桜を求め、春のSakura Rolling Hillsへ

前回は悪天候で、大急ぎの立ち寄りになったが、今回は好天につき、かなり余裕がある。パン、和菓子、洋菓子、生ケーキとラインナップが豊富なのだが、春らしい色味や、桜をかたどったパンなど、季節の商品が多く、前回の来訪時と比べ、ラインナップがほぼ入れ替わっていた。時間は前回よりあれど、見て回るほどにどれも欲しくなって「買うものを絞り込めない事件」が発生する。
桜をかたどったパン
スイーツも豊富
悩み抜いた結果、「お菓子のさかいが創業108年目に見つけた、卵と牛乳の黄金比」というポップに惹かれ、ふわふわのパンケーキサンド「うふれっと」に決めた。フランス語の卵「うふ」と牛乳「れ」から名付けられているそうだ。フレーバーは、さくらもちが挟まれているという季節限定のものをチョイス。今回の走行メンバー中、3名がこれを選んでいた。さすが、桜がテーマのライド。
ふわふわのパンケーキサンド「うふれっと」。季節限定のさくらもち風味は春らしいルックスも、味も◎
外に出て、さっそくいただくと、通常のパンケーキともシフォンケーキと異なる食感で、ふわふわながらも、キメの詰まった極上の生地。この間に桜の香りのクリームと、ぎゅうひが挟まれ、和風のテイストも醸し出している。あっという間に食べてしまった。もう2つくらいイケる軽さ!
このままここにいると買い物が止まらない危険があるため、出発することにした。美しい川沿いを行く。桜の種類や日当たりなどの条件により、咲き始めたばかりの桜もあれば、満開の桜もあり、走っていてもとても楽しい。
黄緑色の川岸とピンクの桜。春満開だ
橋の上から春の景観を楽しむ一行
桜並木を抜け、川と並木を見晴らせる橋の上で小休止。若草に覆われた川岸と桜の木々が並ぶ様子が、のどやかで、美しい。
桜のトンネルを潜り抜ける
写真撮影などを楽しんだ後は、桜のトンネルを抜けたり、美しい並木を愛でたりと、自転車散策をたっぷりと楽しんだ。
ここから、ヒルクライムパートが始まる。この土地で開催が続いているロードレースのコースとしても有名な上りに差し掛かる。前回走った時に比べると、圧倒的に緑の量が増えていた。まだ葉をつけていない木々も当然多いのだが、ここから新芽が生まれてくるという息吹のようなものが感じ取れる春の景観には、見ているだけで元気をもらえるようなパワーがある。
ヒルクライムがスタート
美しい田園風景の間を抜けていく
里山を越え、古殿町へ。ここも桜で有名な町である。
前回訪れたときは、霧が漂い神秘的だったが、今回は晴天に恵まれ、山々と林、田園風景とが織りなす昔話のような光景も陽の光に輝いていた__。
鮫川沿いには1000本を超える桜が並ぶ。この桜並木がピンクに染まるさまを見にきたのだが、残念ながら、桜の花は、まだ開いていなかった。各所に黄色いスイセンが咲いていたのだが、今年は花の季節がずれたのかもしれない。少し残念には思ったが、桜のつぼみはいまにも開きそうなくらい膨らんでいる。こういう「希望いっぱい」のオーラを味わうことも、価値があるかもしれない。
桜の季節には少し早かった、残念!
※ランチは郷土食の農家レストランへ!
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