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競輪

2024/03/23

P-Navi編集部

ウィナーズカップG2(準決勝)レポート

ウィナーズカップG2(準決勝)レポート

2024年3月23日 取手競輪
令和6年能登半島地震復興支援競輪
「第8回ウィナーズカップ」G2(3日目)

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ガールズケイリンコレクション2024取手ステージ
前検日

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【取手競輪G2(3日目)10R=S級準決勝】
取手競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪第8回ウィナーズカップG23日目10RS級準決勝
赤板2コーナーで犬伏湧也が坂井洋をおさえて先行態勢に入っていく。打鐘過ぎ5番手から松井宏佑がスパートするも、犬伏マークの清水裕友のけん制もあり、前団を捕えきれない。最終BSで松井マークの深谷知広が自力に転じて捲りを打つと、清水も番手から合わせて両者が並走のまま最後の直線へ。粘る深谷を、清水が振り切って1着ゴール。清水を追走した坂井洋が2着。深谷が3着で入線した。

清水裕友
1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特2・毘4・準1
G2優勝:3回(22年3月ウィナーズカップ)
※ウィナーズカップは21年、22年に連覇

(赤板で)坂井(洋)君が動いてくれたので、形的にはやりやすくなりました。松井(宏佑)さんの巻き返しが早かったのですが、僕のところで止まったので。最終BSでは、半分くらい深谷(知広)さんに出られたので、前に踏まないとキツいと思い、前に出ました。番手捲りしたからには、しっかり深谷さんに合わせて1着を取らないといけない思いがありました。体は、重さがありますが、それなりに良くなりました。

決勝は、自力です。

坂井洋
2着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特5・二1・準2
G2優勝:0回
※G2初優出
※ビッグレース優出は22年11月競輪祭以来

今日は、前々に動いて、仕掛けられるところを行く感じでした。赤板は思ったよりも早くレースが動いたので、脚を使ってでも、1回切りに行きました。犬伏(湧也)君のかかりが良かったので、冷静に判断しました。最終BSでは、いくタイミングを一瞬、迷いました。ウォーミングアップから調子はいいと言えない感じでしたが、ラッキーで決勝に上がれました。

決勝は、ひとりです。単騎。

深谷知広
3着/深谷知広(SS・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・毘6・準3
G2優勝:4回(23年9月共同通信社杯)
※ウィナーズカップは2年ぶり3回目の優出

犬伏(湧也)がけっこう踏んでいるところをいったので、松井(宏佑)も苦しかったと思います。松井が頑張っていたので、難しい判断でしたが、(最終BSは)仕掛けるタイミングだったかなと。感触は、初日から徐々に下がっている感覚です。しっかり準備、調整したいと思います。

決勝は、北井(佑季)君の後ろ。番手。

10Rレース結果

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【取手競輪G2(3日目)11R=S級準決勝】
取手競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪第8回ウィナーズカップG23日目11RS級準決勝
赤板で藤井侑吾が仕掛けて、新山響平との主導権争いに発展。藤井は新山を叩き切り先頭に立つも、打鐘過ぎ1センター付近から森田優弥、さらに最終HS前から窓場千加頼も仕掛けていく。最終2コーナー付近で森田が先頭に立つときに、3車が落車のアクシデント(森田が斜行により失格)。抜け出したのは近畿両者で、窓場が押し切り1着。2着に古性優作で、同期ワンツー。追い込んだ河端朋之が3着。

窓場千加頼
1着/窓場千加頼(S1・京都100期)
今回成績:一1・二1・準1
※ビッグレース初優出

力を出し切るようにと思っていました。新山(響平)君と藤井(侑吾)君のもがき合い、赤板から凄いハイペースになったのですが、間合いが空かないようにして、森田(優弥)、眞杉(匠)君がどう動くかを見定め踏んだ感じです。まさか1着が取れるとは思わなかったです。近畿のS級S班の前で頑張りたい気持ちがいい方向に出たと思います。

決勝は、自力自在です。気持ちを高めていきます。

古性優作
2着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・毘3・準2
G2優勝:0回
※ウィナーズカップは5年連続5回目の優出

(窓場)千加頼が強かったですね。(最終)ホームで踏んで行った時凄かったです。いっぱいいっぱいでした。河端(朋之)さんが見えたので、そこに対応しようと思ったらミスをしました。昨日までの感触と違って、今日は良くなかったですね。

決勝は、(窓場)千加頼、脇本(雄太)さんの後ろ。近畿3番手。

河端朋之
3着/河端朋之(S1・岡山95期)
今回成績:一3・二2・準3
※G2初優出
※ビッグレース優出は23年10月寛仁親王牌以来

どのラインも責任感のある先行選手だったので、みんなが仕掛けて隊列が短くなると思っていたので、どこかのタイミングで最後に仕掛けるラインについて行こうと思っていました。打鐘過ぎ2センターで森田(優弥)君が仕掛け少し早いと思ったのですが、それを目掛けて窓場(千加頼)君がいってくれた。最終1コーナーで危ないと思ったので(アクシデントを)避ける準備をしながらで、なんとか追いつくことができました。自力で結果を出せていないが、ギリギリ勝ち上がれたので、明日はチャンスがあればいい着を狙いたいです。

