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2021/04/05

P-Navi編集部

防風対策もバッチリ!自転車アクセサリー編 Vol.2

防風対策もバッチリ!自転車アクセサリー編 Vol.2

例年になく寒さの厳しかった今季の冬。だいぶ暖かくなってきたとはいえ、まだまだ寒暖差は大きい。自粛が必要な状況ではあるが、アクティブに乗り切りたい。今回は第2弾として、寒風の中でも長時間走る自転車で使える自転車専用やワーク系の高機能アパレルをご紹介したい。

冬を乗り切ろう!自転車アクセサリー編 Vol.1こちら

 

【高機能インナー】
最初に揃えたいものは、インナーだろう。保温インナーは一般アパレルからも多く発売されており、すっかりメジャーな存在になってきた。スポーツ用のインナーは、体を動かすと体温が上がるので、汗ばむシーンも考慮した上で設計されている。

体から放出される水分を吸収し、発熱、保温する機能のあるインナーでも、スポーツや体を動かすシーンを想定したものは、吸汗速乾機能を備え、汗冷えを防いでくれる。乗車時は低温下でも、上り坂やスピードアップした際に汗をかく。吸汗速乾機能がないと、下り坂や休憩時で、急速に冷えてしまうため、この性能は非常に重要なのだ。

コンフォヒート ロングスリーブ(パールイズミ)水分を吸収して発熱、保温する「コンフォヒート」を採用。吸汗速乾機能で蒸れや汗冷えもしにくく、ドライな着心地を持続する。肌触りがやわらかく、やさしく身体にフィットする極上の着心地。S〜3L、ブラック。¥6,500(税抜)

生活の中でも、電車などで汗をかき、その後に冷えてしまうケースがあるだろう。発熱・保温と吸汗速乾の両方の機能を兼ね備えたインナーは持っていると、とても重宝する。

さらに寒い時期、持っていると便利なのが防風インナーだ。インナーの風が当たる部分が防風素材になっており、冷たい風をブロックし、体の温かさをキープしてくれる。寒風を遮る点ではアウターと同じだが、ウィンドブレーカーやベストを着るのではなく、内側に入れることで、着用するウェアのルックスも妨げず、スマートに寒さ対策ができる。

防風素材があしらわれるのは、前面の胴部分のみ、前後の胴部分、袖も含めた部分と商品により異なっており、好みや気象状況などに応じて選ぶ。全面が防風化されているわけではなく、熱や蒸気は排出する構造になっており、保温効果はマイルドで、暑すぎてしまうことはないようだ。厳寒期には、防風インナーとウェア、ジャケットやウィンドブレーカーと重ね着するのが一般的だ。防風インナーがあれば、肌寒くなってからも春夏用や薄手のウェアを着用することもでき、とても便利である。

防風素材に強いブランドが展開する防風インナーは高品質で、防風素材と保温・吸汗速乾素材を組み合わせ、縫製や伸縮性にもこだわり、温かさと快適さ、着心地をかなえている。防風素材であることも忘れてしまうほど、しなやかだ。運動量が多くなるなら、背面から熱や湿度を逃す設計のインナーの方が快適に乗れるだろう。レディースの展開もある。

Mゴアウィンドストッパー ベースレイヤー サーモ タートルネック(ゴアバイク)。ハイネック仕様で首まで温かいハーフジップタイプ。GORE® WINDSTOPPER®素材を袖から肩まわり、前身にかけて施した。ボディー全体は吸水と速乾性に優れ、内側はサーモライニングの採用で温かく、縫製を最小限にし、なめらかな着心地。伸縮性も高くフィット感も快適。ともに2色展開。男性用S-XL、女性用XS-M。13,000円(税抜)

Mゴアウィンドストッパー ベースレイヤー L/S シャツ(画像は女性用)
外側から見えにくいラウンドネックタイプ。薄く伸縮性のある、GORE WINDSTOPPER素材を袖から肩、前身と腰まわりに施し、芯を冷やさない。背面は吸水と速乾性に優れた素材とし、乗車時の熱をスムースに逃してくれ、快適。伸縮性も高く、心地よいフィット感。男性用S-XL、女性用XS-Mともに2色展開、10,000円(税抜)
*サーモ素材のラウンドネックロングスリーブや半袖タイプも男女ともに展開

自転車用に限定せず、リーズナブルな価格で販売されている防風インナーも幅広い層に支持されている。

BT 防風 パワーストレッチハイネックシャツ(ボディタフネス)寒さの影響を受けやすい体幹部のみ防風加工が施された長袖インナー。スッキリとした着用感。防風部分は、表面を防風仕様にし、内側には肌触りがよく保温性に優れた微細裏起毛を使用した2層構造。縦にも横にも伸縮する適度な圧力で動きをサポート。防風部分もストレッチ性に優れており、動きやすさを考えた設計が施されている。防風インナーとしては破格の価格。S-3L 、黒、シルバー。オープン価格[オンラインストア価格2,680円(税別)]

さらに、同ブランドからは、ユーザーのリクエストに応え、袖まで防風タイプのインナーも登場している。こちらも背面まで防風で、極めて極寒の環境や、低温下でのゆったりライドなど、動いても体を温めにくいケースにオススメ。屋外でのスポーツ観戦や雪作業などにも、強い味方になってくれることだろう。

BT 腕まで防風パワーストレッチハイネックシャツ(ボディタフネス)前面、背面の体幹部分に加え、腕から肩まで防風コーティングが施された最強保温モデル。ロードバイクユーザーに人気。S-3L、黒。オープン価格[オンラインストア価格2,980円(税抜)]

スタート後の気温変化が激しい場合や、途中で天気が変わる場合などは、インナーであっても脱着可能なモデルが便利。暑すぎて辛くなる可能性も回避できる。

BT 防風 パワーストレッチベスト(ボディタフネス)同シリーズの防風部分をファスナーで着脱可能なベストタイプとしたインナー。簡単に着脱でき、持ち運びも可能であることから、気温変化に合わせて脱ぎ着することができる。S-3L、黒、シルバー。オープン価格[オンラインストア価格2,980円(税抜)]

同シリーズは男性を想定したサイズ展開だが、Sサイズは身長155㎝~165㎝、胸囲は80㎝~88㎝に設定されており、女性ユーザーも少なくないという。いずれも内側は吸汗速乾素材ではあるが、ファーストレイヤーに吸汗速乾素材のインナーを入れると、より快適に着られるという。

寒風が当たる部分を局所的に守り、ライド中にも着脱ができる、という便利さをかなえる、簡単に脱着できるアイテムも。

インナー ウォーマ(パールイズミ) ジャケットやジャージの下に着用し、冷風があたる前面をカバーできる防風の保温アイテム。蒸れにくいよう透湿性にも考慮。首の後ろでベルトのベルクロを固定する方式であり、着脱も簡単。ポケッタブルで持ち運びも便利。ワンサイズ(対応首周り37~45㎝)、黒。3,600円(税抜)

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