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2023/08/28

P-Navi編集部

飯塚オートG1(準決勝戦)レポート

飯塚オートG1(準決勝戦)レポート

2023年8月28日 飯塚オート
フタバ設計杯G1第66回ダイヤモンドレース(4日目)

【9R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
飯塚オートG1第66回ダイヤモンドレース4日目準決勝戦9レース
レース展開
10mハンデ最内の稲川聖也がスタートを決めて、0mハンデの藤川幸宏を2周回目にかわして先手を奪うも、3番手に付けていた長田稚也が、稲川、藤川のインに飛び込んで一気に先頭へ。抜け出した長田はリードを広げて1着ゴール。早川清太郎も周回ごとにポジションを上げると、4周回で藤川を、さらに最終周回2コーナーで稲川を捕える。最終3コーナーで稲川が逆転を狙うも、早川が譲らずに2着入線。

長田稚也
1着/長田稚也(飯塚34期)
競走タイム3.415
競走車名:ロシナンテ
ランク:A2
今節の成績:5着・2着・5着・1着
G1優勝回数:0回
※G1初優出

「地元G1で優出できて、嬉しいです」。準決勝戦はスタートから3番手の好位置に付けると、「落ち着いて、レースが見えてました」と振り返るように、2周回3コーナーで2車抜きを決めて、優出一番乗りを決めた。7月の飯塚G2オーバルチャンピオンカップでグレードレース初優出(5着)。そして今回は、G1準決勝戦の壁も突破した。エンジンも「試走から感触が良かった」と手応えがあり、優勝戦に向けて「ちょこちょこやってみます」。地元のホープが、一気の戴冠へ__。地元G1で記念初優勝に挑む。

早川清太郎
2着/早川清太郎(伊勢崎29期)
競走タイム3.421
競走車名:シナモン
ランク:S11
今節の成績:4着・1着・3着・2着
G1優勝回数:10回(22年川口:キューポラ杯)

試走タイムはメンバー中で一番時計の3.31。長田が序盤でレースを作る中、着実に追い上げて、最終周回で優出圏内に届いた。「厳しいレースでした」。ヘッド調整と電気、キャブを扱っていったが、「直線で、かいていってくれない」ために再調整をほどこす。近況はグレードレースで準決勝戦敗退も続いていたため、G1優出は2月の川口以来、約半年ぶり。G1は過去10回の優勝実績があるが、飯塚のG1奪取は未到達。マシンを仕上げて、6枠から強烈な追い脚を披露するか。

9Rレース結果

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【10R=準決勝戦】
*6周回 3,100m(良走路)
飯塚オートG1第66回ダイヤモンドレース4日目準決勝戦10レース
スタートで大外から有吉辰也が好ダッシュを決めて、序盤で2番手に付ける。0mハンデの占部健太が逃げるも、2周回3コーナーで有吉が先頭に躍り出る。加賀谷建明も好位に付けると、3周回目に占部をかわし、先頭の有吉を追う。差を詰めた加賀谷だったが、有吉が振り切って1着。2着に加賀谷。5周回目に占部をとらえた滝下隼平が3着。

有吉辰也
1着/有吉辰也(飯塚25期)
競走タイム3.421
競走車名:キックアス
ランク:S16
今節の成績:7着・1着・1着・1着
G1優勝回数:14回(21年川口:開設記念グランプリレース)

7人並びの10線大外から鮮烈なスタートを切って、一気に好展開に持ち込んだ。「スタート、切れましたね」と納得の切れ味で、2日目から3連勝。エンジン自体は「何もしていなかった」が、換えたタイヤは「かいていく感じがしなかった」と首をかしげる。同じ番号のタイヤも試して、優勝戦までに万全の態勢を整えていく。準決勝戦の1着で、通算900勝にリーチ。5枠から先制して、地元G1優勝をメモリアルVで飾るか。

加賀谷建明
2着/加賀谷建明(川口27期)
競走タイム3.428
競走車名:プログレス
ランク:S3
今節の成績:6着・4着・2着・2着
G1優勝回数:1回(22年飯塚:開設記念レース)

「取り返したね!」と祝福に訪れた仲間に笑顔で応える。近況はドドドもあり、「あまり調子が良くなかった」だけに、今年2月の川口以来となるG1ファイナル進出は、価値ある優出となった。得意のスタートが切れていないので、「まずは練習から集中」。さらにタイヤも交換して、良いものを探していく。飯塚では昨年11月の開設記念で涙のG1初制覇を達成。スタートを研ぎ澄ませて、その時と同じ青の勝負服(4枠)から2回目のG1制覇を目指す。

10Rレース結果

※G1優勝回数の( )は直近のG1優勝開催

◆準決勝戦11・12レースは2ページ目→→→

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