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競輪

2023/10/18

P-Navi編集部

寛仁親王牌G1(前検日)レポート

寛仁親王牌G1(前検日)レポート

2023年10月18日 弥彦競輪
第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントG1(前検日)

10月19日(木)から22日(日)まで弥彦競輪場において、「第32回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が開催されます。2019年以来となる全プロ競技大会が再開されたことで、日本競輪選手会理事長杯をはじめ、競技大会で好成績をあげた選手が数多くエントリー。初日から寛仁親王牌の特色ある対戦が目白押しです。
前検日は、初日12レース=日本競輪選手会理事長杯のコメントを中心に、現地からのレポートをお届けします!

※チャリレンジャー中野慎詞選手の前検日インタビューはこちらからご覧ください。

【今開催の勝ち上がり】
・初日
一次予選→1着~2着が二次予選A、3着~4着が二次予選B
特別選抜予選→1着~2着がローズカップ、3着~4着と5着1名が二次予選A、5着1名と6着~9着が二次予選B
理事長杯→1着~5着がローズカップ、6着~9着が二次予選A

・2日目
二次予選B→1着~2着が準決勝
二次予選A→1着~4着が準決勝
ローズカップ→1着~9着(失格等を除く)が準決勝

・3日目
準決勝→1着~3着が決勝

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【寛仁親王牌G1(初日)12R=日本競輪選手会理事長杯】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/山口拳矢(S1・岐阜117期)
5/新田祐大(SS・福島90期)
6/菊池岳仁(S1・長野117期)
7/古性優作(SS・大阪100期)
8/雨谷一樹(S1・栃木96期)
9/守澤太志(SS・秋田96期)
※1着から5着が2日目のローズカップに進出。6着から9着が二次予選Aに進出。

松浦悠士
1/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の優勝:3回(G2/2回、G3/1回)
2023年賞金ランク:5位

(落車後は)ケアにかなり力を入れて、幸い、脚落ちとか、動きが悪くなることはなかったです。久留米G3の2週間前から本格的な練習ができ始めました。今も自転車に乗る分にはいいですが、私生活では痛い仕草もあります。状態を気にしながらの練習なので、なかなか上がってこないですね。(感触は)久留米と同じくらいかなと思います。
(理事長杯は)単騎で自力自在に頑張ります。

佐藤慎太郎
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今年の優勝:0回
2023年賞金ランク:4位

(豊橋は)決勝には乗れていないですが、身体的にはよかったのかなと思います。最近では波を感じることが多いので、どの状態にあるのかは、その時、その時で変わっていますね。トレーニングはしっかりできているので、大丈夫かなと。このレースを走れることはうれしいですし、噛みしめながら走れれば。良いスタートを切れるようにね。
(理事長杯は)僕が2番手です。

郡司浩平
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の優勝:4回(G3/4回)
2023年賞金ランク:10位

前回、前々回と自力を出す場面が多くて、感触的には自転車、身体もよくなってきています。戦える感覚ですね。セッティングを微調整していて、イメージした理想の自転車や身体に近づいていると思います。川崎も練習で使えるようになって、メリットが多く、やりたいことはできているので、不安なく来られました。弥彦は走りやすいですが、今まで大した成績を残していないので払しょくしたい。
(理事長杯は)自分でレースを見極めて、どこかでチャンスがあれば仕掛けたい。自力です。

山口拳矢
4/山口拳矢(S1・岐阜117期)
今年の優勝:8回(G1/1回、G3/2回、F1/5回)
2023年賞金ランク:2位

松阪は感じが良くなかったですね。川崎F1は前の状態に戻った感覚はありました。練習の感じも良くなって、川崎で結果も出て、G1でもある程度、不安なく戦える状態ですね。身体のズレを整えることに重きをおいてやってきたのが、良い方向に来ました。前回が終わってからは、普通に練習。
(理事長杯は)1人で自力です。

新田祐大
5/新田祐大(SS・福島90期)
今年の優勝:2回(G3/2回)
2023年賞金ランク:12位

松阪記念は連日、動けている感じはあったのですが、最終日しっかり勝ちにつなげることができなかったところは、直さないといけない部分ですね。松阪以降は、しっかりトレーニングを積んで、先週末くらいから調整して、ここに向けてピークが来るようにしてきました。あとはレース展開をしっかり読んで、うまく支配できれば勝ちが付いてくるかなと思います。
(理事長杯は)先頭(北日本ライン)で頑張ります。

菊池岳仁
6/菊池岳仁(S1・長野117期)
今年の優勝:0回
2023年賞金ランク:50位圏外

フレームだったり、セッティングだったり、いろいろ自転車で試したことがよくなってきました。地元のバンクになるので、気持ちを入れて頑張りたいですし、いつもと違う緊張感があるので、ここに向けて練習してきた成果を出したいですね。
(理事長杯は)自力で頑張ります。自分より強い人しかいないので、しっかり爪あとを残せるように頑張ります。

古性優作
7/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の優勝:5回(G1/2回、G3/2回、F2/1回)
2023年賞金ランク:1位

前回は良くなかったです、もう力不足です。練習量はしっかり確保できていますし、あとはちょっとしたかみ合わせかと思います。しっかりと疲れを抜きながら、いつも通りのG1の調整はできたかなと。レースは強い選手ばかりなので、自分の力を出せるように。
(理事長杯は)単騎で自力、しっかり頑張ります。

雨谷一樹
8/雨谷一樹(S1・栃木96期)
今年の優勝:1回(F1/1回)
2023年賞金ランク:50位圏外

落車明けだったので、そういう感触か確かめる意味でも、前走は走りました。前回は違うフレームでしたが、落車したフレームを直して、今回は間に合いました。今まで通りのフレームで走れることは良かったと思います。状態的には、自分では良いと思っています。
(理事長杯は)菊池君の後ろで、今、自分ができることをやりたいと思います。

守澤太志
9/守澤太志(SS・秋田96期)
今年の優勝:0回
2023年賞金ランク:13位

(前回失格で)反省しています。体調は悪くないですし、(地区プロで乗った)カーボンフレームで変わった体の使い方も修正してきました。感触は、良くはなかったです(苦笑)。ケガとかは無いのですが、ただ自分の調子、鉄フレームに対する力のかけ方が、まだズレていましたね。そこは競走を走らないと分からないので、修正して走れれば。いつもと違う車輪とタイヤを使いたいと思っています。
(理事長杯は)北日本3番手で、しっかり走りたいと思います。

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日本競輪選手会理事長杯の注目の並び想定は

5新田-2佐藤-9守澤
6菊池-8雨谷
1松浦(単騎)
3郡司(単騎)
4山口(単騎)
7古性(単騎)

理事長杯は、新田祐大の後ろに佐藤慎太郎、守澤太志が続く北日本3車ライン。
菊池岳仁の番手には雨谷一樹が付く関東2車ライン。
松浦悠士、郡司浩平、山口拳矢、古性優作は単騎の競走となった。

レースは、地元地区の菊池が主導権を握りそうだが、力上位の新田がラインの長さを生かし早めの巻き返しに出ると、北日本ラインに優位な展開になるか。しかし、4名の単騎勢が黙っているわけがなく、巧みな位置取りから強襲を狙ってこよう。5着までに入れば2日目ローズカップに進めるだけに、今シリーズを占う意味でも大事な一戦にご注目下さい。

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