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2023/09/04

P-Navi編集部

走ってみっぺ南会津2023!(前編)

走ってみっぺ南会津2023!(前編)

夏の「走ってみっぺ南会津!」が帰ってきた。会津高原の自然の中を走り、景観や地元のグルメを楽しむ人気ロングライドだが、東京2020オリンピックへの配慮や、コロナ禍への対応などで、近年は、開催できた年でも9月開催が続いていたのだが、今年は4年ぶりに、緑が鮮やかな7月の会津高原で開かれることになった。

走ってみっぺ南会津2023
美しい盛夏の会津高原で開催された「走ってみっぺ!南会津2023」

今年は、元々開催が定着していた「海の日」にライドが設定され、前夜祭も制限のない形となる。夏の「走ってみっぺ」が、まさにフルスペックで帰ってきたのだ。
7月上旬から日本列島を猛暑が襲い、この週末も酷暑が予想されていた。筆者も不安で事前に何度も天気予報を確認したが、南会津の予想気温はいつ見ても拍子抜けするほど低い。考えれば納得なのだが、メイン会場はスキー場であり、高原地帯に位置することから、夏でも涼しいそうだ。最高気温は連日、東京よりも5~6度低いとか。これほどベストポジションに位置していたのかと、改めてこの土地のポテンシャルをかみしめた。

走ってみっぺ南会津2023
前日に参加者を集め開催された前夜祭。「楽しむこと」「楽しませること」に全力だ

前日夕方に「会津高原たかつえスキー場 スペーシア」へと参加者が続々と集まってきた。ここでまず、前夜祭が開催される。地域の上質な食材を贅沢に使った料理や、地元のお酒がふるまわれ、食の魅力度が高いことに加え、栃木のプロチームの選手たちも参加し、大いに盛り上がる。前夜祭パーティーをメインイベントと捉える参加者もいるほど、人気が高い。実際のところ、ロングライドイベントには珍しく、前夜祭込みのパッケージでのエントリーが主流だというから驚きだ。
冒頭には銘酒「花泉」の鏡開きが行われ、そのあと参加者にふるまわれた。料理台にはセルフサーブ型で郷土料理が並ぶ。地方色があり、味のよいメニューに舌鼓を打ちながら、それぞれの卓を囲んだ参加者たちは笑顔で話に花を咲かせた。憚られることなく、食べて、しゃべって、笑い合える空間は久しぶりで、参加者のテンションも、4年前よりさらに
高かったように思う。

花泉
ふるまわれた地元の銘酒「花泉」

走ってみっぺ南会津2023の前夜祭
よくある定番のパーティーメニューではなく、地元の食材を惜しげなく使った料理が並ぶ

走ってみっぺ南会津2023の前夜祭
思わずおかわりしたくなる地元のお米

山椒漬け
風味豊かな「山椒漬け」

まんじゅうの天ぷら
毎年人気の「まんじゅうの天ぷら」

ステージでは、プロ選手たちのトークショーや、地元提供の賞品をめぐる抽選会などが開催され、大いに盛り上がった。

走ってみっぺ南会津2023の前夜祭
会場の熱気は時間を追うごとにアップ!前夜祭は大盛り上がりで幕を下ろした

※いよいよ、翌日は大会当日!! 次のページへ→

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