決勝は、清水(裕友)君の後ろ。番手。

11Rレース結果
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【取手競輪G2(3日目)12R=S級準決勝】
取手競輪令和6年能登半島地震復興支援競輪第8回ウィナーズカップG23日目12RS級準決勝
打鐘から北井佑季がペースを上げて、先行態勢に入っていく。南関東ラインが主導権取りで、最終2コーナーから4番手の伊藤颯馬が捲りを打つと、北井マークの松谷秀幸はけん制。北井が押し切りを図る中、脇本が8番手から捲り追い込み、北井をとらえて1着ゴール。2着に北井、けん制をしのぎ切った伊藤が3着に入線した。なお、直線で山田英明の押し上げにより、松浦悠士、佐々木豪が落車。山田は失格となった。

脇本雄太
1着/脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・毘5・準1
G2優勝:1回(19年3月ウィナーズカップ)

初手で後方だったら、毘沙門天賞の犬伏(湧也)君のように、隙があったらカマシに行こうと思ったのですが、隙がなかったですね。打鐘のレーススピードだったら、自分のタイミングを取るだけだと思っていました。3走しては、自分の中では良くない感じがありますが、着としては食われていないのかなと。

決勝は、古性(優作)君が譲ってくれたので、窓場(千加頼)君の番手にいきます。窓場君の番手は初めてです。

北井佑季
2着/北井佑季(S1・神奈川119期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・毘7・準2
※G2初優出
※ビッグレース優出は24年2月全日本選抜に続き2回目

細切れ戦だったので、いろいろと想定していました。前受けだったので、残り2周からゴールまで逆算し、どのようなペースで行くか考えながら。でも結果、脇本(雄太)さんに行かれている。松谷(秀幸)さんの援護あっての着だと思っています。今日、自分の出来る精いっぱい走り、精いっぱい考えた走りだったと思います。いつもより考えたレースをした初日、2日。勝ち上がりで、思い切って走るべきタイミングで、思い切って走って決勝に進めたので、初日、2日目、3日目と感触は良くなっているのかなと思います。

決勝は、自力。精いっぱい力を出して、優勝を狙いたいと思います。

伊藤颯馬
3着/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
今回成績:一3・二1・準3
※ビッグレース初優出

一番いい位置が取れて、やり過ぎな感じです。仕掛けたタイミングは、後ろ(山田英明)もいたし、ゴール前の北井(佑季)さんが、すごく強いので、気持ち早め行こうと思いましたが、3コーナーに入りキツかったです。ゴール前、けん制もありましたが、北井さんの横まで行けたので、仕上がりは悪くないと思います。

決勝は、単騎で頑張ります。

12Rレース結果

※G2優勝の( )は前回の優勝
※ヤンググランプリはG2優出回数に含まず

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【最終日12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/深谷知広(SS・静岡96期)
4/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
5/坂井洋(S1・栃木115期)
6/河端朋之(S1・岡山95期)
7/古性優作(SS・大阪100期)
8/窓場千加頼(S1・京都100期)
9/北井佑季(S1・神奈川119期)

注目の並び想定は
8窓場−1脇本−7古性
2清水−6河端
9北井−3深谷
4伊藤(単騎)
5坂井(単騎)

決勝は、窓場千加頼の番手に脇本雄太、古性優作と並ぶ近畿3車ライン。
清水裕友の後ろには河端朋之が付く中国の2車。
北井佑季には深谷知広が続く南関東の2車ライン。
伊藤颯馬と坂井洋の2人は単騎の競走となった。

レースは、今シリーズ絶好調で唯一3連勝の窓場と、包囲網を打ち破り決勝に進んだ北井が、どうレースを組み立てるがポイントになりそうだ。窓場が主導権を握れば、脇本に勝機到来で、古性とのワンツーが濃厚か。また、ビッグ初優勝を狙う北井がどんな走りを見せてくるか。主導権を握るなら、番手を回る深谷の優勝も十分だろう。両者が主導権争いを演じるようなら、位置取り巧みな清水の俊敏な立ち回りや、一発にかける単騎勢もダークホース的存在となりそう。
9選手全員が自力を持つ決勝、激戦を制して今年の「ウィナー」になるのは……!?

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【過去のウィナーズカップ・プレイバック】
第7回ウィナーズカップ(別府)
優勝:松浦悠士
第6回ウィナーズカップ(宇都宮)
優勝:清水裕友
第5回ウィナーズカップ(松阪)
優勝:清水裕友
第4回ウィナーズカップ(福井)
優勝:松浦悠士
第3回ウィナーズカップ(大垣)
優勝:脇本雄太
第2回ウィナーズカップ(松山)
優勝:武田豊樹
第1回ウィナーズカップ(高松)
優勝:郡司浩平

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