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2020/03/13

P-Navi編集部

屋久島ヒルクライム2020

屋久島ヒルクライム2020

全参加者が順調にフィニッシュしたこと、このあとの雨の可能性が高かったことから、時間を少し早めて下山が開始された。2グループに分かれ、鹿屋体大のメンバーを先頭にスタート。路面が濡れている箇所もあり、慎重に下っていく。

2グループに分け、サポートライダーの先導で下山

反対側から眺める景色はまた表情が異なって見え、ゴール後の気持ちの余裕もあって、美しさもひとしお。霧が晴れ、海まで見渡せる瞬間があったりと、屋久島ならではの美しさ、神々しさを楽しみながら、下ることができ、通常のヒルクライムレースでは無機質な動きとなる下山も、大いに楽しみながら走ることができ、参加者たちも満足げだった。

生き物のように形を変える霧の美景に、バイクを停めて見入る参加者たち

海に向かって下っていく。絶景の連続だ

スタート前の集合場所となった宮之浦支所に再集合。ここで完走証となる盾が贈られた。すべて天然の屋久杉を使用しており、木目に個性がある。好みの木目探しを楽しみ、選び取った盾を大切そうに持ち帰っていた。

下山し、出迎えた家族と合流する岩川選手。まだ中学生ながら、女子総合2位に

この日は雨の予報を受け、出走を断念した参加者が多く、出走は48名。総合優勝を飾った橋本耕太朗選手は第一回大会の覇者でもある。今年のタイム「28分48秒」は自己ベストに及ばず、また来年の挑戦を誓っていた。

総合上位の表彰(翌日開催)。所属チームの「決まり」というキメポーズをリクエストし記念撮影

この絶好の環境で臨むヒルクライムレースは、今後参加者が増えていくだろう。どんな記録が生まれるのか、また、どんなドラマが展開されるのか、とても楽しみだ。

絶景を望む美しいコースが参加者を待っている。厳しいが、楽しい

この翌日は島一周サイクリング。ヒルクライムの参加者のほぼ全員が、このまま翌日のライドに参加する。思うような結果が出せた参加者も、そうでもなかった参加者も、屋久島の夜を楽しみ、翌日に備えたのだった。

写真提供:2020サイクリング屋久島&屋久島ヒルクライム/編集部

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