインに従い、感染予防への最大限の配慮をして走行しております
画像:編集部、サイクルアドベンチャーオホーツク推進協議会
提供:Naoki YASUOKA(Cyclowired.jp)
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