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2023/01/17

P-Navi編集部

ラファ+弱虫ペダル スーパークロス野辺山Day1

ラファ+弱虫ペダル スーパークロス野辺山Day1

続いては、男子エリートが開催された。少し日も傾き始めたが、気温は17度と悪くない。この日の出走は70名。ツール・ド・おきなわ組は欠場となったが、連勝を続ける織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)や昨年度の全日本チャンピオン小坂光(宇都宮ブリッツェン)ら、強豪選手が肩を並べた。

スーパークロス野辺山Day1の男子エリート
男子エリートがスタート。先頭は小坂光(宇都宮ブリッツェン)

スタートから、ホールショットを取ったのは小坂光(宇都宮ブリッツェン)。小坂は過去にこのコースで開催された全日本選手権を制した経験を持ち、コースとの相性もよい。今季絶好調の織田が小坂の後ろに続く。

スーパークロス野辺山Day1
シケインを降りて走るか、タイムロスは少ないが体力を使うバニーホップで跳ぶか。織田は常にバニーホップを選択する

スーパークロス野辺山Day1
小坂の後ろにつける織田

シケイン(障害物)に突入し、先頭の小坂はリズムよく降車し、バイクを手に越えて走るが織田はバイクにまたがったまま、迷いなくバニーホップで跳んでクリア。タイムギャップを狭めていく。小坂と後ろにピタリとつけた織田は高速で先頭を走る。レースは9周回での実施と決まった。

スーパークロス野辺山Day1
段差を跳ぶ小坂

3周目、織田が巧みに小坂をかわし、先頭に踊り出た。織田は力強い走りで先頭を行く。小坂も追うが、なかなかこの差が詰まらない。
5周目に、織田がパンクし、小坂が先行。再び小坂が単独で先頭を走ったが、ラスト4周で織田がアタック。小坂をかわし、先頭に戻った。

スーパークロス野辺山Day1
先行する織田

スーパークロス野辺山Day1
一時小坂が先行したが、再び織田が先頭に。僅差でフライオーバーを上る

織田は落ち着いた走りで、また少しずつタイム差を開いていく。3位争いは混沌としていたが、スタートで大幅に出遅れ、圏外にいたベテラン竹之内悠が、着実にペースを上げ、先頭2名に匹敵する走りを見せ、選手をかわし、強烈に追い上げて来ていた。

竹之内悠
じわじわと順位を上げる竹之内悠

小坂は最後まで織田に届かず、織田が単独でフィニッシュ。今季無敵の印象をさらに決定づけて見せた。

先頭でゴールした織田聖
両手を上げ、トップでフィニッシュする織田

スーパークロス野辺山Day1の男子エリート表彰台
安定した走りを見せ、表彰台に上がった上位3名

2位に小坂、3位に竹之内が入った。竹之内は長く所属したチームを離れ、無地のジャージで個人として参戦したが、底力を見せた。織田は「前半は落ち着きがなく、ミスが多かった」と振り返る。後半には修正ができ、思うように走れたとのこと。「同じように(落ち着いてミスなく)走りたい」と翌日のレースへの意気込みを語った。
この翌日、同大会は2日目を迎え、男女エリートカテゴリーは、UCIレースとしてのレースが開催された。

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【JCXシリーズ第3戦】
【結果】Rapha+弱虫ペダル スーパークロス野辺山2022Day1
女子エリートDay1

1位/小川咲絵(AX cyclocross team)48:03
2位/與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)+2:21
3位/石田唯(早稲田大学)+2:56
4位/大蔵こころ(早稲田大学)+4:28
5位/鵜飼知春(and more)∔5:13

男子エリートDay1
1位/織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) 1:04:20
2位/小坂光(宇都宮ブリッツェン) +0:27
3位/竹之内悠 +1:25
4位/鈴木来人 +1:59
5位/中島渉(弱虫ペダルサイクリングチーム)+2:14

画像提供:/Rapha+弱虫ペダル Super Cross Nobeyama(撮影:Kei TSUJI)

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【JCXシリーズ2022-2023・レポート】
茨城シクロクロス土浦ステージ
幕張クロス2022

